フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

戦略と戦術

2020年09月02日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

戦略と戦術という言葉があります。もともとは軍事用語ですね。

戦略は、戦いに勝つための大局的・長期的な計画です。

戦術は、具体的な兵士の戦い方です。

会社で言えば、経営者の考える経営方針が戦略で、従業員が具体的にどうしたら売れるのかを考えるのが戦術です。

どちらも大事ですが、レベルの違う議論です。

戦略は抽象的、戦術は具体的です。

人生設計する場合も、もちろん国家の運営も、この両者が必要になります。

日本は技術大国といわれた時期もありました。いまもギリギリそうかな。

日本は具体的な戦術は得意ですね。しかし、長期的な戦略を考えるのは苦手です。

方向性があいまいだと、どんなに技術が優れていても、ダメでしょう。

技術はパクられます。だから、しっかりとしたビジョンがないといけません。

それでも、経営は、一応、儲けることが目的ですから、戦略は考えやすい。

しかし、僕たちの人生の戦略は、人生の目的が分からないと決められません。

いきなり人生の目的はなんだと聞かれても、わかりませんよね。

そういう場合、いい方法があります。

あと10年後に死ぬとしたら、今何をやりたいのか?と問うて見るのです。

そうすると、自分の本当にやりたいことがわかります。

そして、それを達成するためにどうすればいいのか計画を立てます。

これが戦略です。

たんなる思考実験ですが、人生の目的を考えるのに、死を考えるのは良いことかもしれませんね。

今日は、戦略と戦術の違いを書きました。

もう少し突っ込んだ話をしたかったのですが、長くなるのでやめておきます。

この続きは、また後で書こうと思います。

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