なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

湿地ゾーンに気の早いサクラタデ~京都府立植物園2019年8月末(3)

2019-09-07 06:02:24 | 植物

京都府立植物園の植物生態園。
希少種も含め、全国各地の山野草が四季折々に咲き乱れるイチオシの場所です。
今日はその中から湿地・池ゾーンの周りで見た花たちをご紹介します。

最初はこちら、サクラタデ(タデ科イヌタデ属)です。
まだ咲いていないと思っていたので、感激!
咲き初めですが、初々しいピンクの花が可愛いです。



お隣には細身のヤナギタデ(タデ科イヌタデ属)・・・かな?
こちらは以前宇治川に沢山咲いていましたが、昨年は河川工事でほぼ全滅しました。
今年は少しは生き残りが見られるでしょうか・・・



水のあるところに生える花は今はこれだけ。
あと半月もしたら紅白のツリフネソウなども咲き始めて、にぎやかになります。

これだけでは寂しいので、周りの花もご紹介。
池のほとりのカンガレイ(カヤツリグサ科ホタルイ属)。
断面は三角になります。だれですか、寒鰈の方がいいって言ってるのは・・・



池の近くには何と沢山のタヌキマメ(マメ科タヌキマメ属)。
別に湿地に咲くわけではないので、たまたまだと思いますが・・・
相変わらず毛深いです。



近くの木には可愛い太陽バッヂ型の花。
こちらは、ハマナツメ(クロウメモドキ科ハマナツメ属)。
ハマという名前の通り、海外べりに生えるそうです。



湿地ゾーン、反対側の入り口にはコムラサキ(クマツヅラ科ムラサキシキブ属)の実が・・・
今年は実付きがまあまあいい感じです。



え、もう終わりなの?
今回もあちこちで見られたハグロトンボで本日はお別れです。



府立の花、集めてみたらもっとたくさんありました・・・

【撮影:2019/8/31 京都府立植物園】

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする