京都府立植物園の植物生態園。
希少種も含め、全国各地の山野草が四季折々に咲き乱れるイチオシの場所です。
今日はその中から湿地・池ゾーンの周りで見た花たちをご紹介します。
最初はこちら、サクラタデ(タデ科イヌタデ属)です。
まだ咲いていないと思っていたので、感激!
咲き初めですが、初々しいピンクの花が可愛いです。
お隣には細身のヤナギタデ(タデ科イヌタデ属)・・・かな?
こちらは以前宇治川に沢山咲いていましたが、昨年は河川工事でほぼ全滅しました。
今年は少しは生き残りが見られるでしょうか・・・
水のあるところに生える花は今はこれだけ。
あと半月もしたら紅白のツリフネソウなども咲き始めて、にぎやかになります。
これだけでは寂しいので、周りの花もご紹介。
池のほとりのカンガレイ(カヤツリグサ科ホタルイ属)。
断面は三角になります。だれですか、寒鰈の方がいいって言ってるのは・・・
池の近くには何と沢山のタヌキマメ(マメ科タヌキマメ属)。
別に湿地に咲くわけではないので、たまたまだと思いますが・・・
相変わらず毛深いです。
近くの木には可愛い太陽バッヂ型の花。
こちらは、ハマナツメ(クロウメモドキ科ハマナツメ属)。
ハマという名前の通り、海外べりに生えるそうです。
湿地ゾーン、反対側の入り口にはコムラサキ(クマツヅラ科ムラサキシキブ属)の実が・・・
今年は実付きがまあまあいい感じです。
え、もう終わりなの?
今回もあちこちで見られたハグロトンボで本日はお別れです。
府立の花、集めてみたらもっとたくさんありました・・・
【撮影:2019/8/31 京都府立植物園】