タイトルを見て、え~また行ったのか!と思われたことでしょう。
はい、また行きました(笑)
これまで2回行きましたが、「海のある奈良」と言いながら、一度も海を見ていませんでした。
そこで、ほぼ4連休となった11月初めに、な~んと一泊で行ってきました!
(「ほぼ」の意味は後程・・・)
行きの経路はいつもと同じ。
かつての鯖街道、国道367号線から国道303号線を通って若狭へ!
最初についたのが・・・
まだ行ってないところ沢山あるのに、また瓜割かい!
これは自分に対するツッコミです。
宇治川をあれだけ歩いていることから分かるように、気に入ると何度も行きたくなる性質。
しかも、こちらは前に林床一面にユキミバナがあった場所。
あの時も「色々咲きそうな場所やな~」と思っていました。
なので、国道27号線で「天徳寺左」の標識をみてついフラフラと・・・
ユキミバナはほぼ終了。わずか数輪を残すのみ。
他は何も咲いていません・・・と思って横の苔むした斜面を見ると・・・
お~、この特徴のある細い蕾(閉鎖花?)と六角形のような葉。
間違いありません、どこかに一輪でも咲いていないでしょうか。
ありました!!
キッコウハグマがわずか数輪ですが咲いていました。
とっても可愛いです。
他には・・・
ツルアリドオシの赤い実が見られました。
遠目にも青く見えるあの花は・・・
アキチョウジです。これまで見た花の中で一番色が濃くて綺麗。
滝は前と同じように、来る人にパワーを与えてくれていました。
この辺で次の場所に移動です。
向かったのは明通寺。
え~前も行ってたでしょ。はい、その通りです。
でもどうしても確認したいことがあって、再訪しました。
白いサザンカが咲いていました
少し紅葉も始まっていましたね。
拝観料を払って中へ。
さて、お目当ての花は咲いているでしょうか。
ありました!!!
はい、こちらキッコウハグマです。
キッコウハグマ(キク科モミジハグマ属)は全国の低山の林床などに咲くほんの小さな花です。
前回行った時に、苔の中から茎が伸びているのを確認していました。
結構沢山あったので、咲いているかもと思い、再訪したというわけです。
今回は大当たり!
かなり沢山咲いていました。
キッコウハグマは1つの花のように見えますが、3つの筒状花から出来ています。
筒状花には見えないって?
そうですよね、先が5裂しているので、3×5で花弁が15枚ある花のように見えます。
そして、ピンク色に見えるのが雄蕊筒の中から飛び出している雌蕊です。
テンション爆上がりした割りには、写真がまともに撮れませんでした。
ちなみに、キッコウハグマの蕾は下の写真で緑の針のように見える部分です。
閉鎖花を付けることが多く、その時はこの緑の針は開くことがなく、突然実を付けます。
カエルさんが出てきました。
ツチガエルですね。
もうこれで帰ってもいいくらい満足しましたが、折角来たのでちゃんと参拝はしましたよ~
この間はちゃんと見なかった、三重塔に安置されている仏像も拝んできました。
山は少し紅葉が進み、まだら模様になっていました。
帰りは不動院から・・・途中、山号の由来となったユズリギを見学。
看板だけですが(笑)
明通寺を離れて、次のお寺に向かいました。
続きは明日・・・
【撮影:2022/11/3 若狭路】