先住グループと新保護グループの融和の他にも、昨年からの懸案事項はいろいろあります。
クウをはじめとする粗相問題は新保護グループを迎えてますます深刻に。
ポニーやちび太の抜け毛の跡がなかなか生え揃いません。
でも何と言っても一番の気がかりは、介護部屋(物干し部屋)の住猫サクラです。
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介護部屋はお店の温室から来た熱帯果樹が同居してます (出窓右側にサクラ)
8月の記事にコメントを頂き、難治性口内炎猫の寿命が2,3年だったというのは、正直なところショックでした。
今のサクラにはステロイド(ブレドニゾロン5mg)を3~4日に1錠、バイオデンタルを毎日1錠すり潰して与えています。
状態はどうかというと、普段は平穏そう。
ただし、痛みに耐えてもがいたり暴れたりする姿を多くて1日に数回見かけます。
それに平穏そうと言っても、猫は穏やかなときと痛みに耐えているときの表情が同じなので、実際にはどうなのかわかりません。
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日が当たり始めた介護部屋:わが家では最も日当りがよい部屋です
相変わらず自分から飲まないので、水にモンペチスープを混ぜて与えています。
チュールが好物なのでスプーンとチュールでスープに誘導。
初めは頑としてチュールすら舐めないけど、根気よく匂わせると嫌々舐め始める。
そうなれば口をスープに誘導し、チュールでだましだまし飲ませます。
かつてはたまに自分からスープを飲むこともあったのですが、今はチュールなしでは飲みません。
ひとつ大きな進歩がありました。ウェットを食べるようになったのです。
かるかんのパテ。何十種類ものウェットを試して、ようやくたどりつきました。
(あるいはサクラが変わったのかもしれません。)
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寝床に粗相して洗濯中、仮の箱に入ってます
今ではシーバやカリカリ(かるかんの腎臓病用)よりもパテが主食です。
スープと同じで初めは頑として口をつけないが、食べ始めたときの勢いは凄まじいものがあって、ガツガツと一度に1袋(70g)以上食べることもよくあります。
不思議なことに、飲み食べしているときは殆ど痛がりません。
たまにグアッとなってもんどり打っても、すぐに気を取り直してまた食べ始める。
そんなとき、サクラの生きることへの強い意志を感じるのです。
将来への不安は絶えない。
こんな介護がずっと続くのだろうか。推定6才になったばかりのサクラはまだまだ若い。
逆に、コメント頂いた方の猫ちゃんのようにそのうち徐々に食べなくなって・・。
そんな保護者の不安をよそに、サクラの日常は安定してます。
昼間は物干し部屋、夜はオジン部屋押入れの寝床に移動。出入りは自由です。
家中自由に行けるのだけど、今はこの2部屋で十分のようだ。
他猫との親和性も十分で警戒することもない。
サクラの苦手はただひとつ。いまだに警戒しまくりの保護者です。
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店にあったココレオの寝床を常用するサクラ、かつては箪笥の上にあった