今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

暗雲? おかあさんのお迎えとニャー

2017年04月14日 | ニャー
ニャーが失声症から回復しました。
先月末にニャーの記事を書いた翌日に、いきなり声が出なくなったのです。本人(猫)も一生懸命鳴いているのに声が出ない。しかも初めは完全口パクでした。

          
        口パクでも他は普段と変わらなかった

しかし1日後にはかすれた無声音で鳴くようになって、次の日は弱々しい子猫のような声が漏れるようになって、その後も徐々に回復して、2週間経ってほぼ大丈夫かなという感じになったのです。もともとしゃがれ声のニャー、以前の声質をはっきりとは覚えてないので感覚的ではあるけど。 当初は猫風邪だの喉の病気だの異物を飲んだのと、いろいろ心配しましたが声が出ない他はいつもとまったく変わらず、様子を見ているうちに治っちゃった。

          
       <得意のポーズ再び>声が戻って何より

さて、これが病気じゃないとすれば原因は・・、そう言えばあのとき3日間ほど石油ストーブが不完全燃焼していた。あるいは大方の推察通り心因性ストレスか。ストレスとすれば原因は? あの大脱走からは5日も経っていたし、となると保護者である自分に原因が? それで思い当たるのがおかあさんとソトチビです。

           
  朝は物置の屋根で日向ぼっこするおかあさんを眺めたくて
          (ベランダに出たくてそわそわ)

ニャーは家の周囲にいるおかあさんとソトチビの動向が大変気になるようで、リビングから、そして勝手口(の空気口)から、行ったり来たりの見回りチェックに余念がない。特に勝手口では、自分が頻繁に出入りしておかあさんたちの世話をしていることを理解しています。なので機嫌が悪くなったり、外散歩のときはその場所に近づかなかったり。

          
     外に出るとまず最初におかあさんたちの存在確認

あの大脱走以来、ニャーは敷地外の散歩にも自信をつけてきました。と言っても車やよその人にはからっきし駄目で、店時代の姿にはほど遠い。 でも、何事にもどんどん自信をつけていることは確かです。

          
       ゆったりと道を歩く姿は店時代を彷彿させる

調べてみると思った通りで、ニャーがおかあさんを追いかけるのは敵対行動ではなく狩り行動なのだそうです。おかあさんを見るニャーは威嚇するわけでもなく、鳥を狙うときとまったく同じ。何よりおかあさんがニャーよりずっと小さいので、二匹の優劣はもうついているのでしょう。(ちなみに、ソトチビもおかあさん同様小型のニャンコ。)

おかあさんはもともと少しぽやっとした感じの温和なニャンコ。ニャーが来た当初は鼻先でゴロンゴロンお腹を見せていたけど、家の中でいきなりニャーに襲われてからは怯えるようになった。どうやらその怯えが、ニャーの狩り行動を助長するらしいのです。

          
      家の周囲で草を食べる(ニャーは若芽が大好き)

そんなときは、弱い方のニャンコが追い詰められないようにキャットタワーなど工夫して逃げ道を確保してやると、そのうち自信がついてくるんだそうです。自信がつけば対等になって、仲良し二匹も夢じゃない? でも、もともと外にいるおかあさん、これ以上逃げ場と言っても・・。

          
        シッポの付け根は気持ちのいいポイント
        (でも長い時間やるとストレスになる)


平和的に進むことが大前提なので、このままでは破談になってしまいそうなおかあさんのお迎え。暖かくなっておかあさんを見かける機会も減ってきました。何か即効性のあるいい方法はないものだろうか。

コメント
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