金城武さん主演のアクションSF(?)です。
DVDで観ました。
最初。
ネットで周回していたら「鈴木杏」さんが引っかかり。
'97年のフジテレビ深夜枠の「3番テーブルの客」で「鈴木杏」さんの名前を記憶しました。
当時は鈴木杏樹さんという奇麗めな女優さんが跋扈していた時期でした。
杏さんは、当時は小学生で3~5年生くらいだった筈です。
で、もって。
杏さんの出ているdvdを発見して、Amazonで温めていたら、1000円以下で購入出来ました。
DVDの装丁も含めて、金城さんメインのフィルムノワール、アクション全開のカタルシスものと、思っていたら…。
スティーブン・スピルバーグの「E.T.」でした。
しかも、日本風に味付けした、21世紀ものとは思えない…。
岸谷さんは良いのだけど、「E.T.」にはそぐわない。
鈴木の杏さんも現在の活躍を考えたら、仕方なし。
演技はうまいけど、作品的にはどうでもいい。
結局、役者は、よっぽどでないと、監督・作品によってのみ評価されちゃうんだね。
アクションもいまいち。
暗黒街ものかと思いきやSF風の味付けだし。
金城さんの物語上の位置づけって言うか、立ち位置が全然伝わってこないし。
12年の時が過ぎて。
リターナーの出演陣で、今、引っ張りだこなのは、誰もいない。
それが、この作品の評価だと思う。