アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

豆腐屋しろの油揚げ

2012-11-13 23:42:59 | たべもの
   しばらく前から、私は、稲武の友人たちと、瀬戸市の豆腐屋さん・しろの商品をほぼ月1回の割りで共同購入しています。

   この豆腐屋さんとは、グリーンママンの朝市や福蔵寺のご縁市でたびたびご一緒するかおなじみ。先日のご縁市でもお目にかかり、豆腐と揚げを買いました。

   さてそのおり、店主の山内さんからこんな話を聞きました。

   彼は最近、油揚げを揚げるときに使う菜種油を、圧搾菜種油に替えました。すると、これまで、大量の油揚げを揚げるたびに必ずといっていいほど油酔いしていたのがまったくなくなり、かえって香ばしい香りに、いい気分になるようになったのだとか。

   油の値段は、これまでのものの2倍もするそうなのですが、揚げている人がまず気持ちよくなる油とは、すばらしい。

   その夜さっそく、前夜のおでんの残りの汁に、山内さんの揚げを入れてみました。

   もともと厚い揚げなのですが、汁で膨らんだこの揚げ、まるでがんもどきみたいな味がしました。その翌日、今度はすし揚げに切れ目を入れて、卵を落とし楊枝に止めて福袋風にしました。先日、どんぐり横丁で売っている揚げで作ったばかりのおでん種です(コチラ→)。
   食べてみました。こちらの揚げ、食感が、どんぐり横丁のものとはかなり違っていました。柔らかい!ふわっとしている! 卵との一体感は、すばらしい。

   油がいいからかどうか、前の揚げを同じような料理にしたことがないのでわからないのですが、どこまでが卵でどこからが揚げかわからないくらい。どんぐり横丁の揚げで感動していたけれど、こちらもかなりのすぐれもの。さすが、山内さんの油揚げです。今度はいなりずしを作ってみたい!

   

   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タカドヤ湿地の風景

2012-11-13 22:42:54 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
稲武地区黒田のタカドヤ湿地に、初めていってみました。

   うちからだと、蓬莱泉の稲武吟醸工房のちょっと向う、水別峠の交差点を左に曲ります。しばらく行くと、T字路に。標識どおり、右に曲ります。

    紅葉のトンネルをぬけると下に降りる道らしい、なだらかな坂があります。そこを下りると、タカドヤの湿地帯。

   沼や湿地を囲むように作られた細い道の両側に、赤や黄色に色づいたカエデが見事な姿を見せています。落葉も色とりどりです。

   このあたり一帯は、愛知県の国定公園。だから、だと思うのですが、クリやホオなどの広葉樹と、スギやヒノキの常緑樹が入り混じって、雑木林を作っています。こういう林は見ていて飽きません。稲武では珍しい場所です。

    湿地の上に、歩道が作られています。木でできているのですが、上に網が張ってあります。滑らないように、それと、ちょっとくらい木が朽ちても足が挟まれないように、という配慮なのでしょう。歩きやすかった。小道は、ふかふかのじゅうたんみたい。

     水鏡にうつる紅葉もいい。

     たぶん、蘆原。煙っているように見えます。

     車の通る道方面を撮ったところ。後ろの山の向うには、黒田ダムがある方向だと思います。

     幻想的。こんな素敵な場所が稲武にあるなんて知らなかった。最近、有志が集まって整備して、散策路を作ったとか。いいことしてくれました。

     平日の午後3時。人影はまばらなので、落ち着いてゆっくり見物できました。気持ちよかった。

     ところで、この場所は、車道から眺めていても、なにか看板があるわけではないので、はっきり特定できません。わたしは、もっと奥のほうに目指す湿地帯があるのかしらとおもって、初め素通りしてしまいました。

    途中から巾の狭い地道になり、ついに行き止まりに。Uターンはなんとかできましたが、クマやイノシシに出会うのではないかと、ちょっと緊張しました。「タカドヤ湿地」の標識からはすぐ。仮設トイレがあるところあたりに車を止めるのがよさそうです。あと数日は、この美しさが続きそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今朝の紅葉

2012-11-13 10:09:15 | アンティマキの場所に生きる動植物
   うちの南側のイタヤカエデです。かなり色づいてきました。でも、下のほうの葉は黄色。このまま黄色で終わるのか赤にそのうち変わるのか、わかりません。こういういろいろな色があるのがいい。

    紅葉の美しさにも新緑のすがすがしさもに、こちらにくるまではさして気がつきませんでした。いまは、どちらも、じっと見ていると涙が溢れるときもあるくらい、感動します。よその土地とは色の冴え方が違うのか、単に私が年をとり、感傷的になっただけなのかわかりませんが。

    ついでに、おわりかけのトマトの写真を。もうすっかりなくなったと思っていたのに、この間久しぶりに植わっている場所に行ったら、はぜた実がたくさん転がっていました。まだ無事なのがいくつかあったので採取。この赤色、心なしか旬の頃より濃いような気がします。

   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする