日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

第13回イタリア料理専門展 ACCI Gusto 2024が開催されます(2024.11.26,27)@都立産業貿易センター浜松町館

2024年10月29日 | イタリア料理・イタリアン食材
第13回イタリア料理専門展 ACCI Gusto 2024が開催されます(2024.11.26,27)@都立産業貿易センター浜松町館 


(一社)日本イタリア料理協会主催の第13回イタリア料理専門展 ACCI Gusto 2024が今年も開催されます:

2024年11月26日(火)・27日(水)  ※2日間
於 都立産業貿易センター浜松町館 (〒105-0022 東京都港区海岸1-7-1)

入場料¥1,000が無料になる入場事前登録ページは こちら

セミナー&デモンストレーションスケジュールは こちら

イタリア料理コンテスト「Premio ACCIは こちら 
決勝は11月26日(火)です🍝
今年のテーマ: 「豆の可能性」~イタリアの伝統料理から革新的な新たな料理まで~

第13回イタリア料理専門展 ACCI Gusto 2024は こちら

ACCI = ASSOCIAZIONE CUOCHI CUCINA ITALIANA 日本イタリア料理協会の略称。
Gusto = イタリア語で「味覚、味、テイスト」の意味。
つまり「ACCIの味」= イタリア料理を当協会テイストに捉えてご紹介する場、という意味です





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「伝説となった国 東ドイツ」「Wie war das in der DDR?: Einblicke in die Zeit des geteilten Deutschland」を読みました

2024年10月27日 | ドイツ語・独検
「伝説となった国 東ドイツ」「Wie war das in der DDR?: Einblicke in die Zeit des geteilten Deutschland」を読みました(2024.09~10)@東京ドイツ文化センター図書室

東京ドイツ文化センターの図書室で借りてきた DDRの人々へのインタビューをまとめた本「伝説となった国 東ドイツ」 そして わかりやすく簡単なドイツ語で 旧東ドイツ(ehm. DDR)時代の暮らしぶり等を紹介するドイツ語の読本で 2人の子どもの目線で様々なテーマについて語る「Wie war das in der DDR?: Einblicke in die Zeit des geteilten Deutschlandの2冊を読みました 後者は忘れかけたドイツ語のリハビリにちょうどよく 音読しながら読み進めました 

どうしても旧東ドイツの本に目が行ってしまうのです...

    *     *     *

伝説となった国 東ドイツ」 (平野洋著 2002年現代書館発行)は 著者が1988年~1993年までの5年間 ライプツィヒと東ベルリン留学していた頃に 1989年のベルリンの壁崩壊と 1990年のドイツ統一を現地で体験した際の記録であり 1994年から2002年のユーロ登場までに 多くの現地の人々へのインタビューをしたもので構成されています 

特に記憶に残っているのは 時間をかけて統一するのではなく 当時のH.コール政権が 強大な西ドイツが東ドイツを飲み込むようにして統一していったくだりです 

そんな中で旧東ドイツの人々は 職を失ったり 西に逃げた人たちから東に残した土地や家の所有権をめぐる裁判を起こされたり 経済的格差に苦しみながら苦難を乗り越えていった過程が見えてきます

東のホーネッカー政権は ナチスによって獄中にあった期間が長いというだけで政権に治まり...  そしてシュタージ(国家秘密警察)による監視社会へと移り... 1989年秋のライプツィヒの月曜デモの参加者たちへのインタビューも貴重な記録です 

西の人間と結婚した東の人の人生観と異なる東ドイツ観  東にもいいところはあった等と言う東の人への西の人々の憤慨 西の人は打ち解けてくれないという東の人の言い分 元シュタージの人へのその後についてのインタビュー等 壁崩壊時に東の親戚が西の親戚を訪ねてこない理由   外国人に対する暴力は東の方が多い理由など...  

2002年からの新通貨ユーロ登場までの時点での東西ドイツの人々の赤裸々な言葉を記録した貴重な一冊です

他にも ドイツのマンガの対訳本も借りて読みました

 東京ドイツ文化センターの図書室


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「レオ・レオーニと仲間たち/Leo Lionni and his Circle of Friends」展が開催されます(2024.11.9)〜2025.1.13)@板橋区立美術館

2024年10月23日 | イタリアの美術館・博物館
「レオ・レオーニと仲間たち/Leo Lionni and his Circle of Friends」展が開催されます(2024.11.9)〜2025.1.13)@板橋区立美術館
 
1996年 2020年に続き 日本で3回目のレオ・レオーニ展が 板橋区立美術館で開催されます:

会期:  2024.11.9(土)〜2025.1.13(月/祝) 
休館日:  月曜日、12月29日~1月3日 (但し、1月13日(月曜日・祝日)は開館)

小さなさかなのお話『スイミー』、青と黄の抽象的な形がストーリーを織りなす物語『あおくんときいろちゃん』。 
これらは、刊行から60年以上たってなお愛され続けるレオ・レオーニ (Leo Lionni 1910-1999) の絵本です。

レオーニは、20世紀のイタリアやアメリカにおいて、絵画、デザイン、絵本など多彩な分野で活躍しました。
この展覧会は、レオーニの生涯にわたる制作活動と、影響関係にあったアーティストたちを併せて紹介するものです。

1910年にオランダで生まれ、幼少期から豊かなヨーロッパ文化を享受して成長したレオーニは、青年期にはイタリアで
ブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari 1907-1998)をはじめとする多くのアーティストや文化人と交流し、影響を与え合いました。
1939年にアメリカへと渡り、アートディレクターとして活躍する一方、絵画の制作にも打ち込みます。

後半生はイタリアとアメリカを往来しながら画家、彫刻家、そして絵本作家として多数の作品を生みだしました。

板橋区立美術館はレオーニ氏本人の協力により  1996年に日本初のレオ・レオーニ展を開催しました。
氏の逝去後はご遺族との交流は続き、それが2020年に開催した「だれも知らないレオ・レオーニ展」での多数の初公開作品の紹介に繋がりました。
また、後に約70点もの作品をご寄贈いただいたとのこと。

板橋区立美術館にとって3度目のレオ・レオーニ展となる本展では、これまでの交流の積み重ねや 長年にわたる調査研究を通して明らかになったレオーニの活動の全貌を、20世紀の文化史の大きな流れの中から検証します。 

関連イベントは こちら

「レオ・レオーニと仲間たち/Leo Lionni and his Circle of Friends」の展覧会は こちら


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第30回イタリア語スピーチコンテスト 参加者募集のお知らせ(2024.12.11締切)@(公財)日伊協会

2024年10月20日 | イタリア語検定・スピーチコンテスト
第30回イタリア語スピーチコンテスト 参加者募集のお知らせ(2024.12.11締切)@(公財)日伊協会

イタリア語学習の奨励を目的に1991年より開催されていた「イタリア語スピーチコンテスト」は 年齢を問わず参加できる歴史と伝統あるコンテストとして長い間親しまれてきましたが コロナ禍での中止期間を経て この度「第30回イタリア語スピ-チコンテスト」として復活、開催することになりました
皆様の応募をお待ちしております

申し込み・スピーチ原稿提出は 2024年12月11日(水)まで 

最終審査会および授賞式
日 程:2025年2月21日(金)  一般公開 入場無料
時 間:午後1時より 
会 場:東京・九段 イタリア文化会館ホールにて 

      *     *     *     

2019年12月の第19回スピーチコンテストで入賞してからの5年間 ずっと中断しておりましたが このたびようやくの再開となり 大変嬉しいです
皆様のチャレンジを期待しています😊
チェックしてくださるイタリア人がいらっしゃる 話したいテーマがある等...5年ぶりの再開なので より多くの方がエントリーしてくださるといいですね💕

詳しくは こちら

実用イタリア語検定2025年3月9日(二次試験:  4月27日)に全級で再開となる見通しです😊



 



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板橋区民まつり内の「絵本のまちひろば」にブースを出された奈良のイタリア絵本専門店「ちぇるびあっと絵本店」のお手伝いをさせていただきました(2024.10.19)@絵本のまちひろば

2024年10月19日 | イタリアの本・絵本・雑誌
板橋区民まつり内の「絵本のまちひろば」にブースを出された奈良のイタリア絵本専門店「ちぇるびあっと絵本店」のお手伝いをさせていただきました(2024.10.19)@絵本のまちひろば


絵本のまち いたばしの一大イベント「絵本のまちひろば」に 初めて行ってきました📚

絵本のまちひろば(2024.10.19,20):
絵本をつくり、絵本で活動し、絵本を楽しむ人々が集い、交流や賑わいが生まれる「絵本のまちひろば」。
今年は
板橋区民まつり内で会場を拡大し、パワーアップして開催します! 

この中の「国際交流ブース」に 奈良のちぇるびあっと絵本店の店長さんがブースを出されました(19日のみ)  
私も近所なので早速かけつけて ブースのお手伝いをさせていただきました😊


 奈良のちぇるびあっと絵本店の店長さんと

もう 楽しすぎ💕 こんなに多くの方がいらしてくださり イタリアの絵本を紹介したり しかけ絵本で遊ぶ子供たちと話したり 色々説明をしたり イタリア絵本を買ってくださる方々とお話しできて 知り合いにもたくさんお会いできたし 「えーっ なんでアナタがこにいるの!?」と言われたり(笑) ←私はどこにでも出没するのです😊

 ちぇるびあっと絵本店の展示スペース 

いつも孫&友人の孫の誕生日のプレゼントのイタリア絵本をここで買ったり 色々なオンラインイベントでお世話になっている 奈良のちぇるびあっと絵本店の店長さんに ようやくお会いすることができて色々お話できました!! 

2015年のイタリア留学フェアで語学学校のブースを担当した時のことを思い出します ←あの時は100人くらいブースに来て 最後は気絶しそうになるまで説明し続けた(笑)

なんでもお客さんでいるより お手伝いで参加する方がずっと楽しいのです😊 

帰りに 孫の誕生日のプレゼントにイタリア絵本を買ってから帰りました 

 孫の誕生日のプレゼントの絵本

 チラシ

絵本のまちひろば 2024(2024.10.19.20) は こちら
 こんなに人出があった板橋区民祭り


 


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第15回イタリア留学フェア2024が開催されます(2024.11.9,10)@イタリア文化会館

2024年10月19日 | イタリア留学
第15回イタリア留学フェア2024が開催されます(2024.11.9,10)@イタリア文化会館

今年もイタリア留学フェアが開催されます

イタリア各地から来日した大学(総合大学、工科大学、外国人大学など)、専門学校(美術・ファッション、料理など)、語学学校が個別ブースを出展する  年に一度しかない貴重な留学のイベントです

参加校は こちら

 セミナースケジュールは こちら

交流会(若い人向け)等のイベントは こちら 

お知らせは こち

詳しくは こちら

またこの時期に前後して 各イタリア語学校でも 留学フェアに合わせてイタリアから来日された語学学校スタッフによる
各種イベントが毎年開催されますので要チェックです😊


 


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地元のイタリアン「ボッカローネ」でパスタランチ🍝(2024.10.17)@中板橋のボッカローネ

2024年10月17日 | イタリアンレストラン
地元のイタリアン「ボッカローネ」でパスタランチ🍝(2024.10.17)@中板橋のボッカローネ

友人が教えてくれたので早速ランチに行ってきました 地元中板橋のイタリアン ボッカローネ🍝

もう自転車で🏠からすぐなんです~🚲

ボッカローネ(boccalone)というのは 「大きな口をした人」という意味のイタリア語です

東武東上線中板橋駅そばの 石神井川沿いのところにあります 
庶民的な商店街のそばで なんとランチコースが1,000円きっかり😲 ←コスパよし!


席は18席で相席はしないため ランチ時には少し待ちます 
私はランチBセットにしました:   小海老とアカイカ ブロッコリーのスパゲッティ🍝 



まずはコンソメスープ 

 コンソメスープ

パスタはもちもち感があり 具の海老やイカも大きくてプリプリ🦐
クリームソースはスパイスが効いていて量も多めで サラダもついており 満足できました

 小海老とアカイカ ブロッコリーのスパゲッティ🍝 

食後のコーヒーも味が濃くて美味しかった☕ ←エスプレッソではない
 コーヒー


店内は狭くてテレビがつけてあって 近所の人たちが食べにきてるという感じでした 

中板橋はとても庶民的なエリアなので まぁ 店内は狭いし あまりオシャレではないけど ちょっとランチにはお手頃だと思います😊
三代続いたお店だそうです😲

中板橋のイタリアン・ボッカローネは こちら



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Giovanni Piliarvu 写真展『INTERMEZZO-世界が静まる時-』 の初日に行ってきました(2024.10.16~24)@ CO-CO PHOTO SALON

2024年10月15日 | イタリアの美術館・博物館
Giovanni Piliarvu 写真展『INTERMEZZO-世界が静まる時-』 の初日に行ってきました(2024.10.16~24)@ CO-CO PHOTO SALON

今日の午後はOAG東京ドイツ文化センターの図書室に本を6冊返却に行きました 重かった~📚 これでようやくドイツ・イタリアの絵本の読み聞かせのための図書館通いが無事終わり あとはスペインのインスティテュートセルバンテス東京のみとなりました😊 ←来年借りに行きます📚

その足で銀座のCO-CO Photo Salonで開催されているGiovanni Piliarvu氏の写真展の初日に行ってきました📷 

もう語学教師のジョヴァンニ先生というよりは 写真家 またNHKテレビでイタリア語 「しあわせ気分のイタリア語」にもサルデーニャ出身の写真家として時折出演されていますね😊 ← Giovanni氏が出ているビデオは消せないの💕 また今期はサルディーニャが舞台なのです😲

今回のGiovanni氏の写真展のテーマは 「INTERMEZZO-世界が静まる時-」 
場所よりも時間が重視される 
日が沈み 夜からやがて来る夜明けまでの 唯一無二の時間の旅 
深い闇と星々 新しい一日の始まる夜明けを 地理的な距離を越えた多様な顔を 私たちに発見させてくれます

日本国内 マヨルカ島 そしてサルデーニャ島 それぞれの場所で切り取られた夕闇 満点の星空 灯台と海と夜空 そして夜明け... 

見ているとその静謐な空気に せかせかした日常の雑事をすべて忘れて この風景に暖かく包まれているかのように感じて 涙が出てしまいそうになりました...

Giovanni氏にもお会いできて嬉しかったです💕  
友人と行くともっとゆっくりお喋りできるけど←友人が喋ってくれるので楽(笑) 今日は私ひとりだったので 作品を静かに観るだけで帰ってきました 

写真家 Giovanni Piliarvu氏の在廊予定日は こちら

写真展INTERMEZZO-世界が静まる時-(2024.10.16~10.24) は こちら 

Online gallerieは こちら
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イタリア絵本「どれもみーんなアントニオ!(Uno come Antonio)」が届きました

2024年10月14日 | イタリアの本・絵本・雑誌
イタリア絵本「どれもみーんなアントニオ!(Uno come Antonio)」が届きました


お友だちのお孫さんの誕生日のプレゼントに贈るイタリア絵本が届きました🎁
 
今年は Uno come Antonio どれもみーんなアントニオ!(日本語版)で 第26回いたばし国際絵本翻訳大賞受賞作として2020年10月に日本語版が出版されました

その時の記事は こちら

翻訳大賞受賞作のタイトルは「なんにだってなれるんだ」でしたが 出版時のこのタイトルの方がずっとわかりやすいですね😊

お友だちのお孫さんが男の子なので ずうっと前からこの絵本にしようと決めていたのです😊 
いたばしボローニャ絵本館20周年のコースターも一緒に贈りました🎁


絵本について:
第26回いたばし国際絵本翻訳大賞(イタリア語部門)最優秀翻訳大賞受賞作!

アントニオってすごいんだ。 みためは ただの男の子なんだけど  なんにだってなれる… 
  
子どもの自由なこころとからだを 生き生きとした文と絵でつづる。ボローニャ国際絵本原画展に入選した注目のイラストレーターの絵本。

タイトル: Uno come Antonioどれもみーんなアントニオ!

Susanna Mattiangeli スザンナ・マッティアンジェリ
Mariachiara Di Giorgio マリアキアラ・ディ・ジョルジョ
ふくやま よしこ訳  関口 英子 監修
Il Castoro 出版
春陽堂書店 邦訳出版


 





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インスティテュート・セルバンテス東京のクラシックギターコンサートに行きました(2024.10.11)@インスティテュート・セルバンテス東京

2024年10月12日 | スペイン語・西検
インスティテュート・セルバンテス東京のクラシックギターコンサートに行きました(2024.10.11)@インスティテュート・セルバンテス東京

 インスティテュート・セルバンテス東京入口

インスティテュート・セルバンテス東京(Instituto Cervantes de Tokio) 主催の文化イベント「クラシックギターコンサート  ホセ・マヌエル・ダペナ La guitarra de José Manuel Dapena」に行ってきました🎸

インスティトゥト・セルバンテス東京 -  に行くのは2回目です 四谷から行くより市ヶ谷から行った方が雰囲気がいいですね

早めに行って 6階にあるフェデリコガルシアロルカ図書館に立ち寄り 読み聞かせに使えそうな絵本を色々探しました たくさん見つかりました📚
来年には登録して ここで借りた絵本を読み聞かせに使いたいと思います

今まで イタリア文化会館 東京ドイツ文化センターの図書館に登録して色々借りてきましたが ここでスペインの絵本・他の本を借りるのが楽しみです💕

   書棚

 児童書コーナーは年齢別に分かれています

静かな館内にはほとんど人がいなくて スペイン語を聞きながら絵本探しをするのは好きです📚

    *     *     *

今日のクラシックギターコンサートは ギタリスト ホセ・マヌエル・ダペナ(José Manuel Dapena)による語り(ナレーター吉住和弘)とギターのクラシックギター演奏で フアン・ラモン・ヒメネスの詩を含む特別プログラムでした 

地下1階のオーディトリアム(160席)という多目的ホールで開かれました

プラテーロと私 (Platero y Yo)」は 若い頃スペイン語を学んでいた時から知っていたなつかしい作品です   
トレモロの響きに 母がクラシックギターを弾いていたなつかしい昔を思い出しました...  


作品:プラテーロとわたし   Platero y Yo
作曲者:マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968)

作品:三つのカンティガ  Tres cantigas
作曲者:マリア・メンドーサ(1975-)

作品:ガリシア幻想曲Op.79  Fantasía galaica Op. 79 
作曲者:フアン・ドゥラン(1960-)

コンサートのお知らせは こちら

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『チネチッタで会いましょう(il sol dell'evvenire)』ロードショーのお知らせ(2024.11.22~)@ヒューマントラストシネマ有楽町他

2024年10月10日 | イタリア映画・映画
『チネチッタで会いましょう(il sol dell'evvenire)』ロードショーのお知らせ(2024.11.22~)@ヒューマントラストシネマ有楽町他


すべてのおかしいは幸せに通ず

ナンニ・モレッティの最新作 
痛い目にあって初めて気づく。 大切なこと。


「ローマ法王の休日」「息子の部屋」などで知られるイタリアのナンニ・モレッティ監督が、時代の変化についていけない映画監督が痛い目にあって初めて大切なことに気づく姿をユーモラスにつづったヒューマンドラマ。

あらすじ:
イタリアの映画監督ジャンニは、これまで40年間、プロデューサーの妻に支えられながら映画を制作してきた。チネチッタ撮影所での新作撮影を目前に控え、頭の中はアイデアでいっぱいのジャンニだったが、順調だと思っていたのは本人だけだった。

女優は演出に口を出すばかりか  政治映画をラブストーリーだと言い出し、娘に紹介されたボーイフレンドは自分ほどの年齢だという。
誰にも理解されず、ひとり帰宅して目を覚ますと、今度は妻から別れを切り出されてしまう。
さらにプロデューサーが詐欺師であることが発覚し、資金不足で撮影が止まってしまう。

主人公の映画監督ジャンニモレッティ監督が自ら演じ、モレッティ作品の常連俳優マルゲリータ・ブイ、フランスの名優であり映画監督でもあるマチュー・アマルリックが共演。
2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。

2023年製作/96分/イタリア・フランス合作
原題:Il sol dell'avvenire
配給:チャイルド・フィルム
劇場公開日:2024年11月22日

HPは こちら 


 

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8月の台風のリベンジで3か国語絵本の読み聞かせボランティアをやりました(2024.10.6)@いたばしボローニャ絵本館

2024年10月08日 | イタリアの本・絵本・雑誌
8月の台風のリベンジで3か国語絵本の読み聞かせボランティアをやりました(2024.10.6)@いたばしボローニャ絵本館


8月30日のブックフェアの読み聞かせは台風の影響で観客ゼロでしたので 昨日はそのリベンジで5冊読みました!!
Come la rivincità del 30 agosto a cui  non c'era nessun pubblico a causa del tifone,il 6 ottobre ho letto 5 libri illustrati alla biblioteca Ehon-kan📚

 
入れ替わり立ち替わり10数名の親子が聞いてくださいました (ブックフェアの週末は天気がよければ30名以上聞きに来てくださいます!)

英語圏のネイティブの親子が聞きに来てくださいました 
でもスミマセン~今日は英語じゃなくて ドイツ語・スペイン語・イタリア語なんです😊
ここの絵本館は外国語絵本がたくさんあるため 外国にルーツのある方の来館が多いのですが 読み聞かせにネイティブの方が来てくださったのは 私にとっては初体験!! ちょっと緊張しました(笑)

絵本館の多言語の読み聞かせボランティアは 英語の他に スペイン語 イタリア語 ドイツ語 アラビア語 ロシア語 中国語 韓国語等々...多岐にわたっています📖 私も勉強のために時々聞きに行っています

この日に読んだ絵本:


1. Una brava veterinaria わたしは じゅういさん 
  Donata Quagliotti 作 Silia Baroncelli 絵  イタリア語      
この絵本の作者は ほんものの獣医さんなのです😲 「ぼくは しょうぼうし」もあります


2.¡Sorpresa! おどろいた! Violeta Monreal 文/絵 赤ちゃん絵本  スペイン語 

3. Lauf nach Haus, kleine Maus おうちへ おかえり、ねずみくん     
Britta Teckentrup 文/絵 ドイツ語   

東京ドイツ文化センター図書室から借りてきました
ねずみくんが見た動物はなにかな~ ページをめくる前に当ててごらん😊

4. Excursión えんそく  Yael Frankel ヤエル・フランケル 文/絵 
アルゼンチン スペイン語 
ボローニャブックフェアでラガッツィ賞を受賞した絵本作家で 「世界の書棚から」のアルゼンチンの回でも紹介されました

5. Puppi va a nanna  プッピーは おねんね   イタリア語
AntonGionata Ferrari 作  
Ninna nanna は イタリア語で子守歌のことです


次は11月17日です!!  


 

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服部幸應先生を偲んで...「食育のすすめ」服部幸應トークショー(2008.11.8)再録@服部栄養専門学校文化祭

2024年10月06日 | スローフード・食育
服部幸應先生を偲んで...「食育のすすめ」服部幸應トークショー(2008.11.8)再録@服部栄養専門学校文化祭


2024年10月5日 料理評論家 服部幸應先生(78才)の訃報に接し 心よりお悔やみ申し上げます

服部先生には 息子が調理師学校を探していた時期にオープンキャンパスに行ったり 息子自身も調理科のセミナーで先生にお会いしたり またのちに(公財)日本イタリア料理協会主催のイベントで服部栄養専門学校に行った際には 最前列に並ぶ服部先生のお元気なお姿をお見かけしたものでした 大変お世話になりました 

ここに 服部先生の在りし日を偲んで 2008年服部栄養専門学校文化祭で聞いた「食育のすすめ」トークショーを再録させていただきます 当時のことが今もはっきりと思い出されます:



「食育のすすめ」服部幸應トークショーを聞いて    
     於 服部栄養専門学校文化祭(2008.11.8)

食育基本法」…2005年7月15日に施行され、現在は各国でも「食事バランスガイド」(写真)が使われている。日本では2009年からは幼稚園で、2011年4月からは小学校で、2012年4月からは中学校で、いよいよ学習指導要領の中に「食育」が組み込まれることになる。食育とは一言で言えば「安心、安全、健康」を選ぶ能力を身につけること。

・今は衣食住の伝統が途切れた時代。(4割の教師が箸がうまく使えないのを見たことがあった)

・食糧問題…ド・ゴールが「食料自給率が100%でないと独立国家とはいえない」と言ってから欧米は自給率をアップさせたが、日本は逆に減った(73%→40%) 一人がお米600粒を毎日よけいに食べれば食料自給率は1%アップします

・昔は1,380万人いた農業従事者が、今は210万人に減り、半数が70才以上(時給換算で250円!!)
   300万人いた漁業従事者   → 20万人 “

・47都道府県のうち、最も自給率が高いのは北海道で195%、東京はなんと1,2%→ 今日からでも地元のものを買ってください、なければ隣の県のものを!!→「地産地消」

・温暖化・砂漠化等の問題のある中、さらに「ブリックス(ブラジル、ロシア、インド、中国)」が、そしてそれに続き「ビスタ(ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン)」が世界の食糧を買い付けし、日本は既に買い負けしている。

・日本の人口は70年後には約半分の6千万人に減少してしまう。男子は生活習慣病、女子は激やせが増加。(カルシウム不足で軽石のような骨、30代前半で女性機能も停止)

・世界人口のわずか8%のみが豊かな食生活を送っている。残りのうち11億人が恒常的な水不足に悩まされているが、その3分の1は、日本がその国の畑の農産物を、つまり「水」を輸入していることが原因。そして約3割食べ残す。8億4,200万人が栄養失調、年間900万人が餓死している状況。

・「モッタイナイ(MOTTAINAI)」=リユース、リデュース、リサイクル、そしてリスペクト

・「スローフード運動」とは「その地域でとれたものを守り続ける」運動のこと

・日本では96%が多少の差はあれ「テレビを見ながらの食事」、欧米は32%(下層家庭が主)

・去年(2007年)の凶悪犯罪は未遂も含めて980件と、20年前の16倍も増加。

3歳から8歳の食卓で躾をしないと、そのあとはもう無理。(8~9歳で脳が発達し、10歳で脳が完成する) また生活習慣を変えるのは非常に難しい。この時期の家族の食卓も800回から300回へと激減。
子どもを独り立ちさせられない親が増え、ニートやモンスターペアレンツが目立つ。250年前の寺子屋の時代は家で「一般常識」を教えたが、今は学校に押しつけているのが現状。                           
「一般常識」を備えた子はどの世界でも伸びるもの。家族で食卓を囲みながら躾をした時代の伝承が途切れているのが問題で、「食育基本法」は実は、いわば「食卓基本法」ともいえるのです。    
         

服部幸應:  医学博士、服部栄養専門学校理事長・学校長。「食育基本法」提唱者。マスコミ等で「食育」の大切さを訴えつつ、食文化の発信に努める。


* この記事は 会長が服部栄養専門学校の文化祭で服部幸應氏のトークショーを聞いて、一人でも多くの人に広めてください!! と力説されたのを受けてアップしたものです。2008年当時、服部栄養専門学校にもこの記事を送ってあります。




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「ポーの一族」のイタリア語版「EDGAR e ALLANPOE il clan dei poe」(Moto HAGIO)を読みました

2024年10月03日 | イタリアの本・絵本・雑誌
「ポーの一族」のイタリア語版「EDGAR e ALLANPOE il clan dei poe」(Moto HAGIO/RONIN Manga)を読みました

友人が 「ポーの一族」のイタリア語版の単行本をネットオークションで入手して プレゼントしてくださいました🎁

丁寧に読みました なつかしくて... 各シーンも暗記するほど読み込んだセリフも イタリア語から日本語にじわりと蘇ってきました📖

なのでほとんど辞書なしで内容がわかり...というか思い出すことができて 翻訳された市口桂子先生もイタリア文化会館のトークイベントでお会いしたこともあり さらにはあとがきが東洋学者(orientalista)でもあるジョルジョ・アミトラーノイタリア文化会館前館長(この漫画の出版当時はまだ就任前でした)とあり 嬉しかったです💕

作者の萩尾望都先生もイタリア文化会館での ヤマザキマリ先生との対談でお目にかかったことがあります 本当に優しそうな方で... 

萩尾望都先生は 竹宮恵子先生等 昭和24年生まれの少女漫画家たちの集う「24年組(Gruppo 24)」と呼ばれたグループの一員です
 
また アミトラーノ氏のあとがきによると ポーの一族のバンパイヤの話はなんと 石森章太郎(当時)の初期作品であるバンパイア三部作「きりと ばらと ほしと(Nebbia, rose e stelle)」(1962)に着想を得たのだそうです😲
 石森章太郎作『きりと ばらと ほしと』(1962)

少女時代に大好きだった漫画をイタリア語で読めるなんて 嬉しいです💕


      *       *       *
以下は イタリア語を拾ってみました: 

vampire    バンパイア (複数形:  vampiri)

Edgar Portsnel  エドガー・ポーツネル 主人公 1740年に14才で「ポーの一族(il clan dei Poe)」の一員となる 
不死であり(immortale)成長しない為 定期的にバラの咲く村(villaggio delle rose)に点々と住み替え続けている

Allan Twilight  アラン・トワイライト エドガーの妹マリーベル(Marybell/1744年生まれの13才)が討たれた際にポーの一族となった 1865年生まれの14才の少年

Non si sono riflessi nello specchio  鏡に映っていない (バンパイアは鏡に写らない)

Non ha nessun battito!  鼓動がない! (バンパイアは鼓動も脈もない) クリフォード(Clifford)医師がエドガーの母シェイラ(Sheila)にキスをした時に気づく

Marybell, se non sei un demone prova a fare un segno della croce con questa! Prendila!  マリーベル、もしきみが鬼でなければ この十字架で十字を切れ!(クリフォード卿がマリーベルに十字架を投げつけて)  *日本語版が手元にないため意訳です

 エドガーの母シィラがバンパイアだと見破られて...

   
Al collo ho ancora un segno leggero... di sicuro mi ha succhiato del sangue. 首にまだ軽い痕(あと)が残っている... 確かに私の血を吸ったのだ (「グレン・スミスの日記(il diario di Glenn Smith)」よりグレン・スミスの言葉)

EDGAR e ALLANPOE il clan dei poe」こちら

収録作品:
Edgar Allan Poe(ポーの一族)
Il villagio dei Poe(ポーの村)
Il diario di Glenn Smith(グレンスミスの日記)
Cappelli d'argento trasparenti(すきとおった銀の髪)
Pioggerella(ペニー・レイン)
I fiori e gli uccellini di un paese lontano(はるかな国の花や小鳥)
Liddell nel bosco(リデル・森の中)
Una settimana(一週間)


萩尾望都作品のイタリア語版リストは こちら
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