今回はそれほど長い時間植物園に滞在せず、キレンゲショウマとレンゲショウマの写真ばかり撮っていました。
それでも写真の整理をしてみると、結構な数の植物が写っていました。
そのなかから、水辺の植物を中心にご紹介します。
むむ・・・ひょっとしてここもモネの睡蓮風?
でも池に咲いていたのは時間帯にもよるのでしょうが、黄色いコウホネ(スイレン科コウホネ属)。
まあスイレン科だからギリギリ良しとしましょう。
コウホネ(オレンジ)。最初はオレンジの品種かと思いましたが、時間が経つとオレンジっぽくなるようですね。
まるでマツヨイグサのようです。
全体はこんな感じです。びっしりと繁っています。
ほとりに咲いているのは、大好きなサワギキョウ(キキョウ科ミゾカクシ属)。
ぽつぽつとこんな感じで。
別の場所で。ガンガン夏の日差しを浴びて元気いっぱいの風情。こういうのも結構好きです。
なるほど、こういう撮り方をしたら、ミゾカクシ科というのが何となく納得ですね。
何気に池を覗くと、大きなカエルがスイレンの葉に鎮座。
写真では大きさがわかりませんが、両手の親指と人差し指で輪っかを作ったくらいの大きさ。
かなり大きいでしょう。
ちょっと邪魔な影は、コウホネの葉の影です。
このカエルのアップ画像。嫌いな方は飛ばしてくださいね。緑色で結構可愛いです。
何カエルがお分かりの方は教えてくださいね~
最後は池ではありませんが、水辺で大好きなこの花を・・・
イワタバコ(イワタバコ科イワタバコ属)です。
その名の通り、水の滴り落ちるような岩場にタバコに似た葉を多数繁らせ、夏には可愛い紫色の花を咲かせます。
去年、三重県の香落渓に行ったときには、いやっちゅうほど生えていました。
下の写真は、岩場に葉が繁っているところ。
砂防ダムのコンクリートや石垣などにも広がる様子を以前見たことがあり、環境さえ合えば結構繁殖力強そうです。
お楽しみいただけましたでしょうか。
最後はモネの睡蓮池でお別れです! ちょっと広くてコウホネ多すぎですかね~(笑)
(つづく)
【撮影:2019年8月17日 六甲高山植物園】