よねくら(日本料理/二階堂)
*夜の部もお昼に負けないクオリティ( ̄▽ ̄)
江ノ島での大満足ランチの興奮も冷めやらぬうちに、くいだおれツアー第1日は夜の部に突入。
10年ほど前、浄明寺の風情溢れる一軒家にて「1日2組だけ」の客をたった1人でもてなしていた米倉敏喜氏が、独立して始めた会席料理店です。
予約は2ヶ月前にかおりんが入れてくれました。
外観
4人だったので、鎌倉駅からタクシーでGO(^O^)/
車が止まったのは三連敗中の「Terra! terra! terra!」会場でおなじみ、覚園寺のすぐ近く。
あれこんな所だっけ???と思ったら、移転されたんですね。
こちらでの営業は3月からのようです。
お庭
テーブル席(個室)の大きなガラス戸越しに見える景色。
カウンター3席、4人掛けテーブル3卓というキャパシティ。あいかわらず予約困難ではあるものの、以前よりは定員が増えたもよう。
お料理はコースのみ。8,000円のものをいただきました。
当日Twitterで実況もしたのですが、山奥?で電波が弱いせいか上手くいかず、画像が貼れなかったり、ダメだと思ってやり直したら実は貼れていたためダブったりと散々だったので、記憶が確かなうちにブログにUPしようと思います。
先付
車海老、枝豆入り紫蘇ムース。蟹出汁のジュレかけ。
スタートにふさわしい、夏らしくサッパリとした食感の一品。
甲殻類好きにはたまりません。
八寸
見た目も美しい前菜。
なにげにお肉がメチャウマでもっと食べたかったw
お椀
南京白玉入りのお吸い物。お魚は真鯛、水菜の緑が涼しげ。
向付
お造りは鮑、鱸、イサキ。
鉢肴
焼き魚は鰆。幽庵焼きと塩焼き、2つの味わいが楽しめます。
酢の物
海老の緑酢。季節を意識してか、酸味の効いた酒の肴が。
ガラスの器が涼しげで、目にも美しい一品。海老はプリプリです。
炊き合わせ
フォアグラ玉子、焼き茄子、グリーンアスパラガス。
ここでフォアグラが出てくるとは!
正統派の和食にちょっとした遊び心を感じさせる止肴。
米倉@二階堂、堪能しました。ポン酒もさいこー(^O^)/
食前には梅酒をロックでいただきましたよ。
〆はお蕎麦( ^ω^ )
ご飯と止め椀ではなくお蕎麦が出てきます。
そういえば、浄明寺のこや乃時代も最後はお蕎麦でした。
この黒いお蕎麦がまた専門店顔負けの美味さです。
まあわたくし、それほど蕎麦にこだわりはないのですが、このお店のお蕎麦はわざわざ食べに行きたいです。
水菓子
デザートは嶺岡豆腐の黒蜜かけ。甘さ控えめでとっても上品!
旬の素材を贅沢に使い、手間暇かけて仕上げる料理は、美味しいだけでなく見た目も美しい。暑い季節ということもあり、涼感を意識した9品はどれも絶品でした。
ちなみに、移転前の瑞泉寺近くの店舗には結局1度も行けず仕舞い。実は前回のくいだおれツアー@鎌倉の際、訪問する気まんまんだったのに、なんと満席で予約できずという因縁がありました。
隠れ家感は前のお店の方が楽しめたかも。
■米倉
□12:00~14:30 17:30~21:00
□不定休(要確認)
□鎌倉市二階堂340-2
□0467-25-2395
※米倉さんの独立前のお店、ブログを始めたばかりの頃(9年前!)に記事を書いておりました。
こや乃/060730