神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

2017 9月の山梨 その2

2017-09-10 17:01:14 | 山梨へGO!
9月2・3日、最高の気候の日に勝沼に行ってきました。

今回はタビゼンという地域密着型の旅行代理店さんの日帰りツアーに参加です。タビゼンさんはワインツーリズムを主催している会社ですので、お世話になった方も多いでしょう。

『若尾果樹園・マルサン葡萄酒の歴史と未来』
この企画、もう4回目。実は初回の時から行きたい企画だったのですが、若尾家の素晴らしさをまずは他の方々に知ってもらった方がいいと思い、ガマンしてました。笑。そろそろイイかな?と念願の参加です。

まずは若尾家の仏間にお邪魔して、歴史を感じるお宝 を見せてもらいました。
勝沼は甲州街道の宿場町で、笹子峠を前にして江戸時代は旅人は必ず立ち寄る場所だったそうです。
なので当時は繁華街として栄えていたのでしょう。若尾家はその中の地主さんだったんですね。



明治時代に宮内庁にぶどうを差し上げた?お礼状っぽい物。明治時代の天皇家は神様ですからね。東宮職とありますので、大正天皇が召し上がったのかしら。



こちらは江戸時代から明治時代に、貨幣が両から銭に変わった時、中央省庁では対応しきれないので地方の地主さんに代行して発行させたという紙幣。
案の定、偽造もたくさん作られたそうですから。笑。大変だったでしょうね。


ぶどうの棚栽培は竹で作られていましたが、明治時代に電信局(郵便局)も営んでいた若尾家は電線を使ったぶどう棚を作りました。それが表彰?されたものですね。
以前、山梨博物館で行われたぶどうと葡萄酒展のパンフレットにも記述がありました。



他にも色々、なんでも鑑定団に出したら面白そうな資料を見せてもらいました。


さて、歴史を感じた後は、本日のメインイベント!ぶどう収穫に参ります。
若尾家から徒歩5分ほどの日川沿いのぶどう畑に。垣根式で育てたシャルドネを収穫しました。


亮さんにぶどうの切り方を教わります。
収穫時に痛んでいる実を房から切り落とすのですが、ポイントは「自分が食べたくない実は落とす」でした。解りやすいですね。あとは愛情込めて切り、カゴに入れる。以上!でした。


透き通った実の中に種が透けてる。美しいですね〜


試食していいですからね〜〜って言われたもんで、すごい食べました
美味いっすよ!あのね、皮がシャクシャクしてて、種がカリッと美味いんです。食べ出したら止まらなくて。笑。旦那さんに「収穫しなさい!」って叱られました。てへっ



コンテナ3個分くらい収穫しました。

約1時間、皆さん黙々と収穫。


綺麗にぶどうが無くなってます!


収穫カゴを前にみんなで記念撮影。合言葉は「わか、オー!」です。イイねっ!

次回に続く




コメント
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