今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ココの捕獲みたび失敗

2023年03月06日 | レオ(テンチビ)とココ
前回の失敗(2/28)から三日後に再トライという先生の提案には、結局乗れませんでした。
一応平常生活には戻ったものの、ココのおどおどした様子が止まないからです。
ところがその後になって、それでは6日(今日)という再提案が。
偶然キャンセルで空いたが、その後はしばらく予約でいっぱいだと。
悩んだ末、再挑戦することにしました。

写真1枚目~4枚目はココレオ日常生活のひとコマです

とは言うものの、さすがにたも網の猿知恵はもう使えない。
で、結局捕獲機を借りてきました。
自分の主義には反するけど、一昨年初めて使ってうまくいったこともあるし。(ケン)
捕獲機をココに慣らしながら、当日の段取り計画を練りました。

手術日の前夜にレジ室で仕掛けるが、捕獲時間を短くするため3時頃に行う。
レオが入らないよう、観葉室に移動させてレジ室のドアを閉める。
ドアに沿って捕獲機を仕掛けレオが見えるようにする。
捕獲機にはココの好物蒸しササミを使いレジ室に水、観葉室に水とカリカリを置く。
頭の中では、いつもうまくいくのですが・・。



で、今日は午前3時前に店に向かった。
市場の帰りなど、スタッフ帰宅後に誰かが来ることはよくあること。
その時もレオは喜んで迎えてくれた。
ところがココは、キーパー上の寝床から顔半分出してこっちを見たまま。
その目は怯え、両耳は水平になっていた。
いやはや、既に警戒しまくりでした。
やっぱりこりゃダメだと思いながら、計画通りに捕獲機をセット。
今朝8時前に店に来てみると、案の定ココは不安そうのまま捕獲機には入ってなかった。
レオと合流した後は少しは気を取り直したようだけど、朝飯も食べずにそわそわ。
ココのダメージが大きくなる前に、いつも通り開放しました。



その後のココはいつもと同じように過ごしています。
と言っても最近は、毎日朝の2時間ほど行方がわからなくなる。
春のエクスカーションが、そろそろ始まるのかもしれません。
しかし、もう打つ手はなくなった。
確かにココは警戒心の強すぎる猫。でもそれだけじゃない。
こっちの変化、わずかな緊張を読み取るのだ。
何故緊張するのか、それは手術日が決まっていてその日に合わせて決行するからです。
失敗できないという思いが緊張になる。
実際、普段のココはそんなにおどおどびくびくしてるわけじゃない。



今日の失敗で当分ココの手術は諦めました。
せめて住民票の発行(首輪の装着)だけでもと思うけど、それも仕方ない。
問題はココの店(屋内)に対する不信不安が増していること。
もしレオがいなかったら、ココはとっくに姿を消しているに違いない。
気心としては店の子というよりノラに近いココ。
お泊りをとことん嫌ったシャッポを思い出す。
あのシャッポのように、ココもノラとしての矜持を貫くのだろうか。

今朝開放後のココレオ・裏駐車場にて

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一進一退

2023年03月05日 | サクラ(新顔)
ちび太のストレスハゲやココの確保でバタバタしてますが、忘れてならないサクラの存在。
前回報告(1/23)の通り保護部屋を開放したのですが、いまだに中で暮らしています。
一時は家中探検も試みたけど、何とも元気が続きません。

リビングを探検中のサクラ

しかも何故かケンがサクラを追うようになって、その度に部屋に逃げ帰る始末。
ケン追いのちび太がいれば用心棒になってくれるけど、
サクラが出る機会はめっきり減って、保護部屋の開放は保護者の立ち合い時だけ。
それに、サクラの動き回ろうとする気力自体が一進一退なのです。

少し元気のあるときはケージの上に

一時は何も口にしなくなったサクラ。
祈るような気持ちでいろいろ試した結果、箱入りシーバとモンペチスープだけ口にした。
それ以外は水すら飲まない。
量的な波はあるけど、今はこの2品がサクラの命綱になっています。


1日中こうして寝ているときが多くなった

食べ方を覚えたのか、食べてるときにグアッとなることは少なくなった。
しかし逆に、何でもないときにいきなり飛び上がることもある。
寝ているときに物凄い粘稠性の、血の混じった涎を流したりする。
人間だって、口の中がそんな状態じゃ気力が萎えるのも無理はない。

当初みたいに大暴れすることはなくなったけど・・

人を怖がるサクラ、口の中を診るには麻酔をかける必要があると先生は言う。
しかし、麻酔はサクラの状態がもう少し回復してからの方が安全だと。
でも診察して正しい処置をしなければ、サクラは衰弱していく一方だ。
この先生大丈夫なのかと、一時は疑ったりもした。

調子のいいときは2階まで遠征、物干し部屋の出窓で

一方サクラは、少しづつ変わってきた。
最近では挨拶代わりに撫でてやってます。
まだ怖いけど逃げる元気もない弱みに付け込むようで気が引けるのですが、
この調子でいけば麻酔なしの診察も可能になるんじゃないかと。
だからもう少し、もう少し。

サクラの自由を奪い、生きる気力まで奪うのかといった負い目。
そんな自分は妻の一言に救われた。
「あのとき保護してなかったら、サクラはとっくに死んでるわよ。」
そして今度はサクラの生きる力に、自分は救われようとしています。

頑張れ、サクラ


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春ですニャー

2023年03月03日 | ニャー
暖かくなってきました
朝は寒くても、もう氷点下(庭の温度計)はなさそうです
逆に10℃以上まで上がる日が増えて来た
人が自然と前向きになる季節ですね

ニャーの特権、リードで庭散歩(10日前)

今朝見たら、今年も福寿草が開花してました

わが家は狭い庭に果樹がびっしり
花と収穫、1年に2度の楽しみです

南高梅はもう咲き終わりました(毎年自家製梅酒作ってます)


これは?・・・ヘーゼルナッツの蕾が膨らんできました

陽光が強くなってきて
直射日光はそろそろ要注意
ニャーには必ず日陰の逃げ場が届く範囲に


「うーん、こりゃたまらん」猫には日向ぼっこがよく似合う

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