なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

憧れのリンドウの花~寿長生の郷2022/11上旬(1)

2022-11-22 05:33:37 | 植物

やんたんを出て向かった先は滋賀県大津市の山中にある寿長生の郷。
和菓子で有名な叶匠寿庵が経営している里山です。
中には売店やレストランの他、お茶室や山野草が咲き乱れる散歩道、展望台など見所が沢山あります。
もちろん私のお目当ては、「野の花観音径」と名付けられた山野草の散歩道。
少し季節が遅いかとは思いましたが、今年なかなか見に行けなかったリンドウの花を期待して出かけました。
(寿長生の郷のマップはこちら

やんたんから30分足らずで到着です。
あれ、いつもは無料なのに駐車料金を千円とられました。
その代わり、園内で利用できる金券を千円分。
なるほど~、私のようにただ野草だけを見に来る人にも、お菓子を食べてもらおうというわけですね。

ということで中に入ります。
こちらが総合案内所になっている古民家。
いい場所に柿の木などもあり、雰囲気グッドです。


そこから順路を進むと、広場に出ます。
なるほど~、秋のキノコまつり、収穫祭をやっていました。


どうりで人が多かったはずです。
広場には、テントのようなものが置かれ、中の椅子で食事や休憩ができるようになっていました。
屋台なども出て、食事もできるようでしたが、開始時間が11時。
貰った金券もあったので、後で出直してみることに。
         

ということで、お目当ての野の花観音径方向に・・・
道標には「近江路」と書いてあります。


結構道が入り組んでいるのは知っていましたが、適当に歩き始めました。
最初に池が現れ、畔に赤い実。
いきなり、あなたは誰? かなり雰囲気が違いますが、カマツカでしょうか・・・


先に進みましょう。
小径のそこここに、石彫りの観音様がおられます。
ホームページを見ると、
「全部で35体、大地への祈りと感謝を込めて据えられました。原画は比叡山延暦寺の襖絵で知られる
広本画伯によるもので、個々が表情もゆたかに命名された野の花を手にしています。。」
とのこと。
でも正直細い線で彫られているので、お姿が掠れてしまってほとんど分かりません。
まして、持っておられる花に至っては、全然見えず・・・
ぜひ原画展をやっていただきたいです。

池の畔の水仙観音。


ここから東屋方向に歩いていきます。落ち葉がいっぱい!


名残のアキノキリンソウです。


遠くに見える花は・・・アキチョウジでしょうか。


残念ながらホトトギスはもうすっかり実。


実といえば、マンリョウの実がそこここで綺麗に赤く染まっていました。


そして肝心のリンドウですが・・・ありました!それも沢山。
でも、時間が早いからでしょうか、どれも蕾・・・


がんばって探しても、開いているのはこの位。


お天気がいい日だったので、気長に咲くのを待つことに。
他の花を探しに行きます。
こちらは笹百合観音です。


セリ科の花後ですね。ぱっと見、ノダケかと思いましたがどうでしょうか。


お~またリンドウがありました。
結構沢山! でもやはりほとんど蕾。


そういえば、切り花のリンドウはほとんど蕾ですね。
こちらは開きかけ。なんだか折り紙細工のようで面白いです。
そして、綺麗!


ということでリンドウは少し後回しにして、他の花がないかもっと探してみることにしました。
それにしても、この辺りはあまり紅葉していませんでしたね~


【撮影:2022/11/6  滋賀県大津市寿長生の郷】

コメント (14)
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