ナンシー・Chang!のおいし~生活

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ローズガーデン@アメリカ山公園

2015-05-10 06:05:32 | おでかけ

アメリカ山公園(2015/05/09 04:12pm)

<2015年5月ネタ絶賛消化中>
【2016年11月に当時の日付で記事を編集しています】

元町中華街でゴージャスランチを堪能し、山手の洋館カフェへハシゴ。腹ごなしにのんびりと歩いて移動しました。みなとみらい線の元町中華街駅構内のエレベーターで楽々上れるようになったアメリカ山公園は、今まさにバラが満開! 思いがけず園内でお花見を。
3月末にもランチ~カフェで同じお店を訪れたけれど、その時は8分咲きの桜がきれいだったなぁ。
季節の移ろいと共に美しい景色が楽しめるところも横浜の魅力。さすがは日本有数の観光地!

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はまみらい
Hamamirai
横浜開港150周年を記念して選定されたバラです。明るいサーモンピンクの大輪種で、やや酸味のある甘い香りがします。
選定:2007年 日本
系統:ハイブリットティー

ブルーパフューム
Blue Perfume
赤みが強いラベンダー色。花弁は薄く、繊細で雨で傷みやすいバラです。株がコンパクトにまとまるので、鉢栽培に向いています。
作出:1978年 ドイツ
系統:ハイブリットティー

バニラパフューム
Vanilla Perfume
あたたかみのあるベージュがかったクリーム色の大輪の花を咲かせます。花もちの良さも魅力。
作出:1999年 アメリカ
系統:ハイブリットティー

ブルームーン
Blue Moon
青バラの代表的な品種。香りが豊かで耐病性に優れていますが、花弁が薄いので雨が苦手です。
作出:1964年 ドイツ
系統:ハイブリットティー

ザ・ポール・マッカートニー
The Paul McCartney
鮮やかなピンクの花弁とすばらしい香り。世界的大スターの名にふさわしく、世界最多レベルの華やかな受賞歴を誇ります。
作出:1991年 フランス
系統:ハイブリットティー

ゴールドマリー‘84
Goldmarie`84
花の色は濃いめの黄色ですが、赤みを帯びることもあります。花付きが良く、春秋ともに楽しむことができます。
作出:1982年 ドイツ
系統:ハイブリットティー

ツル フラウ カール ドルシュキ
Cl. Frau Karl Druschki
つる性のバラで、花弁が外から内に行くに従って小ぶりになる造形が見事です。
作出:1901年 ドイツ
系統:クライミングローズ

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アメリカ山公園のローズガーデンはバラの樹の数こそ多くはないけれど、徒歩数分の洋館のバラ園みたいに観光客でごった返していないからゆっくり見られるし、手入れが行き届いていて、種類をわかりやすく説明した札が立っているところがとてもいいと思う。
たっぷりと目の保養をして、エリスマン邸へ向かいました。
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SALONE2007でいただいたワイン/150509

2015-05-10 06:04:08 | お酒のお話
【2016年11月に当時の日付で記事を編集しています】
毎月第2土曜日限定、新生SALONE2007の「昼ディナー」。乾杯の泡、デグスタツィオーネ(お料理とのペアリング)でいただいたワインをご紹介します。

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Edmond Cheurlin NV Brut Carte Noire
NVブリュット カルトノワール

シャンパーニュ地方最南地区 オーブ最上のレコルタン・マニピュランと評価されているリシャール シュルラン。所有する畑は5haと狭小ですが、ピノ・ノワールが育ちやすい粘土まじりの土壌で、濃醇な酒質とフィネスが備わります。栽培はほとんど自然に任せ、この10年間農薬は使用していません。木製プレス、手動ルミアージュなど伝統的製法を堅持し、クオリティ重視のワイン造りに打ち込んでいます。そのリシャール シュルランのネゴシアン・ブランドがこちら。畑の名義(エドモンドは弟の名)に合わせてブランド名を変えただけで、使用している葡萄は同じです。インポーター ラシーヌ の合田泰子さんが、数年に渡る生産者たちとの交渉の末やっと輸入にこぎ着けたとのこと。
淡いゴールドの色調。力強い泡とともに立ち上るデリケートなフルーツアロマ。口当たりはピノ・ノワール主体の膨らみや柔らかさを感じさせ、クリアな酸や酵母のニュアンスが奥行きのある味わいを形成しています。軽やかでエレガントなスタイルながら存在感のあるシャンパーニュ。

産地:/フランス
生産者:エドモンド・シュルラン
品種:ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%

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Daniele Piccinin Bianco dei Muni
ビアンコ ディ ムーニ

アンジョリーノ・マウレ@ラ・ビアンカーラのイケメン愛弟子、ダニエーレのドゥレッラ。共同経営者でもあったレストランでソムリエとして働いていたダニエーレ・ピッチニンは、2006年に権利を売却し、ワイン造りを始めます。自ら開墾した畑はヴェローナ北東部、サン・ジョヴァンニ・イラリオーネという町の郊外にあるチーモ山の標高300m~450mの南東向きの斜面にあり、この地域に1000年近くにわたって存在したことが確認されている白葡萄品種ドゥレッラと、気象条件や標高が適合するのではという考えからピノ・ネーロが植えられています。農法はバイオダイナミクス。現在リリースされているワインは賃借した1.6 haの畑(平均樹齢20年)のもので、醸造はアンジョリーノ・マウレのセラーで行っています。
開栓直後の酵母由来の香りは時間と共に柑橘系へと変化します。グレープフルーツのような爽やかでシャープな酸味としっかりとしたミネラル、厚みのあるエキス感も感じられ、ボリュームのある味わいです。

ホントにイケメン(≧∇≦)
(奥様もかわいすぎる・・・美男美女夫婦)
産地:ヴェネト/イタリア
生産者:ダニエーレ・ピッチニン
品種:シャルドネ・ドゥレッラ100%

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Villabellini Sotto le Fresche Frasche 2013
ソット レ フレスケ フラスケ 2013

ヴィナイオータのワインイベント(2011年)で「私は喋ることが得意ではないの。自分のワインに「Taso」(ヴェネトの方言で「無言」「静寂」の意)と名付けたくらいだから。でも私のワインは饒舌です。私の代わりにあなたにたくさん語りかけるでしょう。それにじっと耳を傾けてほしい」という名スピーチをしたオーナーのチェチーリア・トゥルッキ女史。ワイン造りを始める前は、建築家兼ガーデンプランナーとして働いていたそうです。「中途半端に残糖分のある、高アルコール度数のワインを毎日飲みたいと思わない」という理由で、世界的にネームヴァリューのある「アマローネ」の生産を止めてしまったという変わり者?ですが、とてもチャーミングなおばさまです。ヴィッラベッリーニは、1700年代の建物と6ヘクタールの庭園からなる石壁に囲まれた屋敷で、その中に約4haのブドウ畑がありますが、ヴァルポリチェッラのゾーンでアマローネを造らない生産者は、おそらく彼女だけではないでしょうか。 
13年は、葡萄の品質がTasoを醸造するレベルにないと判断し、全量をこのヴァルポリチェッラに使用してしまいました。Tasoにはフレッシュな葡萄と陰干し葡萄の両方が使われていますが、このワインはフレッシュな葡萄のみをステンレスタンクで醗酵・熟成したのち翌春にボトリング。香りも、味わいも、名前も、ラベルも、とにかく可愛らしい!
明るいルビーレッド。赤い果実の瑞々しい香り、味わいは若々しくフルーティで、酸味もタンニンもかなり控えめ。

産地:ヴェネト/イタリア
生産者:ヴィッラベッリーニ
品種:コルヴィーナ、コルヴィノーネ、ロンディネッラ、モリナーラ

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Vini Rabasco Damigiana Trebbiano d'Abruzzo 2013
ヴィニ・ラバスコ ダミジャーナ トレッビアーノ・ダブルッツォ

ラバスコは、赤ワインが著名な生産地 アブルッツォで白もロゼも手掛けている生産者。伝統的な農法に倣いつつビオディナミを導入し、醗酵段階から一切酸化防止剤不使用と、徹底したこだわりを貫いています。醸造は、果皮浸漬を行った樹齢40年~60年に及ぶトレッビアーノを、伝統的なダミジャーナという大型のガラス瓶で発酵させ、完了を待たずにボトリングする「ヴィヴァーチェ(微発泡)」というスタイル。瓶内にガスを残しているワインはゆっくりとした熟成を進め、酸化防止剤の添加も必要なくなるというわけで、ボトリングのタイミングやヴィンテージによって異なる個性が楽しめます。「できるだけ手を加えず自然なまま」に造られているため、色合いや澱、独特の香り、抜栓してからの味わいの変化など、飲んでみるまでわからないミステリアスなワイン。

産地:アブルッツォ/イタリア
生産者:ラバスコ
品種:トレッビアーノ・ダブルッツォ100%

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L'Arco Valpolicella Ripasso Classico Superiore
ラルコ ヴァルポリチェッラ リパッソ クラッシコ スペリオーレ

アマローネ伝説の造り手「クインタレッリ」の弟子、「ラルコ」のリパッソ。この「ヴァルポリチェッラ クラシコ スペリオーレ」は、アマローネの搾りかすを加えて再発酵させる「リパッソ」製法で造られています。乾燥葡萄の複雑な風味とアマローネのようなストラクチャーを持ちながら、葡萄本来の透明感を併せ持つ、長期熟成させなくても今すぐ楽しめる飲み心地の良さが魅力。クインタレッリのもとで研鑽を積んだルーカ氏の手腕が見事に発揮されています。
輝くような明るいルビーレッド。干しぶどう、杏子、オレンジピールの甘酸っぱい香り。なめらかで凝縮感のある果実味と爽やかな酸味、タンニンは溶け込み馴染んでいます。キリッとした辛口なのに、どんどん膨らんで円やかなテイストに。ラストに焦がしたカラメルのような甘いフレーバーを感じ、長い余韻へと繋がっていきます。

産地:ヴェネト/イタリア
生産者:ラルコ
品種:コルヴィーナ50%、ロンディネッラ35%、モリナーラとクロアティーナ合わせて15%

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La Porta di Vertine Rosato
ラ ポルタ ディ ヴェルティーネ ロザート

設立した2006年と翌2007年に、いきなりあのジュリオ・ガンベッリのコンサルタントを受ける幸運に恵まれ、大きな注目を集めたキャンティクラシコのワイナリー。ガイオーレ・イン・キャンティの標高500mの畑で、自然栽培に取り組み、伝統的な手法でワイン造りを行っています。
【2016年11月追記】
2015年5月、残念ながらワイナリーは廃業となりました。実業家でもあるアメリカ人オーナーの企業が経営破綻し、そのあおりを受けたものと思われます。

キャンティクラシコの評価が高い生産者が造るロゼワインは、フリーランのジュースだけをオーク樽で野生酵母のみで発酵ののち、澱とともにセメントタンクで熟成、という贅沢な造り。
鮮やかな濃いめのバラ色。フレッシュなイチゴを思わせる甘酸っぱい香り、口に含んだ瞬間はほんのりと甘みを感じますが、時間が経つと酸味が増しドライでキリッとした辛口に。ラストにはグレープフルーツのような心地好い苦みも。「葡萄の美味しいところだけ」を実感できる、美しいロゼワイン。

産地:トスカーナ/イタリア
生産者:ラ ポルタ ディ ヴェルティーネ
品種:サンジョヴェーゼ100%

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Kante Vitovska 2011
ヴィトフスカ 2011

イタリア最高の白ワイン生産者の1人と称され、カルソのコンソルツィオ(協会)の初代会長も務めたエディ・カンテのワイナリー。一族は1840年頃からこの地にてワイン造りを続け、イタリアに9ha、スロヴェニアに6haと、国をまたがって計15haの畑を所有しています。化学肥料などの使用を一切行わない自然栽培を実践していますが、ビオディナミの認証には興味がないそうです。SO2は瓶詰め前に極少量添加するのみ。カルソのDOC認定のため尽力した立役者であるにもかかわらず、DOCの枠組みに縛られずにワイン造りを行いたいと、現在ほとんどのワインはIGT、またはVdTとしてリリースしています。カンテのワインは早くとも2年、物によって20年以上も熟成可能といわれ、 飲み頃を待つ複数のヴィンテージをストックしており、生産量は少量ながらも大きなセラーが必要となるため、ワイナリーの地下15mにはカルソの分厚い岩盤をくり抜いたセラーがあるのだとか。見てみたい!
個人的にはextroという究極の変態ワイン(5~6年分の樽底に溜まった澱をかき集めて造った、とんでもない代物! 品種は非公開)で印象深い造り手なのですが、今回はヴィトフスカ。スロヴェニア国境に近い地域の土着品種で、日本では圧倒的にヴォドピーヴェッチのワインが有名でしょうか。  
透明な淡いイエロー。リンゴや洋梨の香りに白い花のアロマ、硬質なミネラル感、すっきりとしたきれいな酸味。時間が経つと澄んだ黄色が濃くなって、ミネラルも酸もまろやかに。非常に落ち着いた味わいです。

産地:フリウリ ヴェネツィア・ジュリア/イタリア
生産者:カンテ
品種:ヴィトフスカ100%

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Trinchero Rosso Palme
ロッソ パルメ

私の「褐色の恋人」a-iuto! の生みの親、イケメンで、快活&爽やかで、曲がったことが大嫌いで、正義感に溢れ、独身で、資産家で、かっちょいい車とバイクに乗り、音楽とかもやっちゃったりして、美味しいレストランにも無茶苦茶詳しくて、おまけに造るワインも美味い! 全男性の敵のようなやつ(by 太田社長@ヴィナイオータ)、愛しのエッツィオ・トリンケーロ様の赤薔薇ワインです。甘口や微発泡ワインが造られることが多いブラケット100%でスッキリ辛口、しかも香りがバラ!という(≧∇≦)、薫り、味わい、余韻・・・すべてに艶めかしさが溢れる、まさにケチのつけようのない「絶世の美女」のような赤。こんな麗しいワインをあんなイイオトコが造ったと思うと、それだけでテンションが上がってしまいます(爆)!!

産地:ピエモンテ/イタリア
生産者:トリンケーロ
品種:ブラケット100%



アスティ地区、アリアーノテルメにある、トリンケーロ家は1925年よりブドウ及び、ワイン生産を始めた。この県で最も早く、ブドウ栽培農家による自家瓶詰めを行うための登記をした造り手(1952年)。バルベーラダスティの生産地として最良のひとつであるこの土地から、あくまでも伝統を堅持したワインを造りだす。樹齢15年以下の樹のブドウから出来るワインは、自家瓶詰めせずに桶売りをしてしまう。彼らのワインを代表するひとつであるヴィーニャ デル ノーチェは、1929年に植えられた樹齢70年を超えるバルベーラである、同名の畑のブドウから造られたワインである。樹齢の高い樹から厳格な収量制限をし、長いマセレーション期間、一切のお温度管理をせず、スロヴェニア産の樫の大樽で2年以上の熟成をさせる。
こうすることで、ワインは20年以上の熟成にも耐えうる酒躯を持つにいたる。

―インポーター資料より(写真も)―

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ワインといっしょにいただいたお料理は こちら 
★店舗情報SALONE2007
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SALONE2007/150509

2015-05-10 06:03:37 | 横浜・湘南のレストラン

サローネ2007(イタリア料理/元町中華街)

<2015年5月ネタ絶賛消化中>
【2016年11月に当時の日付で記事を編集しています】
※Twitterでの実況がなかったので、デジカメで撮った写真を投稿します。

*あくことなきクチーナ・クレアティーバの探究

バーニーズニューヨークに移転し、新たなステージを展開中の SALONE2007 に再訪。初訪問のランチで予約した、毎月第2土曜限定の「お昼にディナーコース」をいただきました。
伝統料理や地方料理を、様々な技術を駆使して「美食」の領域まで再構築した究極のイタリアン。ゴージャスに生まれ変わった空間で存分に堪能しました。

エントランス
店舗はB1Fです。繊細な薔薇モチーフのアイアンワークがお洒落!


店内風景とテーブルセッティング
テーマカラーのロイヤルブルーとゴールドを基調とした店内はシックで落ち着いた雰囲気。メニューとお料理イラストは封筒に。


inizio / 序章 A5サーロイン・ポテト・トリュフ
グラスシャンパーニュで乾杯した後、最初のお料理が登場。
開店以来、ずっとコースのスタートで供されているスペシャリテ。毎度のことながらめちゃくちゃうまい。

stagione / シチリアの薫り 青トマト・リコッタ・カツオ
ガラスの器が涼しげな初夏を感じさせる一品。グリーントマト、スペアミント、マスカットの緑が目にも鮮やかなガスパッチョ。鰹は様々なスパイスとともにマリネし低温調理、リコッタチーズにはシナモンの風味が。

fusione / 融合 豚・カラスミ・ピスタチオ
備前焼の器がシブくて素敵。
マスタードペーストを塗り、低温で火入れした仔豚のフィレ肉はびっくりするほど柔らかい。砕いたピスタチオと一緒に添えられている白い粉末もピスタチオ。ペースト状にしてマルトセックを加えたのちパウダー化したそうです。グリーンアスパラはシャキシャキの食感が仔豚の柔らかさと対照的で面白い。

ソースには豚肉の旨みと鮪のカラスミが溶け込み、これがタイトルの山の幸と海の幸の「融合」にリンクしているようです。

filosofia / 哲学 鮮魚・タコ・ハマグリ
こちらも開店当初からのスペシャリテ、鮮魚のヴァポーレ。
蒸した鮮魚(今回は真鯛)、明石産の蛸、千葉県産のハマグリを、オレンジオイルを垂らした出汁スープでいただく爽やかな一品。


自家製パン
140℃のオーブンでゆっくり蒸し焼きにしているという真っ白なパンは、どんなお料理とも相性が良く、お皿のソースをつけて(シェフも奨励していますw)食べるのにピッタリ。

nostalgia / 郷愁 アニョロットーネ・牛・ヘーゼルナッツ
パスタその1。
アニョロットーネは、残り物の肉料理を餃子の皮のようなパスタに詰めて作るピエモンテ州の郷土料理。柔らかく煮込んだアンガス牛のラグーを詰め込んだアニョロッティを、牛骨で出汁を取った旨味たっぷりのソースとヘーゼルナッツのピュレと共にいただきます。バターソースで火入れしたスイスチャード・ビエトラ、シロップ漬けのダークチェリーのアクセントが絶妙。

mare / 海 パッケリ・イカ・レーズン・松の実
パスタその2。
ナポリ発祥の「ビンタ」という名前の郷土パスタは大きな穴の開いた短い形状が特徴。イカわたを使った濃厚なソースで本物のイカに見立てる演出が楽しい。ニンニクの風味が食欲をそそります。トッピングの松の実、レーズンも味の変化が楽しめるアクセントに。

ピエモンテとナポリ、2皿で北と南の郷土パスタが食べられるという構成も心憎いですねー。

ristretto / 味覚の濃縮 牡蠣・青リンゴ・ヨーグルト・カルダモン
月替わりのワンスプーン、5月は、石川県産の岩牡蠣、生ハム、青リンゴのシャーベット、エシャロットの酢漬け、ヨーグルト、ディルとカルダモン。飲み込んでしまうのが惜しいほどの複雑で味わい深い一品。じっくり噛みしめてありがたくいただきました。

PERCEVAL ペルスヴァル
お肉料理を前にして、世界中の実力派シェフ御用達で名高い、フランス オーヴェルニュのテーブルナイフブランド「PERCEVAL ペルスヴァル」の9.47が登場。
製作の全工程が手作業、柄の部分に希少素材を使用、フランス国内では職人的手工業製品に贈られる名誉ある賞のグランプリを2012年に獲得、という素晴らしい切れ味を誇るテーブルナイフ。これでお肉をいただきます。ちなみに9.47という名前の由来は、ワインのアルコール度数に因るものらしいです。

rinascita / 再構築 仔牛・フォアグラ・マルサラ

美しい赤いお皿に乗って登場したのは、煮込んだ仔牛をマルサラポルチーニソースとペースト状にしたフォアグラでいただくという魅惑的なお肉料理。添えられたちりめんキャベツのバルサミコ酢が、こってり系ソースのアクセントになっています。

それにしてもなんと鮮やかなロゼ色・・・

掴む 手づかみで食べるチーズ(1,650円)
クロタン(山羊)、ブリア サヴァラン スペキュロス(牛)、ブリア サヴァラン トリプルクリーム(牛)の中から選びます。
トリプルクリームをチョイス。写真だとわかりづらいけど、トリュフが入っています。自然の表皮が全面を覆い、中は溶け出しそうに柔らかい。 クリーミーでコクがあり、トリュフが口に入るとその芳醇な香りが広がって余韻がいつまでも楽しめます。スペキュロスは上に砕いたクッキーが乗っていて、まるでレアチーズケーキみたいでした。

inventiva / 発想と創造 ババ・リクリツィア・ウィスキー
ラムシロップではなくウイスキーたっぷりのババは、下戸の人だと酔っぱらいそうなアルコール度数! 薬草のリクリツィアを使ったジェラートはほろ苦く、添えられた生クリーム、ミント、チョコレートと一緒にいただくと、甘いだけじゃない大人仕様のドルチェという印象。

binario / プラットホーム 小菓子
「また帰って来てください」という願いを込めて名付けられたお茶菓子のプレート。グレープフルーツの皮の砂糖漬け、ポレンタのクッキー、リーゾ・ネロ(シチリアの郷土菓子)、パッションフルーツのチョコレート、水飴と青リンゴのマシュマロ、メレンゲ。小さくても1つ1つ丁寧に作られています。

食後のお飲み物
ハーブティーで〆てごちそうさま。


①②③
④⑤⑥
⑦⑧⑨

いただいたワイン
Edmond Cheurlin NV Brut Carte Noire
NVブリュット カルト ノワール(シャンパーニュ/フランス)
泡/Edmond Cheurlin/ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%
Bianco dei Muni
ビアンコ ディ ムーニ(ヴェネト/イタリア)
白/Daniele Piccinin/シャルドネ・ドゥレッラ100%
Villabellini Sotto le Fresche Frasche
ソット レ フレスケ フラスケ(ヴェネト/イタリア)
赤/Villabellini/コルヴィーナ、コルヴィノーネ、ロンディネッラ、モリナーラ
Vini Rabasco Damigiana Trebbiano d'Abruzzo 2013
ダミジャーナ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2013(アブルッツォ/イタリア)
白/Rabasco/トレッビアーノ・ダブルッツォ100%
L'Arco Valpolicella Ripasso Classico Superiore
ヴァルポリチェッラ リパッソ クラッシコ スペリオーレ
(ヴェネト/イタリア)
赤/L'Arco/コルヴィーナ50%、ロンディネッラ35%、モリナーラとクロアティーナ合わせて15%
La Porta di Vertine Rosato
ラ ポルタ ディ ヴェルティーネ ロザート(トスカーナ/イタリア)
ロゼ/La Porta di Vertine/サンジョヴェーゼ100%
Kante Vitovska 2011
ヴィトフスカ 2011(フリウリ ヴェネツィア・ジュリア/イタリア)
白/Kante/ヴィトフスカ100%
Trinchero Rosso Palme
ロッソ パルメ(ピエモンテ/イタリア)
赤/Trinchero/ブラケット100%


食後酒
Logonovo
ロゴノーヴォ(左)
Ezio Cerruti Sol Moscato Passito
ソル モスカート パッシート(中)
La Stoppa AGENO
ラ ストッパ アジェーノ(右)
ちなみに私はアジェーノをいただきました。

⑨を除く8杯がデグスタツィオーネ(お料理とのペアリング)です。
※ワインの詳細データは こちら をご参照ください。

いや~なんというかとてつもない昼ディナーでした。
3月にランチコースをいただいた時は「このまま夜出しても遜色ないんじゃ?」と思ったけれど、さすがお値段が倍以上するだけあって想像を絶するほどグレードが上がっていました。
感動したのは、テーブルにセットしてあったオシャレな封筒にメニューとお料理イラストの他、お料理とペアリングするワインの産地と名前(日本語読みも)、そして「すべてのお料理にワインを合わせた場合」の総計(税・サ込み)までがしっかりと表記されていたこと。これはわかりやすくてとてもありがたいわ。
ちなみにお支払いは、ワイン、コース、サービス、消費税込みで23,166円に、食後酒、オプションでチーズ追加し25,480円でした。

SALONE2007
□12:00~13:00(L.O) 18:00~22:30(L.O 20:00)
□日曜、第1・3月曜定休
□横浜市中区山下町36-1 バーニーズニューヨーク横浜店B1
□045-651-0113
※前回のSALONEは こちら
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15/05/09のダイアリー*SALONE2007 *しょうゆきゃふぇ(エリスマン邸)*moomoo's

2015-05-10 06:02:28 | a day in the life

食欲が戻ったら、減った体重もまるっと帰ってきた
_| ̄|○
そんなに食べている自覚ないけど。。。







SALONEで超豪華ランチから~の、エリスマン邸 しょうゆきゃふぇ( ̄▽ ̄)
pic.twitter.com/A65AzchbjC






横浜で超ゴージャスランチ(いただいたのはディナーコース)終了、ただいま横浜駅。これから帰ります。





SALONE2007、バイ・ザ・グラスでハーフポーションのワイン付けてもらって、支払いは1人2万5千円ちょい。コースは12,000円だからすっごい良心的なCP。移転して家賃も上がったろうに、コスパは向上している。料理のグレードも格段にUP!! すごいとしか言えない。。。


※詳細は こちらの記事 をご参照ください。





逗子とうちゃーく!
moomoo'sでブルーベリーと朝しぼりミルクのミックス。
pic.twitter.com/t3w97kNyf9





えーと。明日はとりあえず断食な。




15/05/09のツイログ
★店舗情報SALONE2007しょうゆきゃふぇ(エリスマン邸)moomoo's
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