気になる気になるイエミケ一家とソトチビの共存。その後の状況は既に他の記事で書いてました。そうなんです、まるでアパート暮らしのような共同生活が、家裏で始まったのです。
仲のいいソトチビ(食事中)とイエミケ(こっちを見ている)
2つの寝床を背中合わせにして間に衝立を置く。イエミケ一家は棚の上が好きなので、向こう側の寝床で棚の方を向いてます。ソトチビの寝床はこっち側で、勝手口の方を向いている。本当は空気の流れに直角に置いた方が暖かいのですが、この置き方だと風の強い日はソトチビの寝床が向かい風になってしまうのが難点。でも、とりあえずそれぞれの寝床で休んでいます。
寝床をリフォームしてからこの3週間、ソトチビは毎晩やって来ます。どうやら結構寒がりなのかも。だいたい19時頃来て、朝にはいない。その時間はイエミケ一家も夕飯食べ終わって静か。寒い日はたまに、ソトチビが朝までいるときがあってそんな日はややこしい。というのも、イエミケ一家の食事場がソトチビの目の前になるからです。
イエミケはソトチビと仲良しなので問題ない。問題はチビたちで、やっぱり怖くて食べられない。何てったってソトチビはコワモテだし。(子猫には関係ないかな?) こちらも食事場を変えたりと気を遣ったのですが、やがて白黒チビが、そして黄チビも慣れてきました。
(手前の箱の中から)見ているソトチビにまだ黄チビが食べられない
ところが今度は、ソトチビが夕方にも来るようになった。もともとソトチビはわが家ではあまり食べないのですが、本家の事情なのかよく食べる時期がたまにあります。そんなときはこっちが気付くまで寝床で待ってるらしい。問題は、その夕方の時間帯がイエミケ一家の夕食と重なることだった。
2組の食事を同じ場所に置いて、こっちは誰々のそっちは誰々の、とか言ったってわかるわけがない。案の定最初は早い者勝ちに。でも、それぞれの置き場所を変えたところ、驚いたことに自分の分と相手の分を認識するようになったのです。今ではソトチビの食事は寝床の前の台の上、一家の食事はいつものドア下に置いています。それでちゃんとすみわけができるようになった。
ソトチビの食事は台の上(あっ、奥に黄チビが)
すると、イエミケ一家の分には口つけない
さらにそのうち、あることに気付きました。ソトチビも一家も、ご飯を食べるとしばらく出歩くようだ。食べてもずっと居座るダイフクやモドキとは違います。その習慣を利用して、留守中に寝床のカイロを交換する。16時間以上暖かい優れものです。(宣伝文句は20時間) 今は寒いのでこれを2枚づつ、それぞれの寝床(敷布の間)に入れてます。
そんな生活を続けているうちに、チビたちも徐々にソトチビになれてきた。先日のことです。ソトチビが食べていると、物陰からチビたちが見ている。どうやら合流しようか、隠れていようか迷っているようだ。 と、そのとき動き出したソトチビ、何と鳴いたのです。しかもイエミケが子供たちをあやすときの、あの「クルルルル」というやさしい鳴き方。ソトチビはしばらくそうして鳴いていたが、やがてゆっくりと去っていきました。
ソトチビの声を久々に(初めて?)聞きました
あの声はイエミケそっくりだった。その後も数回、ソトチビのそんな鳴き方を聞きましたが本当はもっと鳴いているのかも。(イエミケと思っていたのがソトチビだったとか。) 先日のNHK「ダーウィンが来た」(猫特集)で♀猫の共同子育ての話をしていたけど、もしかしたらそれなのかなあ、などと思っている次第です。
夜は凍てつく寒さの中、冬を生き抜こうと懸命に頑張っている健気なチビたち。ソトチビにとっても、今の状態がずっと続けばいいな、と思います。でも時は無情。チビたちはどんどん成長していく。この先どんな運命が彼らを待っているのか、自分に何ができるのか、次のステージはもうそこまで来ているのかもしれません。
最近は台の上で食事する"ソトチビ姉さん"
仲のいいソトチビ(食事中)とイエミケ(こっちを見ている)
2つの寝床を背中合わせにして間に衝立を置く。イエミケ一家は棚の上が好きなので、向こう側の寝床で棚の方を向いてます。ソトチビの寝床はこっち側で、勝手口の方を向いている。本当は空気の流れに直角に置いた方が暖かいのですが、この置き方だと風の強い日はソトチビの寝床が向かい風になってしまうのが難点。でも、とりあえずそれぞれの寝床で休んでいます。
寝床をリフォームしてからこの3週間、ソトチビは毎晩やって来ます。どうやら結構寒がりなのかも。だいたい19時頃来て、朝にはいない。その時間はイエミケ一家も夕飯食べ終わって静か。寒い日はたまに、ソトチビが朝までいるときがあってそんな日はややこしい。というのも、イエミケ一家の食事場がソトチビの目の前になるからです。
イエミケはソトチビと仲良しなので問題ない。問題はチビたちで、やっぱり怖くて食べられない。何てったってソトチビはコワモテだし。(子猫には関係ないかな?) こちらも食事場を変えたりと気を遣ったのですが、やがて白黒チビが、そして黄チビも慣れてきました。
(手前の箱の中から)見ているソトチビにまだ黄チビが食べられない
ところが今度は、ソトチビが夕方にも来るようになった。もともとソトチビはわが家ではあまり食べないのですが、本家の事情なのかよく食べる時期がたまにあります。そんなときはこっちが気付くまで寝床で待ってるらしい。問題は、その夕方の時間帯がイエミケ一家の夕食と重なることだった。
2組の食事を同じ場所に置いて、こっちは誰々のそっちは誰々の、とか言ったってわかるわけがない。案の定最初は早い者勝ちに。でも、それぞれの置き場所を変えたところ、驚いたことに自分の分と相手の分を認識するようになったのです。今ではソトチビの食事は寝床の前の台の上、一家の食事はいつものドア下に置いています。それでちゃんとすみわけができるようになった。
ソトチビの食事は台の上(あっ、奥に黄チビが)
すると、イエミケ一家の分には口つけない
さらにそのうち、あることに気付きました。ソトチビも一家も、ご飯を食べるとしばらく出歩くようだ。食べてもずっと居座るダイフクやモドキとは違います。その習慣を利用して、留守中に寝床のカイロを交換する。16時間以上暖かい優れものです。(宣伝文句は20時間) 今は寒いのでこれを2枚づつ、それぞれの寝床(敷布の間)に入れてます。
そんな生活を続けているうちに、チビたちも徐々にソトチビになれてきた。先日のことです。ソトチビが食べていると、物陰からチビたちが見ている。どうやら合流しようか、隠れていようか迷っているようだ。 と、そのとき動き出したソトチビ、何と鳴いたのです。しかもイエミケが子供たちをあやすときの、あの「クルルルル」というやさしい鳴き方。ソトチビはしばらくそうして鳴いていたが、やがてゆっくりと去っていきました。
ソトチビの声を久々に(初めて?)聞きました
あの声はイエミケそっくりだった。その後も数回、ソトチビのそんな鳴き方を聞きましたが本当はもっと鳴いているのかも。(イエミケと思っていたのがソトチビだったとか。) 先日のNHK「ダーウィンが来た」(猫特集)で♀猫の共同子育ての話をしていたけど、もしかしたらそれなのかなあ、などと思っている次第です。
夜は凍てつく寒さの中、冬を生き抜こうと懸命に頑張っている健気なチビたち。ソトチビにとっても、今の状態がずっと続けばいいな、と思います。でも時は無情。チビたちはどんどん成長していく。この先どんな運命が彼らを待っているのか、自分に何ができるのか、次のステージはもうそこまで来ているのかもしれません。
最近は台の上で食事する"ソトチビ姉さん"