Twitterでしったのだが、2005年に神戸大の地震学の石橋教授が国会で地震活動の活発化とそれに伴う原発事故について警告していたことを知った。以下のHPに本文があるが、ぜひご一読を。
http://www.stop-hamaoka.com/koe/ishibashi050223.html
引用)日本列島はほぼ全域で大地震の活動期に入りつつある
引用)普通、原発の事故というのは単一要因故障といって、どこか一つが壊れる。で、その場合は多重防護システム、あるいはバックアップシステム、安全装置が働いて、大丈夫なようになるというふうに作られているわけですけども、地震の場合は複数の要因の故障といって、いろんなところが振動でやられるわけですから、それらが複合して、多重防護システムが働かなくなるとか、安全装置が働かなくなるとかで、それが最悪の場合にはいわゆるシビアアクシデント、過酷事故という炉心溶融とか核暴走とかいうことにつながりかねない訳であります。
まさに今回のことを言い当てているのは驚くばかりだ。
6年前、それも国会でなされた、こういう意見が浸透しなかったというのは残念である。
引用)自然の摂理に逆らわない文明というものを我々は作っていかなければならないと思います。
と地方への分散&分権を含めて地震に強い社会構造への転換を提案している。この提案もまさにこれからの日本がやらなければならないことだ。
地震の学者さんではあるが、地震の考察から「地方自立、国土の自然力と農村漁村の回復」という社会学や政治学へ考察が及んでることが素晴らしい。同じ理系のはしくれとして見習いたい。
理系は技術屋で交渉、政治、売り込みなんかは苦手(邪道)なんてところもあるのだが、理系の人間がどんどん政治や経営で能力を発揮するべきだなーといまさらながらに思う。
そういえば管さんは理系(東工大)だなあー。
理系の首相って今までいたのだろうか??
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