今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

天真爛漫チキンが怖いもの

2024年12月07日 | チキン,キリン,ポニー
記事数は少なくても写真の登場回数が結構多いチキン。
それだけ行動範囲が広く、他猫との付き合いも多いということでしょうか。
わが家の15匹の猫たちは1匹を除いて、保護当時には齢6ヶ月以上でした。
チキンだけが、物心がつく前に家に来た。(推定月齢1ヶ月)
なので保護者を親と慕い、この家以外の世界を知りません。
そして母猫から"猫の社会学"について学ぶ機会もなかった。

チキンは5才半になりました

保護者に対しては超甘えん坊。悪さして怒られても悪びれない。
一方もし猫たちの間にルールや礼儀があるのなら、チキンがそれを知る由もない。
保護者が教えられるのは人間社会のルールだけなので。
そのせいか猫社会においては無邪気で傍若無人に見える。
(例えば他猫がトイレしてる時に平気で邪魔しに行ったり。)
そして怖いもの知らず。
他猫たちから、「随分粗野な奴だなあ」と思われているのかもしれない。

それとも"猫の社会学"は独学で学べるものなのだろうか。
最低限のことは、チキンの育ての親とも言うべきシロキから教わった?
多分それは両方なんだろうな。そして未だ至らない部分も多々ありと。
ご飯待ちの時間によくニャーにちょっかい出したり、要は畏れというものを知らない。
でもそれでニャーは?と言うと、全然怒らない。
チキンに邪気のないことがわかっているようです。

ニャー一派(右からちび太、ニャー、チキン)と、左に寝てるのはモドキ

ところで先に怖れを知らないと書きましたが、実際には怖いものがあるようです。
例えば玄関チャイムが鳴っただけで一斉に逃げまくるなんて話。
わが家ではチキンが真っ先に逃げ隠れ。
チャイムが鳴ったからって怖い目に遭ったわけでもないのに、あれは何だろう。
誰に教わったのかしら。
きっと本能に備わった判断基準のようなものがあるに違いない。

上ココ、下チキン

最近になって、チキンには怖いものが増えました。
かつて突然他猫を襲ったりしていたダイフクです。
今はのんびりムードのダイフクですが、至近距離から睨まれると確かに怖い。
そのせいか何もなくてもみんなから怖がられ、警戒されています。
当初はそうでもなかったチキンも、最近になって怖がるようになった。
これは本能によるものではないだろう。ダイフクから滲み出るオーラ?
いや、きっと知らないところで何かそのきっかけがあったに違いない。

怖がると言うことは、猫にとっても人間にとっても身を守るために重要なことだ。
チキンは家猫だからまだいい。
外で暮らすノラたちにとっては、人間が怖いものと分かった時は取り返しのつかない時、つまり危害を受けたり命を落とすなんてことになりかねない。
この判断は本能に備わっているわけじゃないから、母猫に教わらなかったノラに対しては人間がきちんと教えてあげないと。


チキン(左)の育ての親だった今は亡きシロキ

コメント
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