ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

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■Inti Raimi【移転】

2007-10-23 22:57:14 | 湘南・東京以外のレストラン

インティライミ(ペルー料理/川崎)

*在日ペルー人たちと海外旅行気分を味わおう!

ネイティブオーナーのペルーレストラン。川崎駅西口の大通り沿いにあります。駅からは徒歩5分ほどかな? カタカナで店名が書かれたオレンジ色の看板はかなり目立つのですぐに分かります。
「在日ペルー人たちと海外旅行気分を味わおう!」というノリで、月に一度の民族音楽ライブを狙って初訪問。
いつもは都内でつるんでいる橙さんのオゴリで、ペルー料理そのものも初体験です。



ペルー料理って?
豊富な海&山の幸と多彩な調理法によって作られるペルーの料理は、「南米一美味い」と言われているそうです。
ペルーは太平洋側に南北約3千キロも続く長い海岸線があり、中央にはアンデス山脈、東側にはアマゾンの熱帯雨林と、広大な自然が広がります。海沿いの豊かな漁場は新鮮な魚介類、ジャングルは淡水魚やトロピカルフルーツ、アンデスの山脈地帯はじゃがいも、トマト、とうもろこし、唐辛子などの生産地として有名です。これらの豊富な食材を実にさまざまな調理法で仕上げるペルーの料理は「クリオーヤ」と総称されています。先住民に伝わる昔ながらの料理に、スペイン植民地時代に持ち込まれた食文化やアラビアやアフリカの影響が加わり、イタリア、中国、日本からの移民たちからも独自の食材や調理法がもたらされて今に至ります。
バラエティ豊かなクリオーヤ料理は、様々な国の食文化が融合して形作られてきたのです。

というわけで、いただいたお料理は、

セビッチェ・インティ
セビッチェ(魚介のマリネ)とチョリートス(ムール貝のマリネ)を一皿に。どちらもペルーの代表的なお料理。

新鮮な魚介類を野菜と一緒にレモン汁、クラントロ(香菜)、香辛料(アヒと呼ばれる唐辛子)などで和えたセビッチェは、魚を生で食べる習慣がある日本人の味覚にマッチした一品。
ただし、香菜の匂いはかなりきついので、苦手な人は要注意。
使われているレモン汁はペルーレモンのもの。緑色でピンポン球ほどのこのレモン、見た目も味もライムにそっくり。
チョリートスのムール貝は細かく刻まれています。
付け合せのカモーテ(ペルーのさつまいも)やとうもろこし(粒がデカっ)がウマ~(゜д゜)!!。

Parihuela(魚介のピリ辛スープ)
タコ、イカ、ムール貝、カニの足やでかい海老が丸ごと煮込まれた豪快なスープ。

カニ爪やカニ足に割れ目を入れていないので苦労しました。
2人ともなりふり構わず手づかみでバリバリと割って食べましたが。
あと、微妙にぬるいのが気になりました。
たまたまだったのか、もとからそういうモノ(ペルー人は猫舌?)なのか…。
じっくり煮込まれて魚介の旨味がたっぷりと出た美味しいスープなので、個人的にはアツアツで登場して欲しかったですね。
味付けはもっと辛くてもいいかも。

ロモ・サルタード(Lomo Saltado)
細切りにした牛ヒレ肉を野菜と一緒に超強火で炒めた後、フライドポテトをまぜまぜして仕上げる、ペルー風野菜炒め。

添えられているライスの大盛りにぶっかけていただきます。
ペルーを代表する大衆食なのだそうですが、これがマジで美味い! 肉と野菜を炒める際に隠し味として少量の醤油と酢を加えるためか、日本人には初めて食べるのに妙に懐かしい味。
元々は移民としてペルーへやってきたリマの中国人が生み出した料理で、うんと強火で炒めることが美味しくするコツだとか。

デザート
上:ペルー風カスタードプリン 下:かぼちゃのホットドーナツ

練乳風味の甘いプリン(左)は真っ当に美味い(ペルー風というからには珍しい味がするのかと思った)。牛乳でなく練乳を使うところがペルー風?
かぼちゃのドーナツは蜂蜜みたいに甘いシロップにひたひたと浸かっています。すごくもちもちしていて、ちょっとクセになりそうな食感。でも、ホットドーナツなのに冷たい状態で出てきました(^^;)

クスケーニャ
ペルーのメジャービールだそうです。スッキリしていてとても飲みやすい。驚いたのは、デザートをオーダーした時、飲み物にこれをすすめられたこと!コーヒーとかお茶じゃなく「ビール」ですもんね。


サングリア
浮いているのは刻んだ林檎。赤ワインにフルーツや薬草を漬け込む養命酒みたいなものですが美味しいです。
ピッチャーにたっぷりなので飲み応えあり。

フォルクローレのライブは店内のカウンター前で行われます。

アンデスの“フォルクローレ”(民族音楽)のライブが始まりました。
楽器は、サンポーニャ(芦の管を吹いて音を出すパンパイプ)、ギター、ケーナ(縦笛)、ボンボレグロ(太鼓)、チャランゴです。
『コンドルは飛んでゆく』チックな音楽を聴きながら食事を、と思っていた私は、その後の展開に目が(・0・)テン!
なんと店中の客という客が席を立ち踊り始めたではありませんか!?
「ハァ?」と呆気にとられていると、お店の人に「何座ってるんですか」とばかりに踊りの輪に引きずり込まれてしまいました。
「エエエ~~~!!」と言いながらも店内の異様な熱気に飲み込まれていく私たち。
何故赤の他人同士が揃いも揃ってこんなに楽しそうなのだ~!?
もしかしてペルー人ってこんなことばっかやってるの??
音楽もコンドルは~どころじゃない激しさ(爆)だし~。
そんなこんなであっという間に3時間以上過ぎていました。



お腹いっぱい食べて、飲んで、踊って(^^;)、支払いは1人あたり5,000円弱。一皿の量がすごいので、4人くらいで行けば更に安く上がるでしょう。料理は思ったよりずっと美味しいのでオススメですよ。(ライブの日はちょっと疲れますが…)

インティライミ
□11:00~23:00 
□無休
□川崎市幸区大宮町15 三巧ビル1F
□044-511-4225

【移転しました】
IntiRaimi Azabujyuban
□11:30~14:00 17:00~23:00(L.O)
*土日は11:00~23:00 
□火曜定休
□港区麻布十番2-8-10 パティオ麻布十番 2F
□03-6453-7964
コメント (4)
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