朝一番に、もっとも聞きたくなかった報せが舞い込んだ。
容体がずっと気がかりだったおいちゃんの訃報。
Twitterでつぶやきが途絶えたことを心配していた今月初め、あまりの眠さに耐えきれず、会社の更衣室で椅子に座ったまま寝ていた時のこと。
夢においちゃんが現れて「こんなところでサボっているとボーナス減らされますよw」と言われた。
「えっ!!どっから入ってきたの!?」と椅子から転げ落ちて目が覚めた。ほんの15分くらいの間のこと。
あまりにもにこにこと穏やかな表情だったから、実はうっすら嫌な予感がしていた。
おいちゃんとは共通のフォロワさんを通じてTwitterで知り合った。
満月ワインバーや地元のビストロで何度か一緒になり、横浜のSALONE2007では偶然3度も鉢合わせした。
口を開けば下ネタばかりなのに、何故かいやらしさを感じさせない不思議なキャラクターだった。
おいちゃんの地元の「300匹近い天然蛍が舞い飛ぶ穴場」に連れて行ってもらう約束は叶わずじまい。
せめてもう一度生身の状態で会いたかった。
今はただただ、ご冥福をお祈りします、としか言えない。
寂しさはもっと経ってからじわじわ来るんだろうなぁ。