アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

旧三河一宮町の大公孫樹

2012-11-30 19:36:26 | 小さな旅
  旧宝飯郡一宮町・現豊川市に住んでいる知人のところに、古いもみすり機とストーブ用の薪をもらいにいきました。稲武からは、国道257号線を通って新城市に出て約1時間半の道のりです。

   設楽町の中心地田口を越して清崎に出る手前に、湧き水が汲める場所があります。交通安全の水、と書いてあります。こういう場所は、この辺りにけっこうあります。

   旧鳳来町辺りの風景。稲武に比べると山が迫っています。標高は低いので、まだ紅葉がきれい。

   新城市の市街地から豊川を渡り、対岸を走りました。国道は車が多いので苦手。この道なら気楽に走れます。

   知人の家は農村地帯のなかにあるのですが、その一角にできたイタリアンレストランに連れて行ってもらいました。

   上はフィットチーネ、下は、名前を忘れましたがとても広い巾のパスタ。どちらも自家製のパスタです。こんな田舎でおいしいパスタが食べられるなんて、おもわなかった。お店の名前は、「ジョカーレ」です。

   近くにある大公孫樹。小学校の跡地にあります。珍しい形の公孫樹だというので、最近、近在で有名になったそうです。

   一般に、公孫樹は上にすっと伸びて箒のような姿をしていますが、この木は、てっぺんが平たくて横に広がっています。 

    ずっと昔、雷がこの木に落ちたせいで、枝葉が上に伸びずに横に広がった、と言い伝えられているのだとか。

    大きな木は、見飽きません。

   木の下に、こんな奇妙な造形物がありました。コンクリート製なのですが、背中の辺りが割れています。中を見ると丸太がのぞいています。

   いま、60代70代になる人が小学生だった頃から、ここにあったとか。間延びした愛嬌のある顔です。恐竜かな、とおもいましたが、カメレオンかも。

   遠くに見える高い山は、本宮山です。あす1日・土曜日は、この大公孫樹の下でお祭りが行われ、近隣の農家の人たちが持ち寄った野菜やたべものがいろいろ並ぶそうです。

   ところで、古いもみすり機は、最近農業をはじめた友人のところにもらわれていきます。何年も使っていないので、動くかどうか心配です。役に立つといいのですが。


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「冬至の夜のあかり展」

2012-11-30 08:33:28 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
   あかりが恋しい季節です。稲武では、毎年12月に、木製ランプシェード「中馬のあかり」を灯す会の主催で、「冬至の夜のあかり展」がひらかれています。

    間伐材の丸太をくりぬいて模様をつけたランプシェードが、古橋懐古舘周辺と旧中馬街道を飾ります。日時は、12月15日(土)くらくなる頃から午後8時まで。

   夕方5時半からはコンサートも。バザーもあって、五平餅やからすみ、たこ焼きやピザなど、稲武のおいしいものがいろいろ食べられます。古橋懐古館の敷地内にある懐古茶屋では、まゆっこくらぶの糸取りの実演や手織りのシルクストールの販売も行います。

   旧道沿いにある商工会議所(郵便局隣)前のまちなかギャラリー大橋屋では、手作りの品を展示します。アンティマキの草木染めや焼き菓子も出品の予定です。お立ち寄り下さい。

   ところで、昨日友人から素敵なランプシェイドをもらいました。美濃和紙でできてます。ぼんやりしたともし火が愛らしい。和紙には小さな花や葉がすきこんであります。

   山里の冬の夜は寒いけれど、キーンと張り詰めたような空気が心地よいものです。温かい格好をして、ぜひおでかけください。駐車は、豊田市稲武支所内の駐車場をお使い下さい。

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