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世界サブカルチャー史70年代で「太陽を盗んだ男」

2023年09月18日 | TV・ラジオ・CM・映画

 


「世界サブカルチャー史 欲望の系譜 シーズン3 日本 逆説の60-90s 第2回 70年代編」

明日、再放送があります。9月19日(火) 午後2:30 〜 午後3:00

 

シーズン3 (6)日本 逆説の60-90s 70年代 第3回 - 世界サブカルチャー史 欲望の系譜

70年代後半。2度のオイルショックも乗り越え、ジャパン・アズ・ナンバーワンと謳われた日本だが、語り玉木宏。核家族化が進み「ニューファミリー」が流行語となった7...

シーズン3 (6)日本 逆説の60-90s 70年代 第3回

 

1978年、ザベストテン、放送開始。
女性たちの人気を不動のものにしたのが、荒井由実。中央フリーウェイに、異邦人が流れた。
宇宙戦艦ヤマト、銀河鉄道999、の大ヒット。
現実社会では1977年のロッキード事件、ピーナッツが話題に。
中東ではイラン革命、第二次オイルショック。これが原子力発電所の推進を進めていたが、スリーマイル島原発事故が起こる。

1979年、沢田研二主演「太陽を盗んだ男」中学の理科教師が原子爆弾を作るという、破天荒な問題作。監督はゴジこと、長谷川和彦、カルト的人気を誇るが実は二本しか発表していない。

盗んだプルトニウムで原子爆弾を作ろうとする主人公、無気力に生きる彼にとって、それが心揺さぶられることだった。

爆弾の完成後、主人公は爆弾に問いかける「いったい何がしたいんだ、お前は」

長谷川和彦自身が体内被曝しているので、被ばくに対する意識は強かったはずなんですが、ただし 半原発的なメッセージを盛り込もうとしていたのは違うと思う。
彼はあくまでも主人公の絶望的な、彼には生きる感覚が無いんです。彼は生きる感覚を手に入れるために、プルトニウムを盗み原子爆弾を作る。
彼の孤独感、孤立した孤独な生き様を描きたかったのだと思います。

やるせない思いの主人公、結局政府に要求したのが、ローリングストーンズの来日公演だった。
全体を揺さぶるときに個人の欲望としてのストーンズ来日公演みたいなことが、出て来る辺りが70年代の絞り込みとして、長谷川和彦ぽい。

お前が殺していい たった一人の人間は、おまえ自身だ。

お前が一番殺したがっている人間は おまえ自身だ。

高度経済成長を経て、豊かになった日本人。しかし、集団から個の時代へと移り変わる中で、人びとは次第に精神的な支柱を見失い始めていた。
豊かさの中の空虚、社会と個人の分裂がほの見えたかのような、70年代末の日本。



明日の夜Eテレ10時45分から、バブル時代の80年代へと続きます。

シーズン3 (7)日本 逆説の60-90s 80年代 第1回 - 世界サブカルチャー史 欲望の系譜

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シーズン3 (7)日本 逆説の60-90s 80年代 第1回

 

日本の60年代から始まった、この番組。60年代から70年代の初めの番組エピソードは、自分自身は子供だったが、それでもあんなことがあったと思い出して、とても懐かしい。

70年代の半ば辺りから、ちょっと自分も大人になって、社会の一員として活動し始めた。バブルの中枢からは遥か遠くても、社会の動きの中で働き、少しは世間が見えてきた自分がいる。

80年代、自分はディスコで踊ることなどない地味な生活ではあったけど、まさにバブルに踊っていた大企業関連の片隅で仕事をしていた。ものがバンバン売れていた、当時の会社内の狂騒を思い出して、明日の放送も楽しみです。

コメント (2)

勝手にしやがれ、男らしさに憧れる曲「世代を超えて愛される最強ヒット曲50連発!」

2023年09月18日 | TV・ラジオ・CM・映画

前の番組から切れ目なく始まったTV東京系「世代を超えて愛される最強ヒット曲50連発!」 いつの間にか番組が始まっていて、あれ? 17歳の中森明菜ちゃんの映像に「ヤンヤン歌うスタジオ」とあったので、ジュリーも新たにヤンヤンから新しい映像が発掘されていないか?と期待した。あれだけ、レギュラーのようにヤンヤンに出演していたんだから。

31歳の飲み過ぎたサラリーマンの男性は、ス-パー勤めで、仕事に真面目に向き合っているのに、心無い客にストレスを抱えているそうな。好きな曲はなんですか?

沢田研二さんの曲。

若い世代の人だったので、ジュリーを選曲すると思わず、かなり意外(^^;

で、今まで見たことのないジュリーの映像かと期待したら、やっぱり今まで放送されたものと同じだった。他には残ってないのん?

あれだけ番組に出演したのにね。勝手にしやがれ、TOKIOの他に「ヤンヤン歌うスタジオ」のジュリー映像は無いのだろうか?

番組は「ユーは何しに日本へ」の番組とのコラボみたいに始まって、外国の人が好きな日本の曲を語ったり、いつもとは ちょっと面白いイントロダクションでした。「北国の春」を選んだ、外国人のチョイスに驚き、歌う千昌夫さんの映像を見ていたら、数年前に岡山のライブのジュリーのMCだったと思う、千さんが自宅にやってきて、二人で一緒にライブをしないかと持ち掛けられた、という話を思い出しました。丁重にお断りしたそうだけど、なんで?!と思ったそうです。有り得ないけど、千さんとではファン層が違い過ぎそう・・

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