日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

イタリア文化会館コンサートシリーズNo.20 カロリーナ・リッポ ソプラノリサイタルに行ってきました(2025.1.30)@イタリア文化会館

2025年01月31日 | イタリアの歌・音楽
イタリア文化会館コンサートシリーズNo.20 カロリーナ・リッポ ソプラノリサイタル(Recital del soprano Carolina Lippo)に行ってきました(2025.1.30)@イタリア文化会館


今年に入ってお出かけといえばイタリア文化会館だけという(笑)

 カロリーナ・リッポ 

カロリーナ・リッポはボローニャ音楽院で声楽とピアノを修め 2016年にウィーンから国際的なキャリアを歩み始め イタリア国内外の著名な劇場や音楽祭で活躍され 世界的に活躍する指揮者と共演し 第一線で活躍するオペラ演出家の公演にも出演していらっしゃるソプラノ歌手です

この日は ホアキン・トゥリーナピアノ伴奏歌曲《カンシオーネス形式による詩曲》  ヴィンチェンツォ・ベッリーニ イサーク・アルベニス ボラーニョス侯爵夫人のイタリア語による6つのバラード  そして休憩をはさんで フェルナンド・オブラドルスの 古いスペインの歌より フランチェスコ・パオロ・トスティ そしてラストはジュゼッペ・ヴェルディ 乾杯の歌(初版)で締めくくられました

アンコールは ロッシーニDanzaでした 超絶なソプラノの技巧に圧倒されました😲 間近で聴かれてその美しさにうっとり...💕 

    *   *   *

今日も早めに行き図書室に立ち寄りIgortとPimpaを借りてきました

帰宅したら日伊協会から会報誌CRONACAその他の情報がどっさり届いていました😲  「日本再発見! 日本に魅了されたイタリア人が日本語で語る物語」(オンライン開催)は初めての試みで気になります 
日伊文化交流の成熟さに感じ入ります😊

リサイタルのお知らせは こちら

素晴らしいリサイタルを開催してくださいましたイタリア文化会館様に 心よりお礼申し上げます


 

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『隔離か/共生か ―近世ヴェネツィアのゲットーとユダヤ人―』と「ボーダークロッシングス展 —行き来する、その先へ—」に行ってきました(2025.1.24)@イタリア文化会館 

2025年01月26日 | イタリア関連の催し
『隔離か/共生か ―近世ヴェネツィアのゲットーとユダヤ人― Segregazione o simbiosi?  Ghetto ed ebrei di Venezia nella prima età moderna』と「ボーダークロッシングス展 —行き来する、その先へ—子どもと自然とデジタル/Sconfinamenti Incontri con soggetti viventi / Paesaggi digitaliに行ってきました(2025.1.24)@イタリア文化会館

2025年の記憶の日」(Giorno della Memoria) では ヴェネツィア・ゲットーについて リッカルド・カリマーニヴェニスのユダヤ人 ゲットーと地中海の500年(名古屋大学出版会、2024年)の監訳をされた鹿児島大学教授 藤内哲也氏による講演会が開催されました 

近世ヴェネツィアにおけるゲットーと そこに暮らすユダヤ人の諸相 キリスト教徒との関係性などについて紹介しながら ゲットーという空間が帯びることとなった社会的・文化的な性格や機能について考察してゆきました 

 『ヴェニスのユダヤ人 ゲットーと地中海の500年』とその原書 他書籍の展示

1516年3月 ヴェネツィア政府はゲットー・ヌオーヴォ(Ghetto nuovo)と呼ばれる小島にユダヤ人を強制的に集住させることを決定しました
以来 18世紀末の共和国滅亡の時まで ユダヤ人はゲットーに隔離されることになります
ゲットーには長期にわたってユダヤ人の身が居住させられていたことから ユダヤ人の信仰や文化 生活慣習が保持される一方 キリスト教徒との日常的な接触や知的交流も展開されました
このような状況を私たちはどのように理解することができるのでしょうか  (案内文より)

     *   *   *

著者のリッカルド・カリマーニ(Riccardo Calimani)氏は1946年生まれで ご家族は1517年のヴェネツィア・ゲットー (Ghetto di Venezia) 成立当初から住んでいたそうです

   ピンクがゲットー・ヌォーヴォ 緑がゲットー・ヴェッキオ  ヌォーヴォの方が先に建てられました


アシュケナージ(東欧系ユダヤ人) スファラディ(主にイベリア半島から来たスペイン系ユダヤ人)の二大勢力があり のちにスファラディが優位に立ちました

ゲットーは 金融業を営むユダヤ人の経済力を利用したいものの 一方でユダヤ人を排除したいヴェネツィア政府による妥協の産物でした 

夕方にはゲットーの門が閉められて夜間は外に出られません 
黄色いバッジと帽子を被る事を義務付けられていました 居住のための特許状は定期的に更新しなければならず不安定でした 
金融業以外にはつけず 利子もヴェネツィアでは低かったそうです

ドイツ人商館( Fondaco dei Tedeschi) トルコ人商館(Fondaco dei Turchi)等  外国人商人のための居住施設もご紹介いただきました

コンタクトゾーンとしてのゲットー  
ゲットー内ではキリスト教徒との接触や交流がありました キリスト教徒の家政婦等から強制洗礼をされた赤ん坊の例や 勧誘されてキリスト教に改宗したりということがあり いくつかの例をご紹介いただきました 緊張をはらんだ関係ですね

レオーネ・ダ・モデナ (Leone da Modena) は モデナで成功した家の出のラビで キリスト教徒も彼の説教を聴いて感激したとあります 
ベネツィア貴族との結びつき またパトロネイジの関係がありました
息子のトラブルを和解させたり 裁判官を買収したことがばれそうになり逮捕を恐れて逃げたり等人間的ですね...

女性詩人サラ・コッピオ・スッラム (Sarra Copia Sullam) は 文学サロンを主宰しており キリスト教改宗を迫られるも拒否したとのこと 

また ギャンブルにのめり込んだり 錬金術に成功するもヒ素中毒で早世するなどの例をご紹介いただきました

最後は 共生をもたらす前提や実態は?について  1797年にヴェネツィア共和国がナポレオンによって滅ぼされゲットーも撤廃され 門も撤去されました
マラーノ(やむなくキリスト教に改宗したユダヤ人)として 行き交う相手によって帽子をかぶり直す等が紹介されました 

共生とは単純な形ではなく 時代や社会ごとで異なり それを理解するために多元的な関係を知ることが大切とのしめくくりでした

続く質疑応答では 他の街でのゲットーについて
フェッラーラ ローマ アンコーナ フィレンツェ シエナ等が紹介されましたが もともと古くからユダヤ人が住んでいる地域を囲んで門を作りゲットーとしたとのこと もともとマイノリティは固まって住むのですね
一方リボルノでは自由に居住できてシナゴーグもあったそうです 

また ゲットー(ghetto)の語源について gettare 鋳造する との説とその反論等をご紹介くださいました (スペイン語でユダヤ人街はjuderia)  

「すべての人々は 敬意をもって扱われるべきである」とのカリマーニの本の冒頭の言葉が 世界で色々起きている今 心に響きました

開催のお知らせは こちら 


  *   *   *

「ボーダークロッシングス展 —行き来する、その先へ—」を観てきました(2025.1.18~2.1)@イタリア文化会館エキシビションホール

夕方5時半までは こちらを観ていました ずっと昔にワタリウム美術館で同様の展覧会「レッジョ・エミリア 驚くべき学びの世界展」(2011年)をやっていたことを思い出しながら...

北イタリア発祥の創造的な思考を育む教育「レッジォ・エミリア・アプローチ」は 1990年代にアメリカ版ニューズウィーク誌に「世界で最も先端的な幼児教育」として取り上げられたことを発端に高く評価され 近年より一層の注目を集めています


今の子どもたちは生まれながらにデジタル・ネイティブです デジタルと自然とのかかわりを様々な観点から試してゆく試みに惹かれました 保育関係の若い方たちが熱心に観ていました

 自然とデジタルの関係性についての研究事例


 植物をマイクロスコープで観ると違う世界が😲 

開催のお知らせは こちら
 
この日は早めに行き図書館にも立ち寄り 17:30まで展示を観て 講演と質疑応答終了の20:15までおり 用意された内容もすべて聞けてよかったです😊

素晴らしいイベントを開催してくださいましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます


 
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第30回イタリア語スピーチコンテストを聞きに行こう!(2025.2.21)@イタリア文化会館

2025年01月25日 | イタリア語検定・スピーチコンテスト
第30回イタリア語スピーチコンテストを聞きに行こう!(2025.2.21)@イタリア文化会館

イタリア語スピーチコンテスト最終審査会は2025年2月21日(金
イタリア文化会館ホールにて開催いたします。
最終審査会ほか、特別セミナーも開催予定です。
どなた様でもご参加いただけますので、ぜひ会場にお越しください。

最終審査会および授賞式&特別セミナー

日 程:2025年2月21日(金)
    一般公開 入場無料
時 間:開演 13時(開場 12時半~)
会 場:東京・九段 イタリア文化会館ホールにて
     〒102-0074 東京都千代田区九段南2-1-30

<スケジュール>
13:00~ イタリア人による日本語講演 テーマ「言葉を変えて自分を変える」 
講師:ディエーゴ・マルティーナ

13:40~ イタリア語スピーチコンテスト本選 

15:00~ 日本人落語家によるイタリア語落語口演

ー伝統芸能「落語」とは何か、その楽しみ方をわかりやすく説明いただき、その後 日本語およびイタリア語で口演いただきます。
演者:三遊亭竜楽師匠

16:00~ 審査結果発表および授賞式  
ー1位から3位まで(各1名)を入賞とし、日伊協会より賞杯、さらに各入賞者に副賞が授与されます。
※各開始時間は当日の進行により多少前後します。

  *   *   *

今回はコロナ禍を経ての再開で 本選出場は7名と激戦でした 

ディエゴ・マルティーナ氏のお話が聞けるとは😲 
(『誤読のイタリア』 を読みました)

また イタリアン落語は私は初めて聞くのですが こちらも楽しみです💕

とにかく金曜日開催とあってなかなか来られない方も多いかと思いますが 来られる方はぜひ聞きにいらしてくださいね😊


開催のお知らせは こちら


 
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ドムス・アウレア(黄金宮殿)で 色を作るための2つの壺と エジプト・ブルーの貴重な珍しいインゴットが発見された(2025.1.20)@イタリアのニュース

2025年01月22日 | イタリアのニュース
ドムス・アウレア(黄金宮殿)で 色を作るための2つの壺と エジプト・ブルーの貴重な珍しいインゴットが発見された/Domus Aurea, scoperte due vasche per lavorare i colori e un raro lingotto del prezioso blu egizio(2025.1.20)@イタリアのニュース 

ローマにあるネロ皇帝が造った黄金宮殿(ドムス・アウレア)の中から色を作るための2つの桶と エジプト・ブルーの貴重な珍しいインゴットが発見されました

"Domus Aurea, scoperte due vasche per lavorare i colori e un raro lingotto del prezioso blu egizio"のニュースは こちら


Il ritrovamento nel palazzo di Nerone viene considerato eccezionale perché il pigmento di solito viene trovato in polvere o in piccole sfere.
A Roma invece è stato rinvenuto un blocchetto da oltre due chili, pronto per essere macinato

ネロ皇帝の宮殿での発見は  特別なものと考えられる
通常染料は 粉状または顆粒状で見つかっているからだ
ローマではそれに対して 今にも挽く寸前のところだった2キロ以上もの塊が発見されたのだ

Ha l’aspetto di una pepita, ed è altrettanto prezioso, e il colore di un azzurro luminoso, profondo
È un lingotto di blu egizio, dalle dimensioni di 15 centimetri e dal ragguardevole peso di 2,4 kg, trovato dagli archeologi durante le recenti indagini condotte all’interno della Domus
見たところはであり 同時に貴重である 色は輝く深い青(azzurro)
これはエジプト・ブルーインゴットで 15cmの大きさで 2,4kgもの注目に値する重さである
ドムス・アウレア内部で行われている最近の調査中に 考古学者たちによって発見された

     *   *   *

Roma, nuove scoperte alla Domus Aurea: trovate due vasche per colori e un raro lingotto di blu egizi(2025.1.20)は こちら  ← 3分間のリスニングあり 写真も多いです😊

今度はローマでまたまた新たな発見😲



 


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古代都市遺跡ポンペイで浴場施設発掘、有力者が接待に活用か(2025.1.18)@イタリアのニュース

2025年01月20日 | イタリアのニュース
古代都市遺跡ポンペイで浴場施設発掘、有力者が接待に活用か(2025.1.18)@イタリアのニュース


ユネスコの世界遺産に登録されているイタリア南部の古代都市遺跡ポンペイで 邸宅跡から浴場施設が発掘された

ポンペイにある個人の浴場施設で最大規模
宴会場に併設していることから 有力者が接待に活用したとみられる
ポンペイ考古学公園が1月17日に発表した

浴場施設には高温浴室 微温浴室 冷浴室の温度が違う3部屋があり 
最大30人を収容できたとみられる
冷浴室には大きなプール(浴槽)があった
選挙運動の際などに活用されたと考えられ 担当者は
「邸宅が自己宣伝の舞台だったことを伝えている」と指摘した

ニュースは こちら

     *   *   *
イタリアのニュース「Scavi a Pompei, emerge un grande complesso termale」は こちら  ← たくさんの写真と図があります😲

抜粋:   
Le terme, composte da calidarium (sala calda 高温浴室) , tepidarium (sala tiepida 微温浴室),  frigidarium, (sala fredda 冷浴室)  e spogliatoio (apodyterium 脱衣所),  potevano accogliere fino a trenta persone a giudicare dalle panchine presenti in quest’ultimo ambiente.

 Di grande effetto è la sala fredda, composta da un peristilio (ペリスティリウム 中庭), ovvero una corte porticata di dimensioni 10 x 10 metri, al cui centro si trova una grande vasca
最も大きな特徴は 10m×10mの大きさの列柱に囲まれた中庭に含まれた冷浴室の中心に大きな浴槽があることだ
 
ちなみにこれは昨年末に日本のテレビでも紹介された「ソンマ・ヴェスヴィアーナ」 とは別の発掘です


 

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『ノスタルジア第2食堂 東欧級社会主国義のレシピ60』(イスクラ著)に載っている東欧の料理を作ってみました-⑤

2025年01月18日 | イタリア料理・イタリアン食材
『ノスタルジア第2食堂 東欧級社会主国義のレシピ60』(イスクラ著)に載っている東欧の料理を作ってみました-⑤


マニアックなレシピ本『ノスタルジア第2食堂 東欧旧社会主国義のレシピ60』(イスクラ著)に載っている東欧料理🍴 その④を作ったあとで またまた作りました🍳 

イスクラ(ISKRA)は 
こちら

ノスタルジア第2食堂 同じスープで育った労働者たちへ』(イスクラ著) と『ノスタルジア第2食堂 労働者の在りし日の食卓』(イスクラ著)にある料理を もうどっちがどっちだか分からないくらいに色々作りました~😊 

    *     *     * 

コントラバーシュ (チェコ) 蕎麦の実とベーコン、ポテトのオーブン焼き

蕎麦の実でグレーチネバヤ・カーシャ речневая каша  (蕎麦の実の粥)を作ります ベーコン等と炒めてオーブンで焼きます

 蕎麦の実が実に香ばしい!!


ラーデベルガー・ビアグーラッシュ (旧東ドイツ) ザクセン風ビールのグーラッシュ
出ましたビールの煮込み🍺 ラーデベルガーがないので国産ビール🍺 
 少し苦いのはビールの風味?!

ガルニ・ヤラフ (アルメニア)  なすの肉詰め 
なすをそいでくり抜き 中身をトマトや玉ねぎと炒めておき なすの空洞には 炒めたひき肉を詰めて 飾りにトマトを載せてオーブンで焼きます
 ひき肉を炒めるとぽろぽろになるので生のままオーブンで焼いた方がいいかも...

ファシールト Fasirt (ハンガリー) ふわふわミートボール
豚ひき肉と残りのパン等で作るふわふわミートボール 

 ミートボール 揚げたてがおいしい😊 

ロビオ ლობიო  (ジョージア)  いんげんとクルミのスパイシー温サラダ
砕いたクルミの風味がいいですね😊 
 これは肉ではなく クルミです!!


ブルヴィニアイ・ブリナイ Bulviniai Blynai (リトアニア) マッシュポテトのパンケーキ
じゃがいものパンケーキ おろしにんにくも入れます
これに ザゥアークラウトを入れたものが...

シチィ・ムーシュ/
ザウアークラウトプッファー Sauerkrautpuffer  (ロシア/ドイツ)   ザゥアークラウトのお焼き
じゃがいものマッシュと ザゥアークラウトを入れてお焼きにします ザゥアークラウトが余ったら...?  いえいえもう一瓶買わないと~🍺 

 ザゥアークラウトの歯ごたえがいいね😊

セーケイカーポスタ Szekely cabbage (ハンガリー) ザゥアークラウトと豚肉の煮込み
ハンガリー東部の冬の家庭料理 ザゥアークラウトをどーんと使います😲  

 豚肉やベーコンに なんとザゥアークラウトを入れて煮込みます!! 酸味がなんともおいしい🍴

ザゥアークラウトは大瓶で買うので これはまた作ってみますね😊

 
『ノスタルジア第2食堂 東欧旧社会主義国のレシピ60 同じスープで育った労働者たちへ こちら

『ノスタルジア食堂 東欧旧社会主義国のレシピ63 労働者の在りし日の食卓 は こちら

その⑥に 続く...
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秋葉原に行ってアニメのフィギュアのお店を4軒回ってきました~🤖(2025.1.15)

2025年01月15日 | アニメーション・漫画
秋葉原に行ってアニメのフィギュアのお店を4軒回ってきました~🤖(2025.1.15)

今日は秋葉原に行ってアニメのフィギュアのお店を4軒回ってきました~🤖 毎月両国に行くので ついでに途中下車🚃 
見てきただけで 何も買いませんでした~ 

Oggi sono andata ad Akihabara e ho visitato 4 negozi delle figure/modellini di cartoni animati (15.gennaio.2025) 

1. ビッグカメラ秋葉原店 7階に「魂ネーションズ(Tamashii Nations)」の展示コーナーがあります


 秋葉原ビックカメラ7階の 魂ネーションズ 

 Mazinga Z  左うしろには 黒いマジンガーZが😲 


 左はマジンカイザー Mazinkaiser 

 等身大のMazinga Z



私は子供の頃からのアニメ・漫画ファンなのに アニメイトに行くのは なんとこれが初めて😲




 TRADER秋葉原本店 入口

 女の子のフィギュア 



 シャア セイラ 

どのお店もすぐ近くに会って 適当に歩いただけで4軒も廻れてしまいました まだまだたくさんあります~
いちどに4軒もまわると 何がなにやら頭がごちゃごちゃ(笑)

アニメ産業の収入の半分は外国人から」との言葉が納得できるくらい 外国のファンの方たちが たくさん店の中にいました!! 

自分で今回よぉくわかったのは 私はガンダムよりもマジンガーZが好きだということ💕 ← 家族がガンプラの仕事をしてるのですが... 

どのお店にもマジンガーZのフィギュア(等身大のも!)があって 赤いし目立つし...  ジーグもグレンダイザーもないのに マジンガーZは必ずあるのですよ😲 

最後の写真は両国の力士のブロンズ像 本物の力士も見かけました~

 両国のブロンズの力士像


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日本の漫画における古代ギリシャ・ローマ 西洋古典の表現とグローバルな時代への貢献」に行ってきました(2025.1.13)@イタリア文化会館

2025年01月14日 | アニメーション・漫画
日本の漫画における古代ギリシャ・ローマ 西洋古典の表現とグローバルな時代への貢献(il mondo greco-romano nei manga giapponesi:  rappresentazioni del mondo  clasico e impatto nell'epoca della glovalizzazione)」に行ってきました(2025.1.13)@イタリア文化会館


2025年初のイタリア文化会館のイベントは祝日開催とあって 普段来られない方や若い方たち(学生さん)もいらして またまた満席でした

私自身は登壇者のひとり 里中満智子先生の『あした輝く』を 中学生の頃毎週泣きながら読んでいたファンですが お会いするのは初めてです 勇気を出して花束💐を受付スタッフに預けました 同じ空間にいられるだけで感無量でした💕
ヤマザキマリ先生は こちらのイベント等で何回かお話を聞きました 


紹介文より:
日本のサブカルチャーの境界を超え、漫画は今や国際的な人気を誇るグローバルな文化現象として、若い世代に古典古代(古代ギリシャ・ローマ)のテーマを身近に感じさせる役割を果たしています。
このパネル討論では、漫画に描かれる古代ギリシャ・ローマの特徴について議論し、それらの文化が日本的視点を通じてどのように翻案・再解釈されているのかを考察します。

著名な漫画家のヤマザキマリ氏と里中満智子氏、東海大学教授の中村るい氏、関西大学准教授のカルディ・ルチャーナ氏が登壇し、漫画が描き出すギリシャ・ローマ古典への多様なアプローチについて議論します。
さらに、漫画の作風や表現形式が西洋古典の描写に与える影響についても考察します。また、日本人漫画家によって再解釈された西洋古典の要素が、漫画のグローバルな人気を通じて発祥地に「帰還」し、ヨーロッパの新しい世代の読者に古典への新たな関心を呼び起こす現象についても取り上げます。
(日本語のみ) 
  
      *      *      *
 
大使は挨拶の中で"ritorno culturale"(文化回帰)について話されました 
このパネルディスカッションでは 後半の「漫画のグローバルな人気を通じて発祥地に「帰還」し、ヨーロッパの新しい世代の読者に古典への新たな関心を呼び起こす現象」の部分にあたります

まず最初にルチャーナ氏により この研究活動の概要が説明されました 日本学術振興会の科学研究費助成を受けての研究活動とのことで
日本における西洋古典受容に関する国際共同研究:近世からグローバル化の時代へ」というものです 

前日・前々日には慶応義塾大学で 日本における古代ギリシア・ローマの受容(Receptions of Greek and Roman Antiquity in Japan)というテーマでシンポジウムも行われました

16世紀イエズス会の宣教師来日に始まり 西洋古典が日本でも紹介され 明治維新を経てギリシャ・ローマ古典の受容がなされ 大戦後は古代ギリシャ語・ラテン語からの直接翻訳がなされました 

また漫画は海外でも翻訳され 西洋古典の世界を独創的にアプローチすることで西洋読者を魅了しています 日本におけるギリシャ・ローマ古典の受容は 双方向の文化交流なのですね

       *      *      *

まずはパネリスト紹介から始まりました
 

里中満智子先生の『ラファエロ その愛』は 仏語翻訳はあるがイタリア語には翻訳されていないとのこと😲 

パネリストの紹介のあと 19:15からパネルディスカッションに移りました まずはそれぞれの古代ギリシャ・ローマとの出会いのきっかけから伺いました 
ヤマザキマリ先生のあの若き日の有名なエピソード💕 里中満智子先生は少女時代に 手塚治虫の『火の鳥』のギリシャ編 そしてギリシャ悲劇との出会いを語ってくださいました 


次に それらを漫画にする上での工夫について伺いました 

里中満智子先生は 漫画は国籍不明でも受け入れられるし いくらでも少女漫画化できる 違和感を持つよりも他の人の生き方に共感することが大事 『メドゥーサの悲劇』でのメドゥーサの描き方(可愛らしく描いた)についてお話くださいました
 
オリンピアの詩』を描かれた時も 資料を色々調べて 優勝者の記録がない年を選んで架空の人物を登場させたこと また漫画を描くよりも資料を調べている時の方が面白いそうです (旅行の計画を立てる時の方が旅行に行く時よりも面白いのと似ていますね)

ヤマザキマリ先生は 『テルマエロマエ』の生まれたきっかけについて 古代ローマには風呂があるのに なぜ今のイタリアには風呂が普及していないのか?! お風呂大好き日本人の先生は焦燥感に駆られて 日本の銭湯にローマ人たちが押しかけるあのシーンが生まれたとのエピソードをお話くださいました♨ 

次に 神々を描写することについて 不可視の存在を視覚化することについて伺いました
里中満智子先生は アポロンの双子の妹アルテミスをボーイッシュに描いた理由等をお話くださいました
 
ヤマザキマリ先生は なぜ日本人が西洋の神々を描けるのかと聞かれた時に 一神教の縛りのない多神教の日本人だからこそ分かるものがあると答えたこと そして『オリンピア・キュクロス』で描かれている ハドリアヌス帝の別荘ヴィッラ・アドリアーナ にある
カノプス(Canopo)の遺跡のワニの銅像を漫画でも再現した理由 さらには勘三郎が亡くなられる前にヘラクレスを演じたいと先生におっしゃったことから 『ヘラクレス歌舞伎』のこの絵が生まれた貴重なエピソードをお話くださいました😲


そして 古代の物語の視覚化について アダプテーションの例をお話くださいました 
里中満智子先生の『オデュッセイア』で 12本の頭に穴の開いた釟斧をどう描いたか 映画や文献を調べまくり 皆バラバラなので 自分も自分の考えたように描いたと スライド写真を見ながらお話くださいました 

また里中満智子先生の 漫画を描く過酷な仕事での色々なエピソードや 国際化とは英語が話せることではなく 外国の人がどう考えているかを知ることではないか 若い頃にはわかったつもりでいたが実はわかっていなかったと年を取った今わかる との含蓄ある言葉に感じ入りました 先生の声は初めて聞きました💕 

20:05に時間切れとなり終了しました スライドはまだ用意されていたようなので また別の機会にラスト部分の「ritorno culturale"(文化回帰)」のテーマについて紹介いただけると大変嬉しいです 

ヤマザキマリ先生のインタビューは こちら

同じく参加された方の「里中満智子さん、ヤマザキマリさんが出席したシンポジウム」  は こちら

「日本の漫画における古代ギリシャ・ローマ 西洋古典の表現とグローバルな時代への貢献」のイベントのお知らせは こちら

貴重なイベントを開催してくださいましたイタリア文化会館様に 心よりお礼申し上げます


 


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「ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか (熊谷徹著/青春新書インテリジェンス)」を読みました

2025年01月12日 | ドイツ語・独検
「ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか (熊谷徹著/青春新書インテリジェンス)」を読みました

これは2019年発行の本なので 今(2025年)も年290万円(2017年当時のドイツ人の平均可処分所得)かどうかはわかりませんが 長年ドイツで暮らす著者の見たドイツ人の暮らしぶりに頷くこと多し😊

私自身も流行を追うことのないシニア世代なので似ているのですが 若い人が新しいモノをどんどん買うのを見てて大変だな~と感じます(笑) 
これは実は著者によると 仕事のストレスが大きくて自由時間が少ないため 買い物でストレスを解消するしかない なぜなら著者自身がドイツで暮らすようになってからはストレスが減り 買い物でストレス解消することもなくなったとあり 納得です😊

また 日本の接客態度は世界一とありますが その裏返しが仕事時間の多さとストレスなのですね 「おもてなし」や「お客様は神様です」という精神は尊い反面 カスタマーハラスメントを産みやすいのですね 
私もコールセンターの仕事でカスハラを受けたこともありますのでよくわかります ドイツではルールを守らない客は怒られると昔から知っていたので ドイツはいいなぁ~と長年思っていました😊 

宅急便や酒類等が小刻みな時間指定で届かなくともいいじゃないかと思うんですが そのサービスのためにどれだけ仕事時間が増えてしまうか... ドイツでは「ドイツの新しい通貨は自由時間だ」という見方が強まっており お金よりもプライベートを大切にする人が増えているのですね 昇給よりも休暇日数アップを希望する人も多いそうです😲

反面ドイツでは日本のようなサービスは期待できません 荷物のお届けは午前か午後しか指定できないし 客の要望よりも店のやり方が優先されます 店の開店時間も法律で決められているし不便ではあります 

ドイツの労働時間はとても短くそれでも労働生産性は高いのですね バカンスを中心に会社がまわり 長期休暇はお互い様で当然 有給消化率も100%  
お金に振り回されずに生きているドイツ人 環境保護の精神にあふれ 新しいものに飛びつかず リサイクルに熱心で脱原発に舵を切り 食品ロスに敏感で 「地球は子供たちから預かったもの(Wir haben die Erde von unseren Kindern nur geborgt)」との精神を持ち エネルギー消費を減らしつつも経済成長を遂げている(これは日本も同じ)

この本が出てから各国で戦争等が起きて温暖化等も進行し 少しずつ変わってはいるだろうけど こんなドイツ人の生き方に学ぶことは多いと思います

ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか」は こちら


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イーゴルト(Igort)のグラフィック・ノベル「ロシア・ノート(Quaderni Russi)」「ウクライナ・ノート(Quaderni Ucraini)」を読みました

2025年01月09日 | イタリアの本・絵本・雑誌
イーゴルト(Igort)のグラフィック・ノベル「ロシア・ノート(Quaderni Russi)」「ウクライナ・ノート(Quaderni ucraini)」を読みました


サルデーニャ出身の漫画家Igortのご友人でもある 写真家のGiovanni Piliarvu先生から勧められたIgortのグラフィック・ノベルを イタリア文化会館の図書室で借りてきて お正月に読みました 

手書きのイタリア語のセリフをひとつひとつ 日本語と対訳で読み進めてゆきました 
先生によると その本は"un po' pesante"とのこと😲 
確かにそうでした おせち料理をたらふく食べていたお正月に読むんじゃなかった...😞


il numero crescente di morti dovuti alla carestia 
飢饉による死者の数が急増していた

In questi tempi abbiamo notato una recrudescenza di casi di necrofagia e cannibalismo.
近頃はまた 食屍や 人肉食の事例が増えてきました

いずれも「ウクライナ・ノート」より抜粋 (栗原俊秀 訳) 

ウクライナ飢饉「ホロドモール(Holodomór)」(飢餓による殺人)は こちら 

いや... 知らなかった...
 
早速 うちにあるウクライナの本で調べてみました📖

『スターリンは 農民をむしろ社会主義に対する抵抗勢力と考えていた節があり 彼らをスターリンの考える社会主義体制に組み込むには手荒な手段を使うのもやむをえないと考えていた

ウクライナの大飢饉は1932~33年に起こった 自分の土地を耕して自活していたウクライナの農民を 国営農場・集団農場の一員とする「農業集団化を進めた 

クラーク」と呼ばれた比較的豊かな農民は土地を没収され 収容所送りや処刑された
食物を隠している者は 社会主義財産の窃盗として死刑とする法律が制定された 

穀倉のウクライナで飢饉が起きたことはまことに異常な事態である
農民はねずみ、木の皮、葉まで食べた 
人肉食いの話も多く伝わっている
村全体が死に絶えたところもあった 餓死者は数百万人に及んだ 

これは人為的に起きた飢饉であり これまで隠されていた 
この時期にソ連は平然と穀物を輸出し続けていたのである』

物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国(黒川祐次著 中公新書)より抜粋

   *   *   *

ロシア・ノート」の方は チェチェン紛争の想像を絶する非人道的な暴力がテーマで 「ここでは、人の命には 2コペイカの価値もない」の言葉の如く 2006年にモスクワのアパートで殺害されたジャーナリスト アンナ・ポリトコフスカヤ(Anna Stepanovna Politkovskaja) の事件についても描かれています 

イーゴルト氏はご両親がロシア文化に造詣が深く 幼い頃からロシアの文化に触れていたそうで イタリア人の目を通して描かれた本なのですね 

  *   *   *

ウクライナ・ノート 対立の起源 (2022)
著者名:Igort    栗原 俊秀(訳)
出 版 者:花伝社

Quaderni ucraini (2014)
著者名:Igort
出 版 者:Coconino press

ロシア・ノート :  アンナ・ポリトコフスカヤを追って (2023)
著者名:イゴルト 作    栗原俊秀 訳
出 版 者:花伝社


Igortは 1990年代に雑誌「モーニング」で連載を持っていました 
また 2015年にイタリア文化会館で 谷口ジローとの二人展歩くひとたちが開催されています

他の作品も読んでみようと思います


 
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テレビ朝日「イタリア世界遺産ミステリー3時間SP」で「ソンマ・ヴェスヴィアーナ発掘調査プロジェクト」が紹介されました(2024.12.28)@テレビ朝日

2025年01月04日 | イタリア旅行・世界遺産
テレビ朝日「イタリア世界遺産ミステリー3時間SP」で「ソンマ・ヴェスヴィアーナ発掘調査プロジェクト」が紹介されました(2024.12.28)@テレビ朝日 

Finalmente il progetto "Somma Vesuviana Excavation Project" promosso da Università di Tokyo veniva presentato nel programma di tv(28.dic.2024)@TV Asahi 

世界遺産マイスターの試験に小学校6年生で見事合格した 我らが(?)世界遺産博士山本・リシャール登眞くんが な なんと東京大学の学生(1年生)となって再登場!! ←世界遺産検定を受けている人たちの中でも彼は有名😲

 世界遺産博士ちゃん 山本・リシャール登眞くん

そして ポンぺイやローマ  ナポリ近郊のソンマ・ヴェスヴィアーナ(Somma Vesuviana)に TBSの「世界遺産」のナレーションを務められたさんと一緒に 2024年に新たに発見されたソンマ・ヴェスヴィアーナ発掘調査プロジェクトの発掘現場を訪れてくださいました!!

これは東京大学のプロジェクトなのですが 登眞くんが習っていた東大の村松教授がこのプロジェクトの責任者とのことで 縁は奇なもの😲 私のイタリア人の知人も関わっているこのプロジェクトの今後に目が離せません!!

  発掘プロジェクトのメンバーの皆様

   *   *   *

番組紹介より抜粋:  

(前略) 続いて2人が訪れたのは、ポンペイの近く、ヴェスヴィオ山の北側にある“ソンマ・ヴェスビアーナ”という街。ここも、西暦79年の噴火によって灰の中に埋もれた地域で、現地で発掘調査を進める東京大学の研究チームが今年4月、ローマ帝国時代の重要な遺構を発見したと発表し、世界的に大きな話題となった。

 普段は入れない発掘現場に入る😲


 2世紀以降の遺構 


 第22室と呼ぶ部屋ではアンフォラ16本も発見された 

2023年の調査で、この建物が、西暦79年のヴェスヴィオ山の噴火よりかなり以前に建てられた建物の一部であることがわかりました 

番組冒頭の発掘シーンは こちら    (Facebookから見られます 音が出ます)

発掘シーンは こちら (同)
 

 3つもの大きなかまどを備えてある家は誰のものか? 個人で大浴場を持っていた人物とは?

 それは初代皇帝アウグストゥス!? 

 これからの特定が望まれる


 初代皇帝の別荘の可能性が高い!

 79年以前の遺構発見の喜びを語る


 今回はそんな歴史的新発見を発表した東京大学の研究チームの元を訪れ、今も調査が進む発掘現場の内部へ。普通は入ることができない遺跡発掘現場の最前線で、2人が目の当たりにしたものとは。その貴重映像にスタジオも興奮に包まれる。  

                 *   *   *

ソンマ・ヴェスヴィアーナ(Somma Vesuviana): 472年 ヴェスヴィオ火山噴火による土石流で地中に埋もれた。1920年代 農家が果樹園に埋もれている遺跡を発見し 1930年代にいったん発掘調査されて埋め戻され 東京大学が2002年から調査して  埋もれた年代を特定した。

番組ラストでは ポンペイの遺跡の3割が未発掘であり 今あえて発掘せずにおき 未来の技術でもって発掘されるためにあえて残している と その未発掘現場にも足を踏み入れてくれて 感激しました💕

ソンマ・ヴェスヴィアーナ発掘調査プロジェクト/Somma Vesuviana Excavation Project」(東京大学)は こちら

研究成果「イタリア ソンマヴェスヴィアーナの遺跡発掘の新発見 ――アウグストゥス帝時代の遺構の発見――」(2024.4.17/東京大学)は こちら

初代ローマ皇帝の別荘の可能性も イタリアの古代ローマ遺跡を発掘する東大が調査継続へ寄付を呼びかけ」(2024.6.6)美術展ナビ は  こちら

ポンペイは、紀元後79年の噴火によって壊滅しましたが、このソンマヴェスヴィアーナ遺跡がポンペイと違うところは、紀元後の2世紀から5世紀にかけて、立派な建物が機能していて、最終的には472年の、同じくヴェスヴィオ山の大規模な噴火によって地中に埋もれたということです。

見えてきた「アウグストゥスの終焉の地

今まで明らかになったのは、この建物のほんの一部分にしか過ぎませんが、発掘で得られた様々な状況証拠を組み合わせると、まさに私たちが調査開始時から追い求めてきた「ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの別荘(Villa augustea)」である可能性が高くなってきました。

    *   *   *

Archaeologists uncover lost villa believed to belong to first Roman emperor(2024.4.18)は こちら

番組の紹介記事は こちら

『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん3時間SP』(2024.12.28)@テレビ朝日の番組は こちら

東京大学が2002年から発掘調査を続けてきた成果が今ようやく😲 こうしてテレビで分かりやすく公開してくだり感無量です💕 


 


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初日の出とお節料理2025年(l'arba del primo giorno dell'anno 2025 e cibi tipici del capodanno)  

2025年01月01日 | 日本文化紹介
初日の出とお節料理2025年(l'arba del primo giorno dell'anno 2025 e cibi tradizionali giapponesi tipici del capodanno)
 

2025年あけましておめでとうございます🎍 
Felice Anno Nuovo 2025🎍 


初日の出
L'arba del primo giorno dell'anno 2025
 マンションの上階から見えるスカイツリー 6:56   ようやく朝日が昇りはじめる
il sole sorge e attraversa lo skytree

 6:57  スカイツリーの横から上がり...


  7:00  スカイツリーを横切ってゆく

ちょうどいいロケーションですね🌄

  富士山 il monte Fuji

初日の出については こちら 

   *     *     *

お節料理  cibi tradizionali giapponesi tipici del capodanno

 手づくりのお節料理 1人前
  fatto a mano   una porzione

 まだ他にもたっぷり...


 お雑煮 zuppetta con mochi 


 釣ってきた鯛の刺身 頭の兜焼き 鶏のぱりぱり焼き 引っ越し祝いのお酒🍶 
sashimi di orata, kabuto-yaki, pollo grigliato, sake 


毎年 冷蔵庫に入りきらないくらいの大量のおせちを作っていたのですが 物価高騰の折 量も減らして質も落としました 

買ったおせちでは全然足りないので 作るのをやめることは考えていないですが🍱 
家族も高齢化してきて 私もダブルワークで年末まで仕事で体力的にも大変... 元旦なのにまだこれから作る料理があります


栗きんとん用の冷凍さつまいもピューレ🍠は 400gでは足りずに来年は1キロにしようっと😊 結局さつまいもを茹でて濾しました   

黒豆栗きんとん寒天作りに 久しぶりに砂糖(zucchero)を使いました 
砂糖の代替物のラカンカは結晶化してしまうので 栗きんとんや寒天には向かないかも😥 
お節料理は砂糖をたっぷり使うので困ります... 

伝統を守るのは大切だけど 家族の状況の変化に応じて臨機応変に変えてゆかないと続きません 

皆様よいお年をお迎えください🎍

  元旦のお節 

  2日のお節 買ったお節を一部使いました

 3日の来客用のお刺し身 姿造り🐟


おせち料理のイタリア語は こちら

2024年は こちら  ← 鯛が9匹も釣れて大変だった🐟🐟🐟🐟🐟🐟🐟🐟🐟 


 
コメント (2)
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