そそくさと小浜を後にして広域農道を西方向に車を走らせました。
京都府との境にある、おおい町でようやく目的の道に突き当たりました。
それは・・・
そうです!
あの伝説の特集(=始めると言って数回で立ち消えている特集)で初回に載せた府道1号線をコンプリートしたかったのです。
京都府道1号線は、福井県小浜市を起点とする福井県道1号線から綾部市山家交差点に続く主要地方道です。
とても空いている道だったので、時々路肩に車を停めて標識をパチリ。
こちらはまだ福井側ですが、ここから細い山道に入ります。
見た目は細くて怖そうですが、意外と道幅はある上、対向車がとにかく来ません。
そのうち、ついに府県境に到着しました。
都合のいいことに、結構広い駐車場所があったので車を停めました。
ここから京都府綾部市に入ります!
振り向くと、ここから福井県の標識。
府県境は昔の国境でもあったのでしょうか。
お地蔵様とみちしるべが道路わきにありました。
読みにくいですが、「従是至 丹波国何鹿郡」と書かれていました。
調べてみたら、何鹿郡(いかるがぐん)は現在の綾部・福知山の一部の行政区画だったようです。
普段だったら気にしないところですが、1号線ということで感無量です。
ということで先に進みます。
この辺りは老富という地区で、ミツマタ・シャガの群生地があり、水源の里でもあるようです。
是非来春には行ってみたいです。
さらに進むと、府道1号線は上林川沿いを走ることになります。
そう、前に宇治茶の祖、上林について書いたあの上林城址のあった上林です。
川辺に車を停められる場所があったので、少し休憩~
とてもお天気がよく、綺麗なウロコ雲が広がっていました。
川沿いに車が入れない道があるようです。
少し行ってみることにしました。
手前にあった畑は、最近売り出し中の黒豆の枝豆でしょうか。
この時はまだ収穫少し前で販売されておらず残念でした。
こちらが上林川です。銀色に光って見えるのは全部オギ。
見た目のようには撮れませんね~
宇治川のオギと違って、整ってる(笑)
回りをアカトンボが飛び交っていました。
柵の棒の上がちょうどいい止まり場所。
等間隔で止まっています。お立ち台に止まったトンボも・・・
アップで・・・アキアカネでしょうか。
カキの実がオレンジに色づいていました。
結構時間を使ってしまいました。晩御飯までには戻らないといけません。
ということで、そろそろ帰路につくことにしました。
秋の一日は早い!
今回の若狭一日旅特集はこれでおしまい。
車の運転ばかりで忙しなかったので、次に行くときには、一泊どまりでゆっくりしたいな~
そもそも若狭一日旅なのに、海の写真が全くないという(笑)
【撮影:2022/10中旬 福井・京都県境】