今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

子ニャンたちの秋2018 ~頑張るオジンの備忘録~

2018年11月08日 | その他・一見さん
上野動物園のシャンシャンが独り立ちするとか。1才半が独り立ちの目安だそうで随分遅いですね。ノラの子ニャンは早ければ2、3ヶ月で放り出される。そのシャンシャンは大人気ですが、かわいらしさの点では子ニャンだって負けてません。しかもノラの子ともなれば、その幼気(いたいけ)なさには感動すら覚えること請け合いです。

リンがキーとクウを家裏に連れて来たのは去年の今頃でした。まだよちよち歩きだった2匹は、厳しい暮らしにも逆境や試練にも不平ひとつ言わずに毎日元気に遊んでいた。やがて少し出かけるようになると、人間のお菓子の包装紙など食べられない物を"戦利品"として後生大事に咥えてきた。食べ物なんて自力ではそう簡単に見つからない。何だか見守っているうちに涙が出た。この子たちは絶対に幸せにしようと、心に誓ったものでした。


キーとクウ:少しお出かけをするようになった頃(再掲)

先週のこと、店のスタッフから聞いた話です。知り合いが子猫の里親さんを探しているとか。何でも近くのノラが2匹の子供を産んで育て始めたらしい。先週と言えば当地では急に寒くなって、郊外では5℃まで下がった。「このままじゃ不憫だ」と知り合いさん。ダンボール箱で寝床を用意して食べ物をやるよう伝えてほしいと頼んだけど、いやあそこまでやるかなあと、そのスタッフは懐疑的でした。

一応伝えてはもらいましたがその後どうなったかは聞いてません。こういう場合にいつも駆けつけちゃう個人ボラさんもいるようだけど、自分は周囲の人たちのやさしさに期待するだけです。この世に生まれてくる幼気ないノラの子猫たちの、90%が冬を越せずに果てていくのが現実。どんなに頑張っても、そのすべてを救えないのも現実。胸の痛くなる話です。


コン:迷い猫掲示板でも発見、保護者からの応答はなかった(再掲)

ノラ猫は人間社会が生み出した、人間社会で生きる動物。本来の生息地域とは異なる環境(寒すぎる、餌がない)で暮らしているため、人間の助けがなければ生きていけません。ノラ猫がいなくなることは猫好きにも猫嫌いにも共通の願いです。みんなで協力して、その元凶である猫捨て撲滅を目指しましょう。

と言いつつようやく本題です。ノラの子ニャンというのはだいたい春か秋に現れる。繁殖サイクルがそうなっているのか、その季節になると捨て猫が増えるのか。このブログにもこれまでいろんな子ニャンが登場しました。うまく救えた子もいたが、残念ながら消息を絶った子も。出会った当時1才未満と思われた子ニャンを挙げてみると;
救えた子:イエチビ、ハリー、ちび太、キー、クウ、テリー
まだの子:ポン、ソトチビ、チビ(故)、シャッポ、モドキ、コン、ミセミケ、他一見さん数匹


ミセミケ:今年の5月以降見ていません(再掲)

さて、今年の秋はどうか。

新顔ちゃん
まだ名前がありません。白黄くんのカテゴリーに登場したのは夏でした。警戒心が大変強くて当初は影のような存在だったが、徐々に馴れてきて今では時折勝手口の下で待っています。左耳カットの子猫。カットされただけで地域猫のように世話されているかどうかは不明。当家ではあまり食べずたまに何となく顔を出す程度。しかしその頻度は確実に増して、今では3日に2日は姿を見かけます。


新顔ちゃん:ハリーとクウの妹??

お店のミケチビちゃん
2週間くらい前に2、3回見かけた子。やはり名前がありません。初めの日はモドキに追われていた。ただし追い払われていたのかどうかは不明。その後夜に現れて、空になっていた置き餌の器を舐めていたのでK君が補充したところ食べて帰った。その後は誰も見ていません。とてもきれいな顔立ちだったので保護できればと思っています。 ***速報(スタッフより)*** 本日夜現れてご飯を食べて帰ったそうです。


ミケチビ:顔の模様がみうに似ています

はてさてこれからどうなるのか。もちろんまだの子ニャンたちも、どこかで幸せになったことを確認できない限り保護を諦めません。それに白黄くんをはじめ、モドキやダイフクにカブキなど大人の予備軍もいます。トラップを使わない方法でどこまでできるか、オジンの挑戦は続きます。


モドキ:本ブログでは現在外ネコ代表格

コメント
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