なにわノリダーのぬるい自転車日記

ロードバイクTREK DOMANE / 520、で大阪、シカゴ、つくばを走る。

信州ツーリング その6 二日目 茅野駅前~美ヶ原高原(山本小屋)

2015-05-13 22:01:04 | ロングライド


内容はぼちぼちながら連日の更新です。(ちょっと休むと忘しまうので)



扉峠の手前の茶屋のおばちゃんが、山本小屋へ上る道が一番きついと言っていた。



どうせとーしろーの戯言だろう、と高を括っていたが、いきなり前に壁のような登りが現れました。
小屋のある頂上は見えませんが、延々と道路が山の上まで伸びています。



標高もなんのかんので下ってきて1600M位になっています。
あと4キロで400M登り。平均10%か。。。。。。。



10%から15%などという劇坂を時速五キロでとぼとぼの登って行きました。



眼下に上ってきた道を望む。



とにかく、日影があったら休み。日向はこの標高でも直射日光が強くうだるような暑さでした。



松本まで59キロ。GWのせいで車やバイクがたくさん通っていました。登りのコーナーは膨らんで斜度をを少しでも減らしたいところですが、交通量が多くきつい最短コースを通らなければなりませんでした。これは10%越えの劇坂ではまじきついです。
 
 

とにかく時間だけはあったので、じわりじわりと登れました。もしもうちょっと早く登らなければならなかったらリタイアしていたでしょう。
右は美術館へ。こんなに汗だくになり、へろへろで登って来た頂上で美術~などという気にはとてもなりませんでした。
とにかくルービー。



山本小屋到着~ 今日は合計1600Mほど登りました。



小屋の裏手。八ヶ岳をバックに。いまだ雪が残っています。そんなに寒くはなかったですが。



小屋の裏手にはマキが。



周りは牧草地



チェックイン後、すばやく缶ビールを飲み、ちょっと散歩しました。



トレイルが長いことつながっているようです。
徒歩の登山者がたくさんいました。
それに加え、松本方面から登って来たMTBやロード乗りにもたくさん会いました。
我々が登って来た茅野方面からのルートでは一人しかローディーに合いませんでした。



自転車は玄関のまきストーブの前に入れてもらいました。
4時過ぎでしたが、ストーブはついています。
夕方になると気温はずいぶん下がってきました。

山頂なので、もちろん飲み歩くこともなく、ついている夕食とビール&日本酒をまたばかばか飲んで、10時前にはばたんと寝てしまいました。
劇坂の一日でしたが、好天と絶景のおかげで、無事走り終えることができました。

つづく。


 


信州ツーリング その5 二日目 茅野駅前~美ヶ原高原(山本小屋)

2015-05-12 20:50:51 | ロングライド



さて霧ヶ峰からビーナスラインにはいるとこの上の図では右のアップダウンのある台形の上辺になります。



いきなり登りですが、今までの劇坂に比べたら楽なもんです。



景色もなにやら高原に低山と草原が広がって、独特の雰囲気です。



実に気持ち良い道です。



八島ケ原湿原というところによりました。雨季にはもっと湿原が広がっているのでしょうね。



路面も良く、前方の緩やかな山が何とも言えません。



山の稜線を見ながら、走りました。これだけ開けた尾根道も珍しいでしょう。



天気も完璧でした。



これまで3度の親父ロングライドは、酷暑、爆風、冷たい雨といろいろ気候に苦しめられてきましたが、自転車の女神がたまには褒美をくれたということでしょう。



しばらく下るとまた登りがやってきました。



いい親父なので、無理せず写真をとりがてら休み休み登りました。



和田峠への上りは結構長く続きました。



八ヶ岳方面に眺望が大きく開けています。



和田峠到着。



野沢菜いりおやきを食べる親父。
体力ないので、ロングライドの際はちびりちびりと食べ続けています。

 

和田峠の売店の向こうにある小山には雪がのこっています。ハイキングで上ってる人もちらほら。



I氏に和田峠から下っている僕の姿をとってもらいましたが、芥子粒ほども映ってないですね。
ちょっと遠すぎました。



三角の小山の向こうは中央アルプス
ここらは下り基調でぐんぐん距離を稼いでいきます。 
が1800Mくらいからどんどん下ってきて、ゴールは2000M越えの美ヶ原高原(山本小屋)なので、やや不安になりながら下っていました。


ずーっと下って? 扉峠に到着。峠なのに下ってきて、その後登りにあなるという奇妙な地形にあります。

ここからの上りに想像以上に苦しめられることになるのは知る由もありませんでした。。。。
(売店のおばちゃんが言っていたが、信じてなかった。。)

続く。 


信州ツーリング その4 二日目 茅野駅前~美ヶ原高原(山本小屋)

2015-05-11 22:07:17 | ロングライド



2日目のスタート。ビジネス旅館わかみずで、500円の朝の弁当をしっかり食べて8時ごろ出発。



とりあえず諏訪湖を見るか~と県道16号を走りました。

 

意外に寒く、僕は冬用のレーパンを昨日に続き着用。



諏訪湖の東側を走って、県道40号へ。ツーリングマップルによると「一気に高度を上げる佐久平方面への近道」との事で、ビーナスラインに最短で合流できるルートである。



一気に高度があがるので、山桜が満開でした。写真だけ見ると優雅な感じであるが、これが劇坂でして。
10%当たり前、14、15%もしばし出現というとんでもない坂でした。

 

とくに出だしの5キロくらいは地獄で、よっぽど帰ろうかと思いました。

 

10%の坂が続くと、4-6%くらいは平地?などと思ってしまうくらいです。



劇坂区間をすぎると、4-6%の坂でほっと一息つき、ついでに天気も良くなってきて、チャリツーリングを満喫しました。



最初に苦労したおかげで、高度もかなりゲインしています。

 

4大ヒルクライムレースに出場しているI氏はとっくの昔に上のほうへ行っているのですが、僕はのんびり旅です。

 

ヘアピンカーブでしばし休憩。

 

北アルプスが見えてきました。結構上がって来たなあ~



霧ヶ峰高原の入口に到着。すでに1000M以上登ってきましたので、このあたりでまず第一関門突破というところ。 
コンビニで買っておいた「煮卵入り焼き豚チャーハンお握り」「エナジージェルゴールド、ロイヤルジェリー入り」の豪華セットでエネルギー補給。

 

いざビーナスラインを目指して走ります。



昨日越してきた八ヶ岳が見えてきました。



さっきガッツリ食ったばかりなのに、いきなり道の駅みたいな総合施設が現れました。
鹿肉串焼き、そば、などなどうまそうなものがありましたが、僕は腹いっぱいなのでなくなく「野沢菜おやき」を1つ買い、半分だけ食べました。




道の駅から徒歩で散歩道の絶景スポットへ。
左は八ヶ岳、正面は写真では見えにくいですが肉眼でばっちり見えた富士山、右には南アルプス。



なにはともあれ、バイクや自動車のお客さんで賑わってましたが、自転車は我々だけでした。



中央アルプス。



なぜか、鐘つき塔がある広場にて、北アルプスをバックに。

いやはや、360度の絶景はお見事でした。高いところに上っても意外に景色が開けているところは少ないものです。
登ってきた甲斐がありました。

さてこれからビーナスラインを北へ美ヶ原を目指します。

つづく。

 


信州ツーリング その3 佐久平~麦草峠~茅野駅前

2015-05-10 22:00:21 | ロングライド

ガーミンデータはこちら
https://connect.garmin.com/activity/767529972
その2より続き。

 

このツールド八ヶ岳のコースはとにかく休みがないです。
あと数キロになってもつらいつらい。
いままでのチャリ人生で一番長い25kmになったかもしれません。
とかなんとか言ってもこうやって写真撮ったりして休んでるのですが。

 

峠の茶屋で待っててくれたI氏とともに、麦草峠を目指します。



なんのかんので、日本の国道で2番目に高いところにある麦草峠に到着~
3時間はかかったでしょう。
チョースローですが、じわりじわりと登って来たことに意義がある。



さてここから茅野駅までダウンヒル。
霧がかかって残念ながら、2000Mからの絶景は見れませんでした。
時間の余裕もあるし、ツーリングマップルに書いてある温泉でも行くか―などともくろみながら下っていたところ、I氏がパンク。
さくっと修理するも数十メートルでまたパンク。(タイヤになにも刺さってなかったのでリムにチューブが噛んでたと思われる)
僕のスペアチューブをいれるも、空気入らず。(もう何年もパンクしないままサドルバックにはいっていたので劣化していたらしい)
というわけで、このくだりで、3本のチューブがやられました。
最近かったもう一個のスペアチューブ、最後の一個でこれがアウトならタクシー呼ぶしかないな、というところでしたが、なんとかうまくいき下山。



寒がりの僕はレインウエアも着こんで下った。
変えチューブをすべて使ったので、チューブを求めて街をさまよい、結局アルペンでゲット。
僕はチューブを入れていたサドルバックが壊れているのを発見し、近くのモンベルで新品を購入。
ま、サドルバックも8年選手だし、いろいろガタがきているわな。

というわけでビジネス旅館わかみず、に着いたのが6時と丁度いい時間になりました。
朝飯込で5000円といい値段で、地方のビジネスホテルなのだが若おかみ、おかみ、旦那となかなかホンワカした雰囲気で気に入りました。
自転車も倉庫におかしてくれたし。

でお楽しみの宴会は、店構えの良かった駅前の「旬菜手しごと屋 もんど」へ
http://www.nao-magazine.jp/izakaya/archive/000562.html


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恵比寿ビールで乾杯し、あとはビール、日本酒と流れつつも、お任せ刺身、もつ鍋、シシャモ、季節の山菜のテンプラなどなど。
色々食いました。

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僕は締めで「邪をはらう」「ジャバラ酒」を飲みました。
濃い柑橘系のリキュールでほんとに酸っぱく、いま思い出しても切れ味のいい酸っぱさがよみがえってきます。

なかなか値段になりましたが、酒もつまみも美味しい店でした。

というわけで、いい一日の締めくくりとカーボローディング&プロテイン補給もでき、10時前には爆睡。

一日目は70kmちょいながら1400Mほど登りました。

2日目に続きます。


 


信州ツーリング その2 佐久平~麦草峠~茅野駅前

2015-05-08 23:26:09 | ロングライド

ガーミンデータはこちら
https://connect.garmin.com/activity/767529972

その1より続き。

 

25キロの上りはまだまだ終わる気配がありません。

 

なにが「メルヘン街道じゃ~」とぼやきながら登っていました。
天気もなにやらどんよーりしてきました。



車もあまり来ないいい道ではありますが。

 

白樺の林に到着。記念写真を撮っていると、まじローディーの集団がものすごい勢いで上っていきました。

 

この辺夏になるともっと緑と白樺の白が映えてくるのでしょうね。

 

まだまだ登ってゆきます。



登りオンリーはしんどいです。先ほどの白樺の林を見たところから、千昌夫の「しらかば~」という昔の歌が頭を駆け巡り始めました。
「しらかば~」の後の歌詞が思い出せません。かなり疲れていたのでしょうか。



売店があり、トイレにいってついでに、食べ物がなくなったので、キイチゴのソフトクリーム(300円)を買って食べながら登りました。



糖分を補給し頭がさえてきて、「しらかば~」のあとが、「あおぞーら、み~な~みかーぜ~」と思い出しました。
しかし、この歌の題名は「北国の春」。今走っている長野は白樺で有名ですが北国ではない。
さらに北国に南風というフレーズもなんか変だなあ~などとしばし考えこんでしまいました。



いづれにせよ、麦草峠まであと数キロなのでしょうが、この数キロはかなりきつかったです。



標高も高くなり、雪がばっちり残っている部分もありました。

峠も近くなりながらも、牛歩の上りでちっとも距離が進みませんでした。「しらかば~」と思い出した北国の春を延々とリプレイしながらとにかく路面だけを見てじわりじわりと麦草峠を目指して登って行きました。

つづく。


 


信州ツーリング その1 佐久平~麦草峠~茅野駅前

2015-05-07 22:17:13 | ロングライド



ガーミンデータはこちら
https://connect.garmin.com/activity/767529972

データを取り込みました。3日間(実際には2日+3時間弱)で165キロですが、獲得標高3667mで10-15%の劇坂もたまにあり、走りがいのあるコースでした。 
まあ、夜の飲み会の体力も温存してのコース設定ではありますが。 




こんな感じで、登って降りてですね。
左側はツールド八ヶ岳のコース、右側はツールド美ヶ原のコースです。



さて朝5時50分のつくばエクスプレスにて輪行、上野駅にて7:30分発の長野新幹線へ乗り継ぎました。



快適な新幹線の旅は1時間ちょいで佐久平駅に到着しました。
自転車を組み立てている時は例によって、若いお兄ちゃんにいろいろ聞かれました。



141号線を南へ。ここはやや登り基調ですが、この後の坂に比べたら楽なものです。
曇りの予報も、見よこの天気。朝の9時でもかなり熱かったです。



さて10キロちょい走った141を右折すると299に入り、ツールド八ヶ岳のコースになり、これから25キロ延々と登りが始まります。



走り出した道の端には、きれいな花をつけた木が並んでいます。

 

花ももというのですかね??? 一つの木にしろ、赤、ピンクの花が咲いている面白い木です。



それにしても、不思議な雰囲気の木です。
こんな木が咲き乱れて、酒と美味いつまみと美女がいたら桃源郷という事になるのでしょうか。

 

登りそうそうこんな写真を撮っているといのは、同行のI氏からはとっくにちぎれているからです。 

 

晴天の空に緑が映えます。

 

自転車に乗る時間が極端に減っているせいか、歳のせいかとにかく休みなく上るこのコースはきついです。 
平均斜度は6%、これが25km以上続くのですから、大したもんです。



登り始めて30分ほどで、補給食のおにぎりとエナジージェルを食べてしまいました。

登りはまだまだ続きます。

その2へ続く

 


GWおやじの春休み 信州ツーリング 麦草峠-美ヶ原

2015-05-06 22:28:13 | ロングライド




おやじの春休み企画で、I氏と信州山々ツーリング 麦草峠-美ヶ原無事帰還しました。

筋力の衰えを感じながらも、2000M越えの峠を2つこなし、最高の天気にも恵まれ、絶景を堪能しました。

360度視界が開けて、八ヶ岳、富士山、南アルプス、中央アルプス、北アルプスを見ながらのツーリングでした。

それほどネタはありませんが、ぼちぼち詳細はアップデートします。 


ツーリング 袋田の滝~竜神吊り橋

2015-04-29 22:30:03 | ロングライド

GWツーリング第二弾(というほどでもない)、袋田の滝~竜神吊り橋を走ってきました。

詳細データ https://connect.garmin.com/activity/760191511


 

休みなので例によってのんびり起床してしまった。
そのまま動けばいいのだが、普段見れない平日のワイドショーなどもみたり。。。

 

それからおもむろにツーリングマップルを見始める。
で、紫の推奨ルートを見て袋田の滝方面と決定。駅探で電車を見るが昼までに着きそうにない。
車に自転車積んでいきました。10時ごろにでて適当に久慈川沿いに北上、常陸太田駅からやや北上した袋田の滝から20キロほどの公園をデポ地とする。1時間半くらいで着いた。



緩やかな登り基調の道は久慈川沿いにおよび電車の水郷線沿いに進む。



久慈川の水はかなりきれいだった。釣り人はいないのでシーズンでないのか。




昼過ぎに袋田の滝に到着、結構観光客いるんですね。



滝の入り口まで自転車で行った。入口の店の店員さんが、自転車を店の駐車場にどうぞといってくれたので、そこに駐車し滝見学。
入場料300円とられたが、後ほど川の反対側からただで近くまで行けることが判明。
ともかく、その店でしゃもそばを食べる。しゃもは歯ごたえがあり、付け合わせのこんにゃくの刺身が醤油ベースの汁とショウガにあってうまい。



滝の近くの謎の骨董品屋さん。
レトロな看板にはいつも目が行ってしまう。



しゃもゆで卵1個食べてみた。アツアツで皮をむぐのが大変だった。
もちろん美味かったが、やはりいい卵は生で卵かけごはんで食いたい。



ここから北西に向かう。これが4キロほど5-8%の上りで堪えた。もう登りはないなあ~と思っていたのだが。
その後進路を南にとり、さらにアップダウンを繰り返しながら竜神吊り橋へ。
吊り橋へは1キロほどの劇坂があった。勾配は10%弱に15%ってのが結構あって、途中で何回かめげそうになった。
到着すると結構充実感有。橋よりもこいのぼりが壮観であった。



見えにくいけど、橋の上からバンジージャンプをやっていた。
その時はとてもやる気がしなかったが、今写真を見ていると一度くらいやってもいいかなと思った。



竜神吊り橋からは下り基調で南下し、その後デポ地へ向けて、西に進路を取った。
ここからまた峠越えである。ここも最大14%の坂が待っていた。



このような里山でも小さいながら田植えの準備が始まっている。



劇坂につかれて休憩中。茶畑発見。
道は路面もまずまず、車もあまり通らないし、木の陰で涼しいく気持ち良い。
はーはー言いながら坂を上っていると、対向車線からおじいさんが運転する耕耘機が来た。
後ろに孫らしき子供とおばあさんがいて、子供が手を振っているので、こちらも手を挙げて挨拶。
おじいさんから「お疲れ~」の一言。



常陸太田市に入ると路面がかなり良くなり、それもちょうどいい加減のダウンヒルで、今日のご褒美かなという感じで気持ちよく下った。
再び久慈川に合流しデポ地へ。

総上昇は910メートル。もちろん登った~というほどの数字ではないですが、リハビリライドにしては十分。
次回は輪行を使って高萩に抜けるとか、つくばからひたすら走って、電車で帰るとか、やってみたいですね。

そういえば、途中にビーフラインという道の表示があった。筑波山からはフルーツラインってのが出ている。
今度ビーフラインとやらも走ってみたいものである。
メインはビーフラインで、付け合わせはライスライン、お飲み物は赤ワインラインで、デザートはフルーツラインで、みたいな。 

 


晩秋のみちのくツーリング7  蔵王~山形 後編

2014-12-06 00:16:03 | ロングライド



気が付いたら、ツーリング日記の最後のパートを放置していた。


猛烈な雨と風の中、ダウンヒルしたまらず、休憩。自販機のコーンポタージュを飲んで、体を温めた。あまり効果はなかったが。
僕より軽装のI氏は、緊急的に靴下の上にコンビニ袋をまき、僕の予備のキャップをかぶって防寒対策。 



昨日寄った七ヶ浜の道の駅に避難。
ストーブないかなーと探すが、さすがにない。のんきな観光客にまじり2人だけがたがたと震えている。



このまま山形へ抜けるルートは距離的には大したことないが、また峠がありそのくだりで凍死するんじゃなないか!?とい事で、泣く泣く宮城の町に降りることにした。



となれば下りとはいえ、標高も下がっているので気温も山之上ほどきつくない。



ツーリングマップルで見つけた、温泉宿でのんびり過ごした。



ホテルのHPから取った写真ですが、露天風呂はいい加減の温度で、渓谷の脇にあって、ゆっくりつかると天国である。



渓谷の景色も素晴らしく、夏にまたゆっくり走りたいものである。



白石蔵王到着。



ハードな一日の割に何度も虹を見た。降りてきた山を見ると白くかすんであおり、もう雪でも降っているような気配であった。



新幹線を待ちながら名物温面を食べる。もちろんビールも。
冷たい雨に泣かされたツーリングであったが、無事帰還できた。
こういう旅もまた後からいい酒のつまみになるんだなー

完 

来年の親父の旅は、I氏よりホームの信州を5月あたりに敢行との連絡を受けた。今度はガッツリ走れそうだ。 

 

 


晩秋のみちのくツーリング6  蔵王~山形 前編

2014-11-18 21:56:24 | ロングライド



昨夜は夜半から大雨だった。屋根や窓を打ち付ける雨の音で何度か目が覚めた。
6時ごろに朝風呂ですっきりして、散歩。
晴れている。さすが晴れ男!。
たっぷりの朝飯をのんびり食べる。宿のおじさん、おばさんに今日山形まで通る蔵王エコーラインの情報を聞くがまだ入っていないとの事。
しかし、外に出て蔵王を見てくれて、「これはだめだな~」という予報だった。
それでもあきらめきれないので、ネットでしらべた土木事務所に電話すると佐藤さんという方が「積雪で通行止めです~」と答えてくれた。



実は我々の旅の一週間前に蔵王エコーラインで初雪が降り、前の日(金曜日)まで通行止めだった。
唯一日曜日だけが、OKだったのだ。昨日強引に登っておけばよかったのだが、後の祭りである。 



というわけで、我々は七が宿に戻り、南周りで山形を目指すことにした。
出発直後は天気雨で、虹が出てなかなか幸先良い出だしであった。

 

標高1000M位までじりじりと登って行く。雨風も強くなり、かなりきつかった。
I氏は登りをぐんぐん進み、僕は後れを取っていた。前から来た大型のダンプが急にセンターラインを越えて、こっちに近づいて来た。
窓から、にょっきと手がで出て「がんばれよ~」とリポビタンDがぶら下がっていた。
ツールの補給よろしく、乗りながら受け取った。
おじさんの顔は見れなったけど、ありがたみが身に染みた。ぐびっと飲んで「ファイト一発!!」である。



高原部分に入っていき、さらに雨、風が強くなり、気温も下がってきて、たまらず、見当たった農家に飛び込み休憩。
おじさんに今後のルートの様子を聞く。やや地元の言葉なのと、僕が寒さに震えていてよくわからなかった。
熱いしぼりたての牛乳とか、焼肉がでるということはなかった。(当たり前か)
でも、シェルターでちょっと休めて、やや元気を取り戻した。



 この農場を超えたあたりから、下り基調になった。ふつうならよしよし、なのだが、いかんせんこの低温、雨、風であるので、ぐんぐん体温を奪ってゆく。
登りでびっしり汗をかいているので、それも体を冷やしていく。
無事生還できるのであろうか。

つづく。