今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

出会い

2021年04月22日 | その他・一見さん
今年になってから、店に出たときは必ず裏の公園を散歩しています。
今お世話しているニャンコたちを看取るまでは元気でいたい。
平均余命から考えると容易ではないけど、それが身体づくりの励みになっています。

SC東裏門からバス通りに出て、遊歩道に入ってまず裏手の丘陵を登る。
丘陵の木漏れ日の中を散策した後は、奥にある広大な池を回ってSC西裏門に戻る。
大体30分~40分のウォーキングです。


写真右に丘陵の登り口、左に少し見える建物がSC
(写真中央左手の広場は、かつてSCから落ちたチビを救おうと悪戦苦闘した場所)

池を回るのは2年ほど前だったか、シャッポに似た猫の目撃情報があったから。
しかしシャッポどころかノラに出会うことすらなかった。
それがです。先週はちょっとした出会いが続いたのです。

1週間ほど前、丘陵の階段を上っていくと、途中で何かが目の前を横切った。
その"何か"は階段途中の踊り場(休憩所)でこっちを見ていた。
白っぽいキジトラ猫で特徴のあるうさぎシッポ。
何と、4月5日の記事で紹介したあの新顔くんだったのです。
あの日以来確認できず、来ているのかどうかもわからなかった。
新顔くんは近づくと藪に隠れ、離れるとまた出て来る。
おそらくここでご飯をもらったことがあって、期待半分怖さ半分だったのでしょう。
やがて、藪の奥へと消えていった。

写真では見えないけど、特徴のあるうさぎシッポは間違いなく新顔くん

その2日後のことです。
その日はまず、丘陵と住宅街との間の遊歩道をそのまま進んだ。
少し進むと、先の方で丘陵から白い猫が下りて来た。
猫は飛び石を使って小川を渡り、遊歩道に出てこちらに歩いて来る。
その姿を見てハッとした。特徴ある頭の模様に黒シッポ。
3月1日を最後に姿を確認してなかったハルでした。
ハルはカメラの望遠をうまく操作できない自分を尻目に、住宅街に消えていった。
慌てて1枚だけ通常写真を撮りました。

実際にはこの写真よりもっと近くで確認できた

何とまあ、2匹ともしっかりと健在だった。
ちなみにもう1匹の来訪者、シンは・・。
10日ほど前に店長が写真に収めていました。

夜の22時頃、事務所前BYにて

その後は誰にも出会ってませんが、夜には代わる代わる店に来ている感じです。
ノラ猫が元気で暮らす街。何だかこの界隈の人々の温かさを感じました。

さて、裏の公園散歩、俄然楽しくなってきた。

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またしても新顔くん

2021年04月05日 | その他・一見さん
前回の記事をアップした一昨日のことです。
朝に記事をアップして店に行くと、「また新しい子が来てる。」
どうやら空になった外ネコ用食器の周りにいたらしい。
スタッフは気付かなかったが、解放されたココレオはすぐに気付いた。
軽量鉢展示小屋の床下に隠れた新顔くんを、ココレオが周囲から見張っていた。

新顔くんは、いつもココレオが休息する小屋の床下に隠れていた
(この写真は別の日のものです)

とりあえず逃げ場のない新顔くんの写真を何枚か撮りました。
前回のシンに続き、前に見たことあるようなまだ若気の子。
大きさはココと同じくらい。
ココレオにも自分(オジン)にも警戒し、簡単に保護できる感じではなかった。

そのうち、ココが床下に入り込んで徐々に間合いを詰めていく。
おっとりレオは相変わらず様子見だけど、ココはちょっと攻撃性が強いので要注意。
支柱用の竿を使ってココを床下から追い出した。

子猫というよりは若武者っぽい感じでした

そんなことを繰り返すうちに新顔くんが意を決して床下から脱出。
追うココレオ。
ガゼボの裏から温室方面に逃げる途中で、自分は新顔くんを見失った。
レオも同様に見失ったが、ココは新顔くんとともに姿を消した。

2匹は温室の裏から店外に抜けたか、途中で接客室の床下に入ったか。
探し回るレオとオジン。
1時間ほどして、何事もなかったかのようにココが事務所に現れた。
その後は、誰も新顔くんを見ていません。

何とか保護できればすぐにも里親さんが見つかりそうな・・

いやはや、これでお店の外ネコちゃんは4匹になった。
今は置き餌を多めに出しているけど、翌朝は必ず空。
誰が食べているのかはわかりません。
何より肝心のモドキもこの4日ほど見ていない。

まあ様子を見ながら、今後の対応を決めていこうと思います。
それにしてもあの新顔くん、気になって過去写真をチェックしてみた。
1年前の4月に1日だけやって来た子にそっくりでした。
ただ、1年経って同じ容姿というのは・・、やっぱり違うかなあ。

昨年4月に撮影した一見さん(過去記事「2020新新猫くん」より)

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新猫来る あれっ、もしや君は・・

2021年04月03日 | その他・一見さん
店裏の遊歩道の桜が早くも散りかけてきた。
でも今週の月曜日(29日)に、満開時の写真を撮っておきましたのでどうぞ。

SC裏の公園丘陵から見た遊歩道の桜(写真右側がSC裏駐車場、当店はもう少し右)

SC裏の遊歩道(小川の右にSCの擁壁)

いよいよ春になりましたねえ。
春と言えば新しいネコちゃん(特に子猫)がやって来る季節です。
まあ当店の場合は昼はココレオ、夜はモドキにハルもいるし、結構混みあっているので割り込むのは大変だけど。

ただ、先月あたりからモドキやハルとの出会いがぐっと減りました。
モドキは週に2度くらい、ハルはこのひと月ほど誰も見ていません。
置き餌が毎夜空になるので、2匹とも夜遅くには来てるらしい。

と思っていたのですが3日前のこと、年度末の大残業をしていたスタッフから連絡が。
「新しい子が来てる。」 夜の10時頃のことでした。
人を見ると素早く逃げたが、何とか写真に収めた。
その写真を送ってくれました。

ありゃ、この子は・・・

一昨年の秋、ポニーが屋根下の住猫だった頃に現れたシンではないか。
当時はレオも外暮らしで、ポニーにモドキにミセミケと賑やかだった頃。
シンが鉢合わせしないよう、暫くゲート前にも置き餌をしてました。
姿は見えなくても何となく無難に食べているようだったけど、年が明けて3月にココがやって来た少し前、ゲート前の置き餌は消費されなくなったので止めたのです。
それきりになってました。

当時のシン(再掲)

スタッフも「何だか前に見たことあるような・・。」
写真では見れないけど、尻尾がタヌキのように太いことも似ている。
当時よりもだいぶ薄汚れて毛艶も悪くわかり難いけど、どうやら間違いなくシンだ。
1年以上ぶりの再会は、その後のシンの過酷なノラ生活を物語っていたのでした。

だが待てよ、だとするとモドキやハルはどうなった?
モドキは一昨日見たけどハルは果たして・・。シンもそれ以後は見ていません。
置き餌を食べているのが誰なのか、もう少し様子見が必要です。


だいぶ薄汚れた上に、左目が開いてなさそうなのが気になります

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ハル

2021年03月04日 | その他・一見さん
今年の1月に店にやって来ました
すごく警戒心がつよく
近づくことすらできない



ココやレオに追われて
モドキに見つからないように
長続きしないかなと思ったら
どうしてどうして、まだ頑張ってやって来ます

昼間も夕方もダメなので
もっぱら深夜の来訪者になったらしい
顔をみるのはたまにだけど
毎晩几帳面にやって来てるようだ



そうだ、その調子
世の中怖いことばかりじゃないよ
やさしい人もいる、やさしい場所もある
まずはそれを覚えてほしい

その次は、ゆっくりでいいから
お近づきになろうじゃないか
それが幸せへの第一歩だ



1才は越えていそう
♀のようだけどまだ性別不明
でも、とりあえず名前をつけました

ハル、これからもよろしくな

少しづつだけど、お近づきになっているような気がします

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頑張れ! 新顔くん

2021年01月23日 | その他・一見さん
振り返ってみれば、去年は新しくメンバーに加わったノラがいなかった。
(後日訂正:3月にやって来たココがいました。)
家裏ではタヌキくんを別として新しいノラの気配すらなかったし、
店に現れた何匹かの子ニャンも、ココレオやモドキに追われて居着けなかった。
今のやり方では、まず居着いてもらってお近づきにならないと保護できない。
里親さん探しという出口の停滞が、新しいノラを迎えられないというジレンマに。
里親さん候補の条件を緩和しない限りこの状況が続く。
わかってはいるのですが、今は新参ノラに頑張ってくれと願うばかり。
新参のノラは、外で暮らす現有勢力と折り合わない限り居着けないのです。


今年の新猫来訪第1号は・・・ダイフク??

てなことを自己分析していた1週間ほど前、店に新顔のノラくんが現れました。
通称"ダイフク"通りからやって来て、モドキの残したご飯を食べていたらしい。
夜遅くその子を見たときは思わず「ダイちゃん?」と声をかけてしまった。
2年半ぶりの再会かと胸をときめかせたのですが、相手はさっと逃げてしまった。

懐かしいダイフクの雄姿

しかしやはりご飯に未練があるようで、今度は別の方角からやって来た。
後ろ姿がダイフクに似てはいるが、よく見ると若いしスマートだ。
警戒心が強く人からは逃げても、結局おかわりして缶詰1缶とにぼしを食べた。

その後もその子はやって来る。
暗くなると現れて、うまい具合にモドキを避けて食べていた。
しかしそのうち昼間にも来るように。
当然ココレオとバッティング。
一昨日はココを何とかかわして食べることができた。
昨日はココレオに追われて近づけなかったが、夜に来て食べたのか。
モドキの残したご飯が空になっていた。(モドキの再来かもしれないが。)

ピンボケで失礼! でも後ろ姿はダイフクそのもの

今日は冷たい風雨の中、ココレオが交代で外に出てその方面を見張っていた。
ココレオには新顔くんを迎える気はないようだ。
モドキだって、前例からみて気付けばまず追い払うに違いない。
今日は夕方からモドキが寝床に入ったので、新顔くんのご飯は別に用意。
果たしてうまく食べれるかどうか、新顔くんの試練は続きます。

でも可能性がないわけじゃない。
昼はだめだけど、夜間のココレオは屋内だ。
モドキだってずっと店にいるわけじゃないし、空いてる時間は十分ある。
今は警戒心が強くても早く懐けば、手術して情が移る前に里親さん探しだ。
家猫暮らしだって夢じゃない。
だから、頑張れ新顔くん。

拡大で撮ったので写りが悪いけど、多分1才強くらいの女の子

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