なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

旬の綺麗どころスズムシバナなど~京都府立植物園2019年8月末

2019-09-06 05:29:06 | 植物

京都府立植物園の生態園で一番沢山咲いていた花。
それはスズムシバナ(キツネノマゴ科イセハナビ属)。
青紫の花が美しいです。



群生特集に入れられるくらい、沢山生えていました。
花のピークはまだ先です。
こんなに繁殖力が強そうなのに、京都では絶滅危惧種に指定されているそうです。



横から見ても、前から見ても綺麗。って前から見ると分かりにくいですね。

 

やっぱり斜めからがいいかな~



少しだけですが、白花も咲いていました。



白も清楚でいいですね。



スズムシバナとよく似たユキミバナ(キツネノマゴ科イセハナビ属)
よく似ていますが、少し小さめで、背も低いです。



今回は、本家本元のイセハナビの花は見ませんでしたが、7月に撮った写真があったのでご参考・・・
花の雰囲気は似ていますが、こちらは低木です。



もっと沢山見かけたのがこちらのノシラン(キジカクシ科ジャノヒゲ属)。
あちらにも、こちらにも生態園のいたるところで株を作って咲いていました。



花が傷みやすいのか、例年は真っ白な花を見ることが少ないのですが、今年はタイミングが良くてどの花も綺麗。
でも近づいて撮った写真はほぼ全滅・・・雰囲気だけご覧くださいませ~



そうか、どの花も蕾ばかりで下を向いているのでちょっと元気がない感じがするんですね。
花が開いたらこんな感じなのですが、撮りにくいし、やっぱり下向いてる・・・



キジカクシ科仲間の、ヒメヤブラン(キジカクシ科ヤブラン属)。
お花が可愛く、結構あちこちで咲いていました。



キジカクシ科、もうひとつ行ってみましょう!
名残のトウギボウシでしょうか。とても美しい純白の大きな花が咲いていました。



こうやって見てみると、旬の花は青紫と白の競演ですね。
まだまだ咲いていると思いますので、ぜひ機会があったら皆様も足を運んでくださいませ!

(つづく)

【撮影:2019/8/31 京都府立植物園】

コメント (6)
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