日本農業新聞e農ネットに「TPPで特別決議 全国女性大会閉幕 (2014/1/22)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
JA全国女性組織協議会主催の第59回JA全国女性大会は21日、環太平洋連携協定(TPP)に関する特別決議を採択して閉幕した。
春に向けて交渉がヤマ場を迎える中で、農林水産物の重要品目を関税撤廃の対象から除外することなどを求めた衆参両院の農林水産委員会決議の実現に向けて、JAグループ一丸で取り組むことを誓った。
決議は、母として家族の健康と暮らしを預かり、農業者として安全で安心な農畜産物を生産する立場であることを再確認。
農業だけでなく、暮らしの基盤を崩壊させかねないTPPの問題点を「自分たちの言葉で多くの人に伝えていかなければならない」と申し合わせた。
大会宣言も採択した。東日本大震災の復興支援活動の中で協同・助け合いの大切さを再認識したと表明。
地域で受け継いだ食と農を見直し伝えることや、次代の女性部を担うフレッシュミズ世代の活動をサポートしていくことなどを盛り込んだ。
・TPP交渉に関する特別決議
第59回JA全国女性大会が採択したTPP交渉に関する特別決議の全文は次の通り。
TPP交渉は、昨年12月、シンガポールで閣僚会合が開催され、合意に向けて残された課題について協議を続けていくことが確認されるなど、交渉は大詰めを迎えています。
あらためていうまでもなく、TPPは農業問題だけでなく、食の安全、医療、保険、労働など、あらゆる分野に影響を与え、私たちの安全で安心な食や、豊かで安全なくらしの基盤が崩壊してしまいかねない、深刻な問題です。
私たちは、母として家族の健康とくらしを預かり、農業者として安全で安心な農畜産物を生産することで国民のいのちを守ってきました。
さらに、これまで、地産地消や伝統食の伝承などの取り組みを通じて、安心してくらせる地域づくりを目指して活動を行ってきました。
世界的な食料危機が懸念される中で、未来に生きる子どもたちに、安全で安心な食を守り、地域やくらしを残していくためにも、私たち女性は、自分たちの言葉で多くの人にこの問題を伝えていかなければなりません。
私たちは、衆参農林水産委員会などで確認された決議の実現を強く願い、本日、JAグループと一丸となって取り組むことをここに宣言いたします。
というもの。
この声は、届いているのだろうか。
内容は以下の通り
JA全国女性組織協議会主催の第59回JA全国女性大会は21日、環太平洋連携協定(TPP)に関する特別決議を採択して閉幕した。
春に向けて交渉がヤマ場を迎える中で、農林水産物の重要品目を関税撤廃の対象から除外することなどを求めた衆参両院の農林水産委員会決議の実現に向けて、JAグループ一丸で取り組むことを誓った。
決議は、母として家族の健康と暮らしを預かり、農業者として安全で安心な農畜産物を生産する立場であることを再確認。
農業だけでなく、暮らしの基盤を崩壊させかねないTPPの問題点を「自分たちの言葉で多くの人に伝えていかなければならない」と申し合わせた。
大会宣言も採択した。東日本大震災の復興支援活動の中で協同・助け合いの大切さを再認識したと表明。
地域で受け継いだ食と農を見直し伝えることや、次代の女性部を担うフレッシュミズ世代の活動をサポートしていくことなどを盛り込んだ。
・TPP交渉に関する特別決議
第59回JA全国女性大会が採択したTPP交渉に関する特別決議の全文は次の通り。
TPP交渉は、昨年12月、シンガポールで閣僚会合が開催され、合意に向けて残された課題について協議を続けていくことが確認されるなど、交渉は大詰めを迎えています。
あらためていうまでもなく、TPPは農業問題だけでなく、食の安全、医療、保険、労働など、あらゆる分野に影響を与え、私たちの安全で安心な食や、豊かで安全なくらしの基盤が崩壊してしまいかねない、深刻な問題です。
私たちは、母として家族の健康とくらしを預かり、農業者として安全で安心な農畜産物を生産することで国民のいのちを守ってきました。
さらに、これまで、地産地消や伝統食の伝承などの取り組みを通じて、安心してくらせる地域づくりを目指して活動を行ってきました。
世界的な食料危機が懸念される中で、未来に生きる子どもたちに、安全で安心な食を守り、地域やくらしを残していくためにも、私たち女性は、自分たちの言葉で多くの人にこの問題を伝えていかなければなりません。
私たちは、衆参農林水産委員会などで確認された決議の実現を強く願い、本日、JAグループと一丸となって取り組むことをここに宣言いたします。
というもの。
この声は、届いているのだろうか。