うたかたの夢暮らし 睡夢山荘にて(Dream life of Siesta hut)

夢から覚めた泡沫のごときだよ、人生は・・
せめて、ごまめの歯ぎしりを聞いとくれ

江戸東京博物館へ

2017-03-16 08:35:59 | まち歩き

両国にある江戸東京博物館へ、“江戸と北京-18世紀の都市と暮らし”の特別展の観覧へ行った。

目玉は、江戸・日本橋の賑わいを描いた「熈代勝覧」と、乾隆帝80歳の式典に沸く北京の風景を描く「乾隆八旬万寿慶典図巻」、そして康熙帝60歳の式典を描いた「万寿盛典」の、同時代の江戸と北京を一目で比較できる展示である。

熈代勝覧

乾隆八旬万寿慶典図巻

隣り合った地域で同時代に隆盛を迎えた清朝政権と徳川政権であったことを改めて識った。

両展示物の詳細緻密さと類似した構図など、昔人の高度な技術力量と共に驚嘆ものであった。

これに比して現代人の個別力量の退化や未熟を確認した。

特筆、思わぬ幸運・・・“3/15の観覧料が65才以上無料”の幸運に遭遇した。

珠には、良いことも有るものだ・・・・

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春準備

2017-02-25 14:45:41 | まち歩き

造園職人の友人に紹介された、桜ミニ盆栽教室に参加した。

晴海トリトンスクゥエアの植栽管理しているメンバーによる講習会である。

品種 旭山の一才桜の苗木を鉢に植え替え、苔とタマリュウと云う下草を植え付けて完成である。

講習料、材料込で1500円は、お値打ちである。

勝鬨橋を渡って築地を目指す散歩である。

春は近い!!

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確定申告

2017-02-24 15:46:46 | まち歩き

確定申告で2万5千円の還付金が発生するのと、我が町探訪を兼ねて片道5kmを税務署まで散歩した。

確定申告はもう彼是10年の経験である。自宅PCから税務署HPアクセスする申告書作成も馴れたものである。

税務署も書類確認5分もかからず受理され、帰路は中川~立石駅前~青戸~お花茶屋を経由した往復2時間の散歩であった。

中川は江戸川と荒川の間を流れ、本流は新小岩の辺りで荒川と合流する。写真は本奥戸橋であるが此処から約2km下流が荒川との合流点である。一方上流1km辺りで分岐した掘割が環状7号線と並行して直線的に流れ、浦安の東京ディズニーランドの辺りで東京湾へ流れ込む。 昔日の水運に果たした役割は大きかったのであろう。

河川堤防の川側テラスの標識である。海抜3mの位置より堤防の向う側の立石駅周辺は1m程度は低いと思われる。

台風、大雨の氾濫のみの想定で、東日本大震災規模の津波には、全く備えていないものなのだろうと実感する。

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リハビリ散歩

2017-02-12 09:23:10 | まち歩き

腰痛、膝痛に加えて久しく無かった、風邪と高熱と原因不明の皮膚ピリピリ痛が重なった。

スキー2回と山歩き1回の計画イベントがキャンセルの事態となった。

加齢が原因とは云え、座してばかりも居られない。昨日に引き続きリハビリ散歩である。

我が共同住宅最上階からの眺望で富士山と筑波山を探した

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しぐれ茶屋 侘助

2012-05-31 08:46:24 | まち歩き

  おばんざい の店である

東京~鹿児島の旅の帰路、京都で一夜、一日逗留観光した。

午後3時過ぎに予約のホテルにチェックイン、長旅の汗と埃をシャワーで落とし夕食までの時間で祇園を散歩することにした。

烏丸4条通りはデパートや銀行が集中し人通りも多く、京都でも繁華街なのだろう。

周辺の錦市場などは明日の散歩に残しておいて、まずは八坂神社を目指した。早速和服姿の二人連れに行き逢ったのだが、一人は流石京都と思わせる小股の切れ上がったいい女といった風情なのであるが、もう一人が見るからに男なのである。これも、流石に京都なのであろう。

途上、渡った四条大橋から見た鴨川の流れは東京の隅田川、多摩川とは想像できない水の清らかさである。緋鯉を含めて大振りな鯉が橋の上から見られ、川岸には川遊びの人々が気持ちよさそうに戯れている。

四条大橋を過ぎると観光ガイドブックを片手に行き交う人や外国人が目だって多くなる。東京に比べてアジア系よりヨーロッパ系の観光客が多く見られるような気がする。修学旅行シーズンなのか、この類のグループ多く見られる。

八坂神社は広い伽藍配置が印象に残ったくらいの社で、家人の意向は美人社へのお参りがメインだったらしい。217_2

讃岐うどんハシゴ以降、明石焼き6個を家族3人で分け合ったのみで夕食まで我慢した効果か、予約の8時までは待てないと、予約変更をお願いした。 平日だということも有ったのだろう快く変更を了承していただいた。まあ、思ったより暇な店なのかなー・・・と一抹の不安が・・・

時間変更しても、まだ1時間半程度の余裕がある。

花見小路を歩く。221_2

電信柱と電線が無く板塀と石畳の通りは、それだけで古都の風情を醸し出している。夕刻ということもあり街灯も点きだしたのだが、これも上からではなく足元の間接照明を意識し効果的である。花見小路メイン通りも良いのだが、一歩脇道を歩くと覗きたくなるような垂涎の店がある。

これだけでも、もう一度訪れてみたいと思わせる町並みである。この時刻は舞妓や芸妓さんがお勤めに出る時間帯なのだろうが、残念ながら行き逢うことが無くて少々物足りなかったが・・・・。

四条通から北へ5、600m歩き、3mほどの川の傍に小さな店が有った。カウンター7席 テーブル4人掛け1席の店である。

店長と和服女性の二人で切り盛りしている店である。カウンター越しに店長の手裁きを見ながらおまかせコースで料理は進む。”小松菜と油揚げの炊いたん”、

223”マグロと平目と湯葉のお造り”224 225

、”"わらびの煮びたし"

"加茂茄子とピーマンの揚げ出し”と続き、お酒は伏見の純米吟醸 “玉乃光”と”桃の滴”を頂いた。京都の野菜の話や茄子の色よく揚げるコツなど、酔いに任せて調理中の店長に、気楽にお相手いただいた。226227

筍と牛肉の煮物に続き、”冷やしトマト”の爽やかな甘味で口直しして、

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豚の角煮の濃厚な味を堪能した。これには”桃の滴”の辛口が良く会った。

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この後”鰯の竜田揚げ”がてんこ盛りの葱と一緒に出され、

231最後に”焼きおにぎりと京漬物”で〆である。と思ったら、232

飲み足りない顔をした私の前に差し出されたのが”海鼠腸”で、玉乃光をもう1杯。 

家人にはもう一品”和風オムレツ”のサービスを頂いた。233

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