シェフルールよこはま(フランス料理/横浜)
<2012年11月ネタ絶賛消化中>
【2015年11月に当時の日付で記事を編集しています】
※再訪店ですが、イベントにつき新規記事を作成します。
*テーマは「フレンチと和食の融合」
横浜フレンチを代表する3人のシェフ(シェ・フルール横濱の飯笹シェフ、ストラスブールの小山シェフ、エリゼ光の六川シェフ)がそれぞれに腕をふるい、共通のテーマに沿ってコース料理を完成させるという、なんとも魅力的なグルメイベント
饗宴レストラン。
2009年11月の「プレ・ノエル」、 2010年7月の「地魚と旬の野菜」、2010年11月の「ツール・ド・フランス」、そして今年5月の「伝統・現代・そして未来へ」に続き、早や5回目の開催となりました。
今回よりエリゼの六川シェフが抜け、創業昭和17年の日本料理店 梅林の三代目店主、山下料理長が後を引き継ぐことになったそうです。
開幕~!
スタートはシャンパーニュと、時節柄ボージョレ・ヌーヴォー。
アミューズ(飯笹)
ブルターニュ産オマール海老のグラタン エストラゴンのクリームソース
オードブル盛り合わせ
3シェフが3品ずつ担当した超豪華9点盛り!
全体はトップ画面をご参照のこと。仕切り付きの木箱にお節料理のような盛り付けで登場します。上(山下):鮟肝と分葱の酢味噌かけ、蒸し鶏の胡麻酢和え、天蕪の毛蟹あんかけ
中(小山):ズッキーニ南仏風ファルシー、雲丹のフラン、リ・ド・ヴォーとジロール茸のフリカッセ
下(飯笹):牛舌と芽蓮のレムラード、浦村産カキのソテー自家製スモークサーモン巻き、ひとみ五寸人参のムース ホロホロ鶏のコンソメジュレ
お魚料理
甘鯛松茸挟み焼き 雲子柚子味噌焼き(山下)
甘鯛に松茸を挟むという、日本料理ならではの趣向が素晴らしい。カリカリに焼き上げったウロコも香ばしくて酒が進みます。
白ワインといただいたけれど、ホントは日本酒の方がいいのかな?
お口直し
伊佐美(焼酎)とブラッドオレンジのグラニテ
お肉料理(小山)
蝦夷鹿ロースト ロッシーニスタイル(フォアグラ乗せ)
ワイルドライス、栗と牛蒡のブレゼ、南瓜ピューレのトリュフ風味
これぞまさにフレンチの王道。蝦夷鹿にフォアグラ、なんて素敵な組み合わせ! 栗もトリュフも旬のもの。
自家製パン
ストラスブール(小山)、シェ・フルール(笹塚)でお馴染みのパンも登場。
デザート
フルーツあんみつ(山下)、りんごのテュイルのコラボレーション(小山)、抹茶とピスタチオのブランマンジェ(飯笹)
デザートも3人3様の個性が光るゴージャス版。小山シェフの林檎づくしデザートは、ムース、カラメリゼ、コンポートが同時に味わえる渾身の1品。
飯笹シェフの抹茶とピスタチオのブランマンジェは、まさに和と洋の融合、そして、、、山下シェフのあんみつw
和テイストを意識したメニュー構成とはいえ、フレンチのコースの最後にまさかあんみつが出てくるとは(ご自分のお店でも出したことはないとのこと)!!
餡子がさっぱりした甘さで、意外や違和感はあまりなかったな。
ほうじ茶アイスとプティフール、コーヒー
ほうじ茶アイスは飯笹シェフ謹製。一夜限りの美食の宴の余韻に浸りつつ、しみじみと味わいました。
もちろんワインも飲み放題(^O^)/
食べるのに夢中で、泡も白も赤も、まーったく銘柄見ておりません
「横浜フレンチを盛り上げよう!」という3人のシェフの熱い思いが実現させたコラボレーションイベント。5回目にして和食との融合を果たし、今後どのような展開を見せるのかがとても楽しみです。
それにしても。こんな贅沢なお料理にワイン飲み放題で、15,000円ポッキリとは・・・採算は取れているのでしょうか?
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ストラスブール
□11:30~15:00(L.O 14:00) 18:00~22:30(L.O 14:00)
*日・祝は12:00~15:00(L.O.14:00) 18:00~22:00(L.O 21:00)
□月曜定休
□横浜市中区相生町2-52
□045-641-9389
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シェ・フルール横濱
□11:30~15:30(L.O 14:00) 17:30~23:00(L.O 21:30)
□水曜定休
□横浜市西区北幸2-12-26 Felice横浜
□045-342-6292
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梅林
□11:30~14:30(L.O 14:00) 17:30~22:00(L.O 20:30)
□無休(お盆・正月の1週間を除く)
□横浜市中区吉田町52
□045-251-7656