アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

チエ流マクロビオティック料理教室、今秋はお休みします。

2012-11-02 21:53:03 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   今年で6年目に入った「チエ流マクロビオティック料理教室」は、ちえさんのご都合がつかないため、今秋の教室をお休みします。夏の教室の折、「11月ごろ開催」と予告したので、楽しみにお待ちいただいていた方も多いかと存じます。まことに、申し訳ありません。

   教室は、来春4月か5月に再開。7年目の教室でも、楽しくおいしく簡単な野菜料理の数々を、チエさんに教えてもらいたいと思っています。予定が決まったらお知らせしますので、ぜひみなさん、お越し下さい!
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野菜の染め

2012-11-02 21:43:24 | 草木染め
   東栄町の友人・Kさんが、ご主人が在職時に着ていたカッターシャツを染めたいというので、先日うちでいっしょに草木染めをしました。

   彼女が持ってきてくれた染め材料。ひとつは、金時草(キンジソウ)といって、ゆでるとぬるぬるするモロヘイヤのような野菜です。表は緑色なのに、裏は赤紫。彼女がこのゆで汁で小さな布を染めたら、ピンクっぽい色になったというので、試すことにしました。

   もう一つはカラシナ。昨年2回染めた野菜で、青色に染まりました。

   キンジソウは、彼女がやったとおり塩を一つまみいれて煮出しました。紫色の液に酢をたらします。すると急激にピンクに変わります。ただし、鮮やかな色が出たのは絹のみ。木綿は薄い押さえたピンクになりました。

   アルカリで媒染してまた液に戻すと、かわいいストールが出来上がりました。ピンクの下に紫色が隠れているような色。そそられます。黒いセーターに合いそう。セーターは古いけれど、この鮮やかなストールでとてもおしゃれができそうで、わくわくします。

   カラシナからは期待通り青がでました。

   でも、この後媒染液に入れたら緑色になってしまった。理由が分かりません。とにかくなんらかの化学変化がおきたみたい。昨年青に染めたバンダナをさらに青で重ねようとこの液に入れたら、緑になってしまいました。

   下の写真のカッターシャツは、2枚とも栗の鬼皮で染めたもの。綿100%ではなくてポリエステル混紡のシャツばかりだったので、濃染処理はしたものの染まりつくかどうか心配でしたが、ちゃんと染まりました。

   それも、すばらしい紫色グレー。鉄媒染したらこの色になりました。しかもこの2枚、同時に入れたのに、色合いが違うのです。織り方や糸の太さ、混紡の割合などによるのでしょう。


   カッターシャツは、ほかに、インド藍の残りの液で薄い青を、それと1枚は栗の鉄媒染でグレーに。あと1枚は鉄媒染のあとで消石灰の上澄み液に入れて、薄い茶色にしました。

   手前2枚の帆布は、友人がバッグを作りたくて手に入れたもの。いい色に染まりました。彼女の仕立てる個性的なバッグ、どんなふうになるか、楽しみです。
コメント (2)
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「新三河タイムス」の記事に関して

2012-11-02 08:18:41 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   先週、豊田市で発行されてているローカル紙「新三河タイムス」が、取材に来てくれました。山里暮らしを楽しんでいる移住者の話を聞きたいということだったので、取材に応じました。

   昨日掲載紙が送られてきたのですが、記事の中にあきらかな誤解が数箇所ありました。私個人の情報に関しては、誤解のままでもかまわないこともあるのですが、一般に広く知られている方に関して、間違った発言を私がしたことになるのは困ったことだとおもったので、以下に、訂正箇所と訂正文を載せます。新聞社にもほぼ同様の訂正をおねがいするメールを送信しました。

  ① 「焼き菓子は、アレルギー症状がおきないように卵、牛乳、バター、小麦などを使わず、豆乳や米油、カラス麦(オートミール)などを材料にしている」
    ↓
    「焼き菓子は、アレルギー症状がおきないように卵、牛乳、バター、小麦などを使わず、豆乳や米油、カラス麦(オートミール)などを材料にしている商品もある」

    アンティマキでは、アレルギー症状がおきにくい焼き菓子の製造も手がけていますが、バター、乳製品、小麦などを使った商品も製造しています。

  ②「自然志向になったのは(中略)京都の自然食関係の雑誌社にたまたま勤め、編集に携わったのがきっかけ」
    ↓
   「(前略)大阪の自然食メーカーが発行する雑誌の編集部に勤めたのがきっかけ」


  ③「実は卒業後勤めた雑誌社は玄米菜食中心の食生活を唱えた桜沢如一(中略)の「マクロビオティック」の雑誌を発行しており、現在は直弟子、久司道夫(中略)が継いでいる。彼はジョン・レノンやマドンナ、リチャード・ギアなどの食餌指導、sシェフを務めている」

「勤めていた自然食メーカーは、玄米菜食中心の食生活を唱えた桜沢如一(中略)の唱えるマクロビオティックの考え方に基づいた雑誌を発行。マクロビオティックは、桜沢如一の直弟子、久司道夫(中略)がアメリカで普及活動を続け、元大統領やハリウッドの有名な俳優などに、大きな影響を与えた。現在、日本でも若い人を中心に広がりを見せている食事法だ。」


   久司道夫氏は、桜沢の直弟子ですが、私が勤めていた自然食メーカーとの直接のかかわりはありません。雑誌はいまも刊行していますが、久司道夫氏が継いでいるわけではありません。また、ハリウッドの有名な俳優たちが直接久司氏の指導を受けたとは、私は発言していません。マドンナのシェフは、彼ではなく、日本人女性です。

   ④写真キャプションに、「アンティはおばさんという意味」とありますが、「おばちゃん」のまちがいです。auntの愛称で、auntie と綴ります。

   以上、取り急ぎ、お知らせします。掲載紙をご覧になった方は、ぜひともこちらもチェックして下さい。

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