4月はすでに15日以上雨が降っているそうだ。 (ええ加減にしえほしいね)
第64回茨城県テニス選手権シングルス大会のつくば支部予選も3度延期。一度目など天気予報は曇りだったのに、試合開始直前に大粒の雨。
とにかくこの頃はいつ雨になってもおかしくない。
しかし今日は久々のテニス日和だった。
県予選シングルスにでるのは初めてだ。今日は延期のおかげでつくばリーグの団体戦の入れ替え戦と重なってしまったのだが、たくさん試合できるのでこちらにきた。
ブロックごとの総当たりで予選通過者がきまるようだ。
僕は昨年からはじめたシングルは1勝4敗であるので、まあぼこぼこにされても試合で練習したことを試せればいいやという気楽に参加した。
僕のブロックは同じような年代の方で、ベテラン大会にもよく出ている方のようだ。2人ともバックハンドのスライスがちゃんとしていて、フォアはフラット系で早いスタイルだった。
一試合目の最初のほうで、相手の準クロスに打った球を何度かミスってもらったと、バックよりに構えているので、バック狙いではなく、フォアに球をあつめる作戦とした。特に余裕のある球は、フォア、バックとも相手のフォア側に打っていった。
ベテランの美味い人はバックハンドのコントロールや切れがいいので、バックに打つと逆に餌食になる。
2試合目もこの作戦でいったが、どうもばれているらしいので、たまにバックやセンターに打ってみた。
作戦が功を奏したのか、1,2試合とも7-5、7-5で2勝して予選突破した。
良かったのは、1stサーブをスライスで打ったこと。1,2試合とも競った状況でマッチポイントは、サーブ&ボレー、とサービスエースで決まった。
それと決め球はストレートの時はコントロール重視でスピードを落としたダウンザライン、ショートクロス、ドロップショットにした。
ドロップショットってシングルでは意外と使えるなあ~と思った。
悪かった点は、勝手いるとプレーが変わってしまうこと。特に振りがこじんまりして簡単なミスを連発し追いつかれて取られるパターン。2ポインとりリードしている状況で何度も追いつかれたし、ここで一ゲームとると相手もあきらめるという状況で簡単にゲームを取られてしまうパターン。
勝ちビビりというか、安全にポイントを取ろうとして反って固くなってプレーが変わってしまっているのだろう。
一緒に出たいたI氏に一番安全なセンターに打てば?と言われたが、確かにある程度しっかりした球をセンターに打つのはいいかもしれない。
それと二年間練習している、ダブルバックハンドは結局使わずじまい。バックはスライスならぬズライスでしのいだ。いつかは試合でもフォアなみにダブルバックハンドを打てるようになりたいものである。
ともあれ今回は思いもよらず予選を突破してしまったが、この歳なので勝ち負けよりは目指すプレーを試せれば良いかと。
試合の最後のほうは「よいショー」といいながら打っていたところに、歳を感じた。