今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

怖いけど甘えたい

2020年10月02日 | チキン,キリン,ポニー
1年半くらい前に、「寄り逃げ猫」という記事を書きました。
当時テンチビと呼んでいた店のレオのことでした。
警戒心の強いノラが、人が持っているご飯を食べたいときの動きとは違います。
要は人が怖いのにかまってちゃん。

わが家ではリンにキーにシロキ、それに何と言ってもポニーがそうだ。
ポニーはご飯だろうが何だろうが、こっちから近づけば必ず逃げる。
しかもその逃げ方が尋常じゃない。
その場で手足を高速回転の空回りさせてから一気にダッシュ。
漫画でよく見るあの逃げ方だ。
おかげでわが家のフローリングは傷だらけ。

右からポニー、チキン、シロキ

かと思えば、こっちが座っているときは身体を寄せて来て伏せの姿勢。
かまってちゃんの合図です。
このときはどこを撫でようがつかもうが満足そう。
遠慮がちなところがなんともかわいいのです。

ちび太の横にくっついたポニー、手前はキー

ポニーはニャーと同じであまりつるむタイプではないようだ。
チキンに絡まれて何かと相手をしているが、本当はひとりがいいのかも。
ただ家猫修行の賜物か、最近は他のネコたちと一緒にいることが多くなった。
よくキーとクウを追いかけるけど追い詰めることはない。
ニャーを追うときは逆に弄ばれてる感じ。
それ以外のネコたちは、相手をしてくれないので追わなくなった。

ここはニャーの場所だけどポニーも棚の上が大好き
(よくニャーと見間違えます)

ポニーが店に迷い込んできたとき、生後半年は経っていると思われた。
その後しばらく、事務所入口脇のラック上で「屋根下の住猫」として過ごした。
群雄割拠のノラたちから身を隠すためだと思っていたけど、
人間との間を保つ護身術だったのかもしれないな。
半年もの間独りで生きてきた子猫は、相応の知恵を身に着けているのだろう。

それもそのはず、店時代は"屋根下の住猫"だった

猫として優れていることと人に好かれることは違う。賢い猫はそう簡単には人に懐かないけど、人は自分に懐く猫を賢い猫だと思う。そこに猫の世界の皮肉がある。賢いから幸せになれるとは限らないのだ。いや、むしろ賢い猫ほど嫌われる? でも、もし人間がもっと賢かったら、賢い猫を正当に評価することができたら、猫族がもっと知恵をつける励みになるに違いない。


僚友チキンといることが圧倒的に多いポニーです

コメント
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