モドキのタイトルなのに、一見さんカテゴリーとはこれ如何に。
店を空けていたこのひと月半、数日前に復帰してからもモドキを見ていません。
喘息と心不全で店を休む少し前に、新顔サビ子猫が現れてモドキと競合状態になった。
「夜の店番猫」など持ち上げつつ、こうしてみると何と希薄な存在なことか。
自分の休業中は専ら妻から情報を得ていました。
問題は2匹とも来店時間が遅くなり、どっちがどう食べてるのかわからなくなった。
サビは食欲旺盛なので見つければ何でも平らげてしまう。
モドキは少し残すのが癖で、しかも安いのや古いのは食べない。
乾物もシーバ以外はあまり食べない。
この違いを頼りに、2匹の食べ場所を共存させようと考えた。
そして置き餌を試行錯誤で違う場所に置くように頼み、最終的に場所を決めた。
一見余裕のありそうなモドキだが・・
どっちがどう食べているのか毎日食べ跡でチェック。
たまにサビが残したりモドキが空にしたりするので、完璧な判断ではない。
そのうち、サビがモドキの場所でも食べていることがわかった。
その頃からモドキの消息がどうにもつかめなくなった。
全部空になっていると、果たしてモドキも食べたのかわからないのです。
モドキはこのひと月半の間に1度しか確認されてない。
出会ったのは遅くまで仕事していた妻で、「痩せたみたい」と言っていた。
一方サビの方も、2週間前を最後に確認されてない。
でも置き餌は毎晩消化されているのです。
(前回のを再掲)すぐ逃げるサビの写真は少ないです
果たして誰がどう食べているのか。
そうこうしているうちに、またまた新手が現れた。
いや、新手と言うより、あの懐かしいシンです。
(2019年の秋に登場、去年の春にも1度現れた。)
シンが達者でいたことは何ともうれしい限り。
でも、モドキとサビの動向はますますわからなくなってきた。
1年に1度くらい顔を出す懐かしいシン
いよいよ本気で監視カメラでもつけてみようか。
まあチェックしたところで、コントロールできるわけではないけれど。
自分にとって何より寂しいのは、付き合い歴5年以上の当ブログ重鎮モドキが、一見さんたちにまみれてしまったことだ。
やっぱり斯様な関係を長く続けるのは難しいのかな。
改めてモドキとの希薄な関係という現実を思い知りました。
過去にも何度か消息を絶ったモドキ。今回もまた復活すると信じるしかない。
会わないだけで実は毎晩来てた、なんてこともあるし。
※この話は「Mさん」(「ノラたちの幸せを願って」カテゴリー)に続きます。
シンの雄姿:初めて"タヌキのようなシッポ"をカメラに収めました