The show must go on という言葉があります。
直訳すると、ショーは続けられなくてはならない、です。
意訳すると、「始めたら何があっても止めることはできない」という感じですかね。
僕が今日言いたいのは、会話のことです。
どちらかというと、よく知った仲ではなく、これから仲良くなりたい人との会話です。
仕事上の相手にも、当てはまるかもしれません。
「今日はいい天気ですね」
「そうですか?ちょっと曇ってませんか」
「………」
空を見て、ほんとに曇っていたとしても、こんな感じで相手を否定したら、お前となんか話すものかと思われますよね。
会話はラリーです。とにかく続けなくてはなりません。
始めたら、何があっても止めることはできないと思ってください(笑)
1、相手の言葉を否定したり訂正したりすることはやめる。
人はそれが正しいことだとわかっていても、否定されると気分が悪くなります。
だから、否定や訂正は、ぐっとこらえて我慢しましょう。
「ちょっと寒くなってきましたね」
「明日は暖かくなるそうですよ」
「そうですか。でも急に寒くなってきたから、風邪ひきそうですよ」
「マスクしてないけど、風邪引くから、ちゃんとマスクしてくださいね」
相手は気持ちよく話したいのに、マスクしろみたいなアドバイスされたら、話す気がなくなります。
だから、正しいことであっても、アドバイスは控えましょう。
2、よかれと思っても、アドバイスしないこと
話をどんどん進めていくコツは、相手の話を遮らないで、とことん肯定することです。
そして、とにかく共感すること。
そうすることで、相手が自分の気持を言いやすくなります。
会話が始まったら、止めてはならない。沈黙は敵だと思ってください。
相手に気持ちよく話をさせることが、沈黙にならないコツです。
ただし、よく知った仲で、信頼関係があるならば、否定してアドバイスすることもありかもしれません。
それが相手のためになるからです。
僕が言っているのは、これから仲良くなろうとしている人です。