風早峠から先をみるとかなり上がっている道が一望できた。それはそれできれいなのだが、とてもこれを登って行く元気もない。
しかし、I氏がここまできて引き返せるか、というのでゆっくりでも登って行くことにする。
しかし登ってみると見た目よりはるかに短くあっさり制覇、土肥峠に至る。「といとうげ」というらしい。
海岸線から走り出して数時間しかたっていないのに、もう山の稜線が重なり合う、山岳地帯である。
天城峠、風早峠と難所をクリアしてきたので、この稜線の道はアップダウンがあるものの、楽に感じた。
ただ、場所によっては吹き飛ばされそうな爆風が襲ってくる。
適度にカーブを繰り返しながら、アップダウンする稜線の道は走って面白い。風のない日にぜひもう一度来たいものである。
いい天気であれば富士山が見えるらしい。今日はカスミで見えない。
振り返って走ってきた道。こういう見晴らしのいいところでは、爆風え吹き飛ばされそうになるので早々に退散。
伊豆半島の西側、駿河湾が見えてきた。
標高800M土肥峠から500Mまで下って、戸田峠900M越えまでまだ登り。ここまで登りればもう感覚がマヒしている。
こちらも海が見えるが、かすんではっきりしない。戸田峠からは、修善寺に向けて、とにかく気持ちの良いダウンヒルの連続。
New bikeのブレーキとフレームの剛性のおかげか、ずいぶん下りが快適であった。
沼津市街と駿河湾を見渡せるパーキングエリアで休憩。かすんでいたが写真正面に富士山が見えているのだが、わがコンデジではうまく映っていない。
下り切ってから、20キロ強三島まで市街地を走った。
ゴールし、輪行の準備をして、I氏と飯がてら乾杯。
3連休の最終日だが、こだま号の自由席は30%との事でゆうゆうと座り、東京までの短い旅についた。
(ホームから夕暮れの富士山が見える)
ある程度予想はしていたものの、かなりの上りであった。3800Mも登ったことで、自転車乗りにカツ!が入った。
近場で急遽決まったルートであったが、充実したツーリングになり、このGWのいい思い出になった。
さてちんたらブログを更新している間に、I氏より次回の魅力的な7月ツーリングの提案あり。 国道最高地点の渋峠ごえ、人気宿石の湯ロッジ泊、そして長野の地酒がすべてそろうわが心の酒屋”信州長屋酒場”にもよるプラン。もちろん大賛成である。I氏はさっそくすべての旅の手配を整えてしまった。怪しいおやじツーリング隊の次期ツーリング、また楽しみである。
garminデータ
https://connect.garmin.com/modern/activity/1149330595