今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

診断結果

2024年12月15日 | サクラ(新顔)とハチ(キジロ)
今は亡きルイのカテゴリーは、最初の記事のタイトルが「改名サクラとルイ」。
ルイは家裏で幼い頃のサクラやハチ(キジロ)と同じ時代を過ごした。
当時家裏は群雄割拠していた時代。ルイは他猫を追い払いサクラやハチには手を出さなかったので、結果的にまだ幼い2匹を守った形になった。
そのルイカテゴリーの記事数が少ないのは、ルイが若くして急逝したからです。
FIPでした。当時は自分もまったく知識がなく、ルイを看取った後に闇雲に勉強した。

サクラの記事でFIPのことを書くなんて、何か因縁めいたものを感じます。
当時FIPは致死率100%で予後数日と言われていたが、実は希望の光が見え始めていた。
バカ高いけど効果のある薬が確認されたのです。
その後パンデミック(コロナ騒動)をきっかけに「レムデシビル」という薬が開発された。
これがFIPに大変効果あるらしい。何故ならFIPもその原因がコロナウィルスだからです。
ただごく近年の動きなので、まだ知見のある病院とない病院があるようだ。

FIPの自己診断としては、発熱やお腹の膨れ(腹水:ウェットタイプの場合)がある。
ルイ亡き後、自分は食欲減退やお腹の膨れには先ずFIPを疑うようになった。
5年前にルイを病院に連れて行った時のことで、今でも後悔していることがある。
無知な自分が(ルイを楽にするために)お腹の水を抜けないかと頼んだとき、
先生(今は登院していない院長先生)は不安気だったけど対応してくれた。
「随分抜けましたね」と言って結果的にどのくらいだろう。500mlビーカーに1杯半近く抜けるだけ抜いた。
帰宅してからルイは一気に具合が悪くなり、立つこともできなくなった。
後で調べたら、腹水は抜いてはいけない。臓器を圧迫する場合は最低限だけ抜くと。

"腹這い"のような姿勢になってしまうサクラ

その病院はとても患者に優しく説明が丁寧なので、今でも当家のメインの病院です。
ルイはいずれにせよ持たなかった、ということもわかっています。
それでも心しておかなければいけないこと、医者は何でも知っている神様ではない。
先生を妄信したりその言葉を鵜呑みにするのはリスクがあるのです。
ルイだけでなく前庭疾患のみうのときも(違う病院)、自分には何度もそう思う時があった。
そんなことはもうあってはならない。猫たちの命を預かっているのは保護者なのだから。
今回サクラを連れて行ったのは事前に入念に調べて、FIPの診断治療に力を入れている病院を選んだのでした。

病院での検査には事前の問診含めて3時間かかりました。
最終的にはPCR検査を行うが(人間と同じだ)、その前に確認することが何段階もある。
夜遅くまで対応してくれた病院で、他客が皆終わって誰もいない中で先生から話を聞いた。
結論から言うと、FIPの可能性は低いと。
お腹の出っ張りはやはり腹水だった。でもさらさらした透明に近い液体。
ルイの時に見た粘稠性のある黄緑色の液体(FIPの特徴)ではなかった。
発熱もなくお腹が膨らみ始めてから日数が経っているので、もともと可能性は低かった?
いや、サクラはステロイドを飲んでいるので進行が遅くなる場合も考えられた。
念には念を、です。

まずは一安心だけど、では原因は何なのか。
サクラはもう階段を上れないなど生活に支障をきたしている。
今週末に、また本格的な検査を行います。

活発には動けないけどまだ気を強く持っています

※次記事「容体急変」に続きます

コメント
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