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とにかく梅雨のようなというか、昨今の梅雨よりひどいじとじとした雨ばかり~。おやじの夏休みを返せ!と気象庁に文句言いたいところであるが、どうしようもない。以前から考えていた房総半島の突端、館山ツーリングにでかけてみた。
いきなり館林まで輪行もなあとおもい、いろいろ検索の結果、外房線の大網まで2時間で行けることを発見。雨の中じゃあいくか~と出発した。いくら何でも、一日中降っていることはないだろう。大網で降りるつもりであったが、地図を見るとさらに南下した東浪見(とらみ)というところが海にチカそうなので、デポ地はそこに決定。大網から割と近いんですが、特急・快速電車通過待ちとかなんとかで、かなり待って出発したので、結構時間がかかってしまった。
東浪見駅は、無人駅でもちろんSUICAを使っているのでまじめにタッチして下車。この辺りにはまったく土地勘がなく、漢字を読むのが難しい。隣の駅は上総一宮と書いて、「かずさいちのみや」と読む。上総はかずさで、常陸はひたちとどうもこのあたりの大平洋岸の地帯は読みの起源になにやらいわくがありそうであるが、よくわからない。
電車に乗っている間は、雨が降っておらずよしよし!と余裕をかましていたが、走り出すとぽつぽつ雨が、、、房総の雨は暖かいので、カッパも着ないで楽勝である。北関東とか、山岳地帯では真夏とは言え雨の中の走行は体温を奪うので大概早めにレインウエアを着るのだが、ここは不思議と気持ちよいくらいである。(小雨の時ですけど)
しばらく国道を南下して、ツーリングマップルに大平洋自転車道という表示があったので、ここかな~という自転車道をしばし走ると、行き止まり~ これよくあるんだよね。海岸線の気持ちよさそうな道に見えたのだが、海岸線でどんづまり。前の写真のように、公式の「大原自転車道」の看板があったのに、、、、、これは騙されるでしょう。ここから見渡す限り砂浜なんですけど。もしかしたら、砂で埋まってしまったんですかね。ファットタイヤのMTBならなんなくクリアでしょうが。
これですな。雪道も砂浜も砂利道も走れて、なおかつ意外に舗装道路も楽々らしい。ロングのツーリングに使っている人もいるとのこと。
雨はは止むどころか、強雨にはならないけど、いい感じで降り注いでくる。主要道路の128号は基本的に海の見えないやや内陸側を走っているので、海岸へ行ってそうな道路を見つけるとトライするのだが、しばし行き止まりとかになる。ただ、トンネルのすぐわきにある道は、旧道でまず100%海岸線のいい道になっている。
こういう道には車もほとんどいないし、絶景でローディーには最高の道である。適度にアップダウンもあって面白い。
海岸線はとにかくトンネルが多いので、路肩のないトンネルはほんと怖い。背後をチェックしながら車を先に通して、車のいない間につっきる。半分くらいは、親切にも歩行者用の別トンネルがある。雨に降られてばかりだから、このドライ感はほっとする。ちょっと休んで地図うを確認したり、ドリンク飲んだり。
首都圏の大平洋岸は、三浦半島、伊豆半島、房総半島と走ったが、どこも岩盤の海岸線の海水はきわめて透明である。
今日は雨模様なので、デジカメも新調したRX-100でなく、防水耐ショックのベテランTX-20をメインに使った。もう、6,7年使っているからかなりくたびれているのだが、ツーリングにはこれが最適だな~ サイズも操作性(特に電源オンした時の立ち上がり)もゆうことなし。同じSONNYの後継モデルを買ってもいかなと思いましたが、もう売ってないようですな。残念。
雨も止むどころか次第に強くなる。またまたトンネルで休憩。寝袋でもあれば、コンビニでビールとつまみを買ってきてここで、一晩のんびりしてもいい。
勝浦は海鮮ものももちろん、担々麺が有名らしいのだが、ツーリングに激辛麵はなあーと思いパス。市街地で担々麺の有名店らしきところに、10名くらいこの雨の中並んでるのを見た。何のかんのでしばらく昼飯を食い損ね、鯛の浦と書いてある小さな漁港街でやっと見つけた海鮮料理屋へ入る。すでにかなりの雨になっていたので、カッパを着て走ってたんだけど、カッパも脱ぎもう開戦モードで店に入ろうとすると、ドアに「右のドアから入って下さい」と書いてあり、右にドアに行くと「今、手一杯なので、受付できません」と書いてある。「まじかよー」と独り言を言っていると、店のおばちゃんが出てきて「いいですよー」とのこと。店の中は入りは半分で10人くらいしかいないのですが、2,3名でやってて大変なのだろう。
濡れているのでタオルを出してくれて、「サンガ焼き定食」1500円を注文。「さんが焼き」とは、
南房総の漁師料理「さんが焼き」とは、一言で言うと「なめろう焼き」。新鮮な魚に味噌などを入れ、薬味野菜と共に粘りがでるまで根気よく叩いた郷土料理「なめろう」を、じっくりと焼きあげると「さんが焼」となる。鉄板の上で「なめろう」だけを焼いたり、網の上でホタテやアワビの貝殻に「なめろう」を詰めて焼いたりする。
ということである。とにかく腹が減ってたので、雨の夏休みでなんかまったりと食べている他のお客さんをしり目に、がしがし食べる。
鴨川に到着し、鴨川シーワールドの前は家族連れで大盛況。多くの人がビニールがっぱで回っているよう。
鴨川駅を過ぎて、電車は内房線から外房線にかわり、結構アップダウンのある海岸線を走る。
海水浴のお客さんはやれやれという感じですでに引き上げているのだけど、サーファーだけはがんがん波乗り。途中サーフボードのキャリアのついた自転車に乗っているお兄さんを見かけてびっくり。Yahooで売ってました。
いっこうに止まない雨の中もくもくと前進。
南房総の突端を目指していたのだが、雨、路面の悪さ、交通量の多さに、リタイア。まだまだ足は残っているのだが。
外房線の江見駅から輪行。なんでもかんでも雨でびしゃびしゃなのだが、着替えを持ってきていたので、着替えてすっきり。
ゴール地点に設定していた館山には30分ほどで到着。館山をスタートにしておけば、南房総の突端まで行けたのだが、、、、雨がこれほどとは思ってなかった。夏休みを返せ~
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