なにわノリダーのぬるい自転車日記

ロードバイクTREK DOMANE / 520、で大阪、シカゴ、つくばを走る。

伊豆半島ツーリング その4 下賀茂―下田ー天城越えー風早峠

2016-05-04 22:26:19 | ロングライド



前夜はしっかりビールも飲み、満足して早寝したので、6時前に起床。朝風呂にて目を覚ます。ついていた朝食は海の幸満載で、さらに漬物、佃煮、明太子、ふりかけ、などなど脇役のしっかりしていてご飯2杯食べました。エネルギー充電完了、ということで8時30分ごろ出発。
下田まで136号で、追い風に乗って快走、414号でいよいよ山岳コースに突入しました。

 

まずは200M強登ってから、200M近くだる。そりゃないよ、という始まりでしたが、そこから天城峠を目指したきつい登りがでてきました。

 

路面は良好なのですが、いかんせん登りがきつく、さらに向かい風~。ほんとに完走できるのか!?という不安もよぎりつつ一漕ぎ一漕ぎ無理せずに漕いでいくしかありません。



ループ僑にかかりました。ループの部分はいいのですが、ループに達する前の上りが10%以上で泣きが入りました。まあ、これだけ大きなループははじめてなので、面白かったです。



日々ローラー台で鍛錬しているI氏は、重いギアをゆっくり回しじわじわとかつ着実に高度を重ねて先行、あっという間に一人旅になります。いつものことですが。僕も以前よりは重たいギアにして、腕のひきつけも利用しながらゆっくりですが、テンポよく登ることを心がけていました。

 

海は全く見えなくなり、まったくの山岳地帯になりました。伊豆の奥深さを感じます。



414号はここで新道と旧道に分かれます。もちろん旧道へ向かい、旧天城トンネルを目指しました。

 

旧道は車もほとんど来ないでまさに、僕好みの道なのですが、驚くことにほとんど砂利の未舗装路でした。ローディー2名とすれ違ったのですが、2人とも自転車を降りて押してました。パンクが心配との事。僕は強引に乗って走りました。

 

途中に滝がありました。結構気温も高く、汗もかなりかいており腕を見ると塩を吹いていました。 もしかして塩分不足になったりして、と心配になり、いざとなったら腕をなめればいいかなどとあほなことを考えてました。


髄所にきれいな水が、小気味のいい音を立てて豊富に流れています。、山がしっかり水をためてじんわーりと放出しています。

 

いよいよ天城峠も近いので、石川さゆりの天城越えをYou tubeで引っ張りだして聞きながら走ろう!としましたが、電波の関係かうまく聞けませんでした。



標高700Mちょいの天城トンネルに到着~ いやはや苦労しました。



伊豆の踊子に出てくる天城トンネル。石造りのトンネルが回りの木々と相まっていい味を出しております。ここからトンネルを反対側に下り、ダウンヒル。天城トンネル内はほんとにひんやりしていて、割と長めのトンネルを通過するころには体が冷え冷えになってました。天然の冷蔵庫ですな。



道の駅のようなところにあった伊豆の踊子。割と活字中毒ですので、有名な小説は大概読んでて、伊豆の踊子ももちろん読んだことがあるのですが、忘れるのも早く、まったく話を覚えていません。ここに、「びーさのるーびー」なる飲み物<わさびのビール> が売っていてかなり興味がありましたが、バックパックに入れて持って帰るのも荷になるので、ビールは断念。



414号を標高200Mまで下り切った湯ヶ島で、414か離れ、進路を西に59号にとります。ここは車も少なく快走路?なのですが、西伊豆スカイラインの風早峠まで14キロのだらだらとした登り、かつ後半には10%以上の傾斜が連発し、ところどころ18%前後の劇坂があり、本日一番きつい行程になりました。



ともあれじわじわと登って行き、いきなり稜線を走る西伊豆スカイラインが見えてきました。



標高700M強の風早峠に到着。すでにかなり足腰に来ております。さらに、稜線特有の爆風が吹いておりました。 僕はこのまま西伊豆スカイラインを突っ切る当初の計画はやめて、元の道を修善寺へ下ろう!と弱気になっておりましたが、I氏は強硬突破を主張。時間もあることだし、まあ行ってみるかと、次なる峠を目指して北上となりました。

つづく。