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流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

岸辺露伴は動かない

2014年01月09日 21時28分20秒 | 漫画事
荒木飛呂彦さんです。

JOJOの外伝で岸辺露伴がフューチャーされています。

内容は



「伝奇」



です。

伝奇って若い人には解らないかも知れないけど。

日本に昔からある、昔話や言い伝えに反映された規範に近いものだと私は考えます。

ここにある物語は伝奇ではないかも知れませんが、いろいろと教えてくれる話です。

キウイγは時計仕掛け

2014年01月09日 21時06分12秒 | 読書事
森博嗣さんです。

Gシリーズです。

もはや森さんは「私が読みたいもの」を書く著作者じゃないです。

が、

シリーズや短編集に

「西之園」「犀川」という符丁(笑 があると、森ファンは買ってしまうのです。

で、今作ですが、Gシリーズは、言ってみれば、





「燃え滓」





閑話休題

内容は学会の発表会がある大学で学長が殺される。

また、翌日には、運営責任の教授が殺される。

犀川と西之園の華麗(?)な推理とともに物語は終焉する。





謎の拡げ方は良し。

S&Mの出演や好し。

加部谷&雨宮の進行は佳し。



でもね。

Gは、拡げた謎を収拾しないのが特徴。

確かに、現実世界ではそう。

すべてに関わる謎なんかは現実には起きないって。

わかる。

わかるけど、小説なんだから少しは回収してくれよ。

探偵・花咲太郎は閃かない

2014年01月09日 17時05分46秒 | 読書事
入間人間さんです。

ちょっとだけ警戒した。

でも、読む本も少ないし、105円だったから、いいや。



結果。

私の読みたい本はこれではない。

文章に独特の形容表現があり、それが肌に合わない。

設定自体は好感が持てるし、展開しようのある構成。

推理はショートカットして、いること自体には文句はないが(鯨統一郎好きには問題なし)、結末というものがないままなのは、ちょっと、ね?

そういった世界観で作家されているようなので、2読はありません。

ターニング・ポイント

2014年01月09日 00時09分51秒 | 読書事
渡辺容子さんです。

以前

「左手に告げるなかれ」

「無制限」

「流さるる石のごとく」

なども読んでいました。

今作は、保安士の八木薔子さんのその後を描く短編集です。

最後の「バックステージ」はやり過ぎでちょっと嘘くさい。

渡辺さんの文章は、読みやすく、人物の描き分けや人物設定も上手く、好きです。

次は、

「エグゼクティブ・プロテクション」を読めばいいかな?