イタリア山岳兵 遺品回収に尽力(毎日新聞記事2011.9.8)
映画「ひまわり」(ビットリオ・デ・シーカ監督、1970年)にもその様子が紹介された ソ連戦線に送られた多くのイタリア兵ですが 今朝の朝刊でこんな記事を見つけました:
7万5千人以上が死亡または行方不明となって 大半が厳冬の収容所で餓死したソ連戦線のイタリア兵については 戦後 イタリアが組織的に遺品収集などはしてこなかったそうです これは 「イタリア人は死んだら天国に行くと考えるため、戦没地を重視せず墓参も盛んではない」(ミラノ山岳兵協会前支部長のウルビナーティ氏)ためとのこと
死者の約2万人が山岳兵(アルピーニ/alpini)だったことから 2009年にミラノの山岳兵だったレスピギ氏が 夫婦で慰霊の旅に出て偶然遺品を手にし ミラノ山岳兵協会の支援を得て遺族探しを開始し この夏までに150人の兵士の遺品を届けることができたそうです
山岳兵の特徴は 仲間が遭難死や戦死した場所を通ると必ず黙祷し 死者を忘れずに後輩に伝えるとのことで こうした山岳兵の死生観が 遺品回収の取り組みを支えているそうです:
http://mainichi.jp/select/world/news/20110908ddm007030106000c.html
映画「ひまわり」(ビットリオ・デ・シーカ監督、1970年)にもその様子が紹介された ソ連戦線に送られた多くのイタリア兵ですが 今朝の朝刊でこんな記事を見つけました:
7万5千人以上が死亡または行方不明となって 大半が厳冬の収容所で餓死したソ連戦線のイタリア兵については 戦後 イタリアが組織的に遺品収集などはしてこなかったそうです これは 「イタリア人は死んだら天国に行くと考えるため、戦没地を重視せず墓参も盛んではない」(ミラノ山岳兵協会前支部長のウルビナーティ氏)ためとのこと
死者の約2万人が山岳兵(アルピーニ/alpini)だったことから 2009年にミラノの山岳兵だったレスピギ氏が 夫婦で慰霊の旅に出て偶然遺品を手にし ミラノ山岳兵協会の支援を得て遺族探しを開始し この夏までに150人の兵士の遺品を届けることができたそうです
山岳兵の特徴は 仲間が遭難死や戦死した場所を通ると必ず黙祷し 死者を忘れずに後輩に伝えるとのことで こうした山岳兵の死生観が 遺品回収の取り組みを支えているそうです:
http://mainichi.jp/select/world/news/20110908ddm007030106000c.html