最近、むずかしい話ばかりしていたので、くだけた話にしましょうかね。
ある男ということにしておきますが、その男が奥さんに言ったそうです。
「育児大変だったら言ってね。手伝うから」と。
そしたら、キレられたそうです。
えー、わからない。なんで?
これは男にとって、かなりの難問だと思われます。
優しい気持ちで、手伝うって言ってるのに、なぜキレれらるのか?
こういうとき妻はどう考えるのか?
正解は、育児は手伝うものではありません。あなたにも半分は責任があるということです。
手伝うと言うと、奥さんが育児をやって、夫がサポートするという感じになります。
そうではなく、両者とも当事者なのだから、半分づつやるのが当然というわけです。
はいはい。そう言われればそうですね。
僕は彼の気持ちがよくわかります。大変なら手伝うよと言えば、喜んでくれると思っている。
でも、どこかで育児は男のやることではないと思っています。それを見透かされている。
怖いね。どこに地雷が潜んでいるかわかりません。
女性は、記憶を司る海馬と感情を司る扁桃体の連携がよくて、記憶と感情がイコールになっています。
男はそのときの事実関係をよく覚えていますが、特に感情は伴いません。
しかし、女性はそのときに何を感じたのか、その感情をよく覚えています。
だから、怒りをいつまでも覚えているのです。
ああ、あのときのことね、とすぐに感情がよみがえってきます。
怖いです。
世の男性諸君。くれぐれも地雷を踏まないでくださいね。