フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

道徳と慣習

2020年09月14日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

アメリカとインドで、いくつかのストーリーを読んでもらったそうです。

ストーリー内の行動が、間違っているか容認できるか、彼らに判断してもらいました。

非常に興味深い結果がでました。

文化の違いを楽しみましょう。


インド人とアメリカ人がともに間違っていると判断した行為

1 ある男性が散歩中、道端で寝そべっている犬を見つけた。わざわざその犬に近づいて蹴飛ばした。

2 父が息子に「テストでいい点を取ったら、万年筆を買ってやる」と言った。息子はいい点を取ったが、父親は何もしなかった。


アメリカ人は間違っていると、インド人は容認するとした行為

3 既婚の若い女性が夫に何も言わずに一人で映画を見に行った。夫はもう一度同じことをしたら殴ると言った。妻は同じことをしたので、夫は妻を殴った。

4 ある男には、既婚の息子と娘がいた。この男が死んだあと、遺産のほとんどを息子が相続した。この息子は兄弟の娘に何も与えなかった。息子の行動を評価せよ。


インド人は間違っているが、アメリカ人は容認するとした行為

5 二十五歳の息子が父親を名前で読んだ。

6 ある女性が米を料理して、夫と兄と一緒に食べた。女性の行動を評価せよ

7 あなたの共同体に住む未亡人が、週に二、三回魚を食べている。

8 ある女性が、排便のあとで着替えをせずに料理した。


僕はほとんどアメリカ人と同じような判断をしましたが、5だけインド人に近いかな。

自分の父親をファーストネームで呼ぶのは、ちょっと馬鹿にした感じがしますよね。

道徳は、どの社会でも基本的に通用する善悪の基準です。

慣習は、ある地域特有のやって良いことと悪いことの基準です。

上段が、道徳に反するのは間違いないですね。

中段、下段は微妙です。

インドでは、食物、性、衣類、男女の役割について、慣習ではなく道徳的な問題だと判断してるそうです。

この先は、アメリカ、日本、インドは密接な関係になっていくことが予想されます。

だから、相手の文化を知っておくのは大事なことかも知れませんね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする