白毫寺の続きです。
「ながめのよいお寺」の看板に偽りなしのこの景色!
沢山の木々のがまるで額縁のようになり、眼下に奈良市街の光景が広がります。
振り向くと、なぜか宝蔵の周りはトレニアが群生!
最盛期は過ぎていましたが、まだまだ見事でした(左)。それにしても、よく見るとトレニアの花の中は面白い(右)。
トレニアを撮りながら宝蔵の横手に回ると、石仏が並んだ小径が現れました。
上手く撮れないけれど、すごく雰囲気があります。
木陰にはひっそりとヒメヤブランの花。
薄暗い林の中にも沢山の石仏。
そして真っ赤な幟が目立つ不動明王の石仏。
二体仲良く・・・
こちらが入り口だったのですね・・・
風が爽やかで気持ちいいです。でも少し疲れたので休みましょうか。
ちょうどベンチもあるし・・・って、こんなに苔むしてたら座られへんやん!
やっと明るいところに戻ってきました。
そうそう、白毫寺のもうひとつの有名な花がこの樹齢450年の五色椿です。
春にはこの五色椿以外にも沢山の椿が咲くそうです。その頃にももう一度来てみようかなと思いました。
本堂脇の百日紅に別れを告げ・・・
美しい景色を眺めながら、白毫寺を後にしました。
受付横を通るとき、「こんどは花が咲いているかどうか電話でお尋ねくださいね」と申し訳なさそうに挨拶されました。
いえいえ、大丈夫ですよ。十二分に楽しみましたから!
さて、次は近くにある新薬師寺に向かうことにしました。
(つづく)
【撮影:2019年9月14日 奈良市高円山白毫寺】