なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

しつこく宇治川オギロード~ネナシカズラとクズの勝負は相打ち

2022-11-11 05:30:59 | 植物

思えば5日前の投稿で、オギロードの続きを投稿すると書いていました。
ところが何を勘違いしたのか、京都御苑の記事を載せてしまい・・・
勢いで、京都府立植物園まで一気に投稿してしまいました。

ということで、少々間が抜けていますが、今日はそのオギロードの続きです。

朝日を浴びて赤みがかったオギの穂が美しく、何枚もパチパチ


こちらは逆光気味で


前にオギの花は赤いという記事を書きましたが、赤さには個体差があるように思います。
こちらのオギ、花が咲いていましたが・・・
水滴のせいもあるかもしれませんが、それほど真っ赤ではありませんでした。


その水滴、光って美しいです。
なんとかその美しさを写し取ろうとしましたが、それがなかなか難しい・・・


もうオギはせんどしたわ。
(せんどするって関西の方言なんだそうですね。何度も何度も、という意味です)

名残のホシアサガオ。今はほとんど実になっています。


前は少ししか咲いていなかったヒロハホウキギク。
こちらはまるで星のように沢山散らばって咲いていました。
(画像の上右1/3くらいのところの茶色いのがホシアサガオの実です)


水滴がつくと別人ならぬ別花のようです。


お、遠くに鳥さんが・・・ホオジロかと思ったら、なんとお久しぶりのモズ!


さて、そろそろイシミカワエリアにやってきましたが、どうなっているでしょう。
あら、まだ綺麗な実が残っている場所もありますね。




ところが前回ご紹介したエリア、たったの1週間ほどでこんな状態に・・・
すっかり枯れていました。栄枯盛衰ですね・・・


そこに現れたカワイ子ちゃん。
お腹が黄色いので、今シーズン初見のアオジでしょうか。
私がカメラを向けるとあっという間に藪の中に逃げ込みました。
藪のあちこちから、ぴっぴっという声が聞こえてくるので、結構沢山いるのかも。


さらに進むと、咲き始めのアカツメクサ。朝露がまるでかき氷のようです。


真ん丸に咲いている花も。
しばらく見えなかったのですが、気温が下がって再会しました。


あと少ししたら引っ付き虫になりそうなコセンダングサは、あっちもこっちも大繁栄。


そして、最後に現れたのがこちらです。
うわ~、ネナシカズラはすっかり茶色くなりましたが・・・


寄生されたクズも枯れていました。
寄生されていないクズ(上の方)はまだまだ元気なので、この勝負、相打ちということで・・・


さすがのクズも少し勢力が弱っているところですが、この写真をご覧ください。
そのクズを覆っている緑のツル・・・


そう、びっしりと実をつけたカナムグラがクズを覆いつくしていました。
あのマガモ夫人もお気に入りの実ですね。
蔓勝負、冬になるまで続くのでしょうか・・・


どうなっていくのか確認したいので、これからもお散歩続けますね!

【撮影:2022/10/27  宇治川】

コメント (14)
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