日本霊異記 上中下 を読んだ。これは、平安時代初期に書かれ、伝承された最古の説話集で、話の時代は奈良時代から平安時代です。実話なのか創作なのかはわからない。読んだのは講談社学術文庫版で 原文、現代語訳、語釈、解説から成っていてとても読みやすくて、3巻を一週間で読破してしまった。
読んでみて、因果応報の話が多いのがわかった。悪いことをすれば必ず報いがくるというわかりやすい内容だった。仏教を題材にした話も多くて信ずれば救われるというものです。個人的には私自身も善行ばかりして生きてきたのではないので身につまされる話もあってドキリともした。
単に昔話ではない教訓的な話も多いので現代にも通じる説話文学と思いました。ただ、各説話が解説で今昔物語集のもとになっていると言うパクリ解説は余計なことだと思う。予想以上に面白かったので奈良時代から平安時代の古典に興味のある方はお勧めできる本です。
読んでみて、因果応報の話が多いのがわかった。悪いことをすれば必ず報いがくるというわかりやすい内容だった。仏教を題材にした話も多くて信ずれば救われるというものです。個人的には私自身も善行ばかりして生きてきたのではないので身につまされる話もあってドキリともした。
単に昔話ではない教訓的な話も多いので現代にも通じる説話文学と思いました。ただ、各説話が解説で今昔物語集のもとになっていると言うパクリ解説は余計なことだと思う。予想以上に面白かったので奈良時代から平安時代の古典に興味のある方はお勧めできる本です。
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