モンド(イタリア料理/自由が丘)
*自由が丘で優雅に紅葉ランチ
なんと久々にリアルタイムでレストランレビュー!
初上陸の自由が丘で、初対面の人を含む総勢6名でのランチです。
とはいえソムリエの田村さんとはツイッターで何度かやり取りがあり、お店には興味津々だったのですが。
紅葉を眺めながら、気心の知れた仲間たちと和やかに会食しましょう―というコンセプト。
住宅街のど真ん中にひっそりと佇む隠れ家イタリアンという印象。
看板らしきものは、うっかり見逃してしまいそうなオブジェ?だけ、両脇を民家に挟まれた細い階段を下るとお店の入口に到着です。
最近になって写真撮影が禁止になったのは、近隣のお宅や住人が写り込むなどのトラブルが原因らしいけれど、この手の店舗は私の地元じゃスタンダード。
特に鎌倉辺りは普通の民家をそのまま使っていたりするけど、ご近所と揉めて撮影禁止なんて話は聞いたことない。
やはり色々な意味で湘南スタイルはユルいのか。。。
とってもスタイリッシュで雰囲気のいいお店なので、ご紹介できないのは残念ですが、写真ナシだと記事の作成は楽ですな。
窓から見える紅葉がまるで額に納められた絵画のよう。
白を基調とした店内で、お皿の上のお料理も美しく映えます。
アートのようなお料理の内容は、
初めに登場するのはパン。
ワインを飲みながら、パンをいただきつつ料理の登場を待つ―という正しいイタリアンスタイル。
スパイシーなクッキー、グリッシーニ、ひと口サイズの丸いパン、チーズ風味のラビオリ型、、、などなど、味も形も様々で飽きがこない。
ワインのお供にもピッタリです。
スッポンのストゥルーデル?
ストゥルーデルといえばオーストリアのアップルパイですが、こちらはりんごではなくスッポンのお肉をパートフィローで包んで焼き上げたもの。
トウモロコシ粉と小麦粉で作られた生地は紙のように薄く、サクサクととてもライトな食感。
こんなスタイルで食すスッポンは初めてだけど、コッテリした鶏肉みたいで超美味!
mondo風ブリ大根
ブリ大根、と聞いてどんな料理が登場するのかと思っていたら。。。「mondo風」というところがポイントでした。
お刺身でも食べられる新鮮な寒ブリを軽くスモークし、カルパッチョにしてあります。
味付けはシンプルながら、脂の乗ったブリと、ソースのスパイスやハーブのスッキリした風味がいいコントラストに。
柑橘系の香りはオレンジピールだったようです。
大根は薄くスライスし、ブリの上に。
煮物ではなく冷製のアンティパスト、しかし「ブリ大根」に偽りなし。
鱈とその白子 なすのムニエル
続いて温製のアンティパスト。
表面をカリッと香ばしく、中をふっくら焼き上げた鱈とその白子は、和でも洋でもたまらない美味しさ。
今回はなすとの相性の良さに思わず唸りました。
牡蠣のリゾット
お米は芯が残るアルデンテ、プリプリの大きな牡蠣入りのリゾットは旨味たっぷり。
牡蠣は生でも揚げても焼いても煮ても美味しいけど、リゾットはまた格別。
パスタよりはするっと腹に収まるところもいいなぁ。
鴨のロースト
セコンドはお肉。
美しいロゼ色の断面、お見せできなくて残念です。
皮はパリパリ、お肉はジューシーにじっくりロースト。
甘酸っぱいフルーツソースが野性味を引き立てます。
モンブラン?
「?が付いているのには意味があるの?」とお聞きしたところ、「モンブランに見えてモンブランに非ず」とのお返事が。
(あ、そういえば最初のストゥルーデルにも付いていた!)
食べて納得。栗は全く使われていません。
クリームはコーヒー風味、台はスポンジではなくマカロンというなかなかシャレの利いた一品。
甘さは控えめでオトナのドルチェという感じ。
食後にはコーヒーが付きます。
これで3,800円って、CPも素晴らしい!
スプマンテ、白ワイン2本、赤ワイン1本を空にし、6名で約52,000円でした。
今度は夜におじゃましたいな。
■mondo
□11:30~14:00(L.O) 18:00~21:00(L.O)
□水曜、第1・第3木曜定休
□目黒区自由が丘3-13-11
□03-3725-6292
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大満足ランチの後は、10月にオープンした
SOWA@神谷町の姉妹店へ。
イートイン17席あり、かなりおサレな雰囲気ですが、メニューは神谷町店と全く同じではないようです。
フルーツランドやヘルシーバナナランド、グラス・オ・カフェ、サンデーが見当たらなかった。
とりあえず週替わりソフトの「ハニージンジャー」をいただいてみました。
■SOWA 自由が丘店
□11:00~19:00
□水曜定休
□目黒区自由が丘2-6-19 自由が丘オークヒル1F
□03-6421-4405
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11/12/17のツイログ