こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

「孤食化」進む子どもの食事 朝食―中学生71%、高校生69%、小学生60%

2014年01月18日 15時53分38秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「「孤食化」進む子どもの食事 朝食―中学生71%、高校生69%、小学生60% (2014/1/18)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
一人だけで食事する「孤食」が、朝食で「頻繁にある」「たまにある」と答えた割合は、中学生が71%と最も高く、次いで高校生(69%)、小学生(60%)と過半を占めたことが民間会社の調査で分かった。
未就学児の孤食も4割に上った。
高校生以下の子どもと同居している親(281人)に質問した。

・家庭での食育体験 なおざりくっきり

夕食で「孤食」があると答えた割合は、中学生が最も高く55%、次いで高校生が50%、小学生(35%)、未就学児(12%)となった。朝食、夕食を一人で食べる中学生が多いことが分かった。

食を学ぶ現場が若者ほど「家庭・地域」から「学校」に移っていることも分かった。
食を学んだ場所(複数回答可)について聞いたところ、家庭54%と学校51%と均衡したが、20代の食育経験は家庭が44%と低く、学校で学んでいると答えたのは64%に達し、年代によって食育の場が違っていた。

調査したライフネット生命保険(東京都千代田区)は「食育は学校だけでなく、家庭でも学ぶ機会を持つよう啓発することが重要」と分析する。

調査は昨秋、20~50代男女1000人を対象にインターネットで実施した。
というもの。

判ってはいたことであるが、数字として示されると、やっぱりショックな結果だと思う。
これでは、家族団らんという事はあり得ず、家庭の味の良さは一切発揮できない。
焼肉を焼きながら食べる事とか、みんなで鍋を食べる文化も崩壊していくだけ。

解決する事は出来るのだろうか。
まったく方法が見えないのだが・・・・
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栽培知識や栄養、調理法 農業検定スタート 全国農協観光協会 職員教育にも活用

2014年01月18日 15時46分43秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「栽培知識や栄養、調理法 農業検定スタート 全国農協観光協会 職員教育にも活用 (2014/1/18)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
全国農協観光協会が今年度創設した日本農業検定の初の3級試験が始まった。
受験者はJAグループ職員や学生ら計614人。
神奈川県のJAセレサ川崎が、職員教育の一環として入組内定者を含め約100人に受験させるなど、職員の資質向上に役立てようとする取り組みもある。
試験は20日までで、各地に設けた会場などで行う。

同協会によると、受験者のうちJA関係者が3割を占める。
学校関係は中学生や特別支援学校の生徒、大学生の受験が目立つという。
協会が設ける会場の他、まとまった人数の場合は職場や学校でも受験できる。

試験問題は、病害虫や土壌成分といった栽培の知識、栄養や調理法といった食の知識などを問う内容。
文部科学省が昨年度、中学校の技術・家庭科の学習指導要綱で生物の育成を必修化したこともあり、3級は中学校で履修する程度の知識を問う。

JAセレサ川崎は16日に川崎市のJA本店で試験を実施。
来年度内定者約40人の他、今年度入組した職員や営農指導を担当する職員ら約60人が受験した。
近年は新人職員の8、9割が農家の出身ではないことも踏まえ、人事教育課の佐藤純二課長は「組合員と対話ができる職員を育てることが重要。金融や共済担当者でも、農業の話題など話のきっかけとなる知識を得てほしい」と期待する。

4月に入組する矢島由紗さん(22)は「農業に触れたことはないが、検定の受験勉強を通じて、農作業の時期や温度を気にする農家の大変さを感じた。これから少しでも農家組合員の力になれたらいいと思う」と話した。
JAは来年度以降も職員の受験を続ける考えだ。

同協会は2014年度から順次、2級、1級、マスターの試験を行う。
試験結果は2月下旬に発表する。

検定事務局の佐野幹男局長は「JAでも有用になるよう、引き続き周知を進めたい。JA以外の一般受験者を増やし、農業のファンづくりにつなげられるようにしていきたい」と話す。
というもの。

JAの職員は、週休2日だったとしても、都心のサラリーマンとは、まったく違う。
なぜなら、生産者と向き合っているのはもちろんなのだが、自然を相手にしているからである。
でもこの頃は、都心のサラリーマンと同じ気持ちで就職している人が多いと感じている。
その意識を変えるためには、「農業検定」は大切な事だろうと思う。
職員全員に受けてもらいたいものだ。
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公共建築物、木材利用を 資源活用求める 各省庁に農水、国交省

2014年01月18日 15時38分05秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「公共建築物、木材利用を 資源活用求める 各省庁に農水、国交省 (2014/1/18)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
農水省と国土交通省は17日、庁舎や学校などの公共建築物への木材利用を促進するため、関係省庁等会議を東京・霞が関の農水省で開いた。
木材利用の意義や取り組み状況を説明し、各府省庁に公共建築物への木材利用を確実に推進することなどを求めた。

公共建築物への木材利用は、2010年に施行された「公共建築物等木材利用促進法」で3階建て以下の低層建築物の新築や、全ての建築物の内装整備で国産木材の使用を促進することを国、地方公共団体などに義務付けている。
しかし、12年度に国が整備した低層の公共建築物462棟のうち、木造は42棟(9%)にとどまる。
耐火建築物にすることが求められた施設であることや、治安、防衛、災害対応を理由に木造化しなかった。

こうしたことを受けて農水、国交両省は各府省庁に対して、公共建築物での木材利用を確実に推進することや、施設整備を担当する部局などに対する取り組みの検証・周知徹底などを求めた。

会議に出席した江藤拓農水副大臣は「森林資源はわが国が有している数少ない資源であり、その活用が地球環境や国土の保全、地域経済の活性化に大きく貢献する」と強調した。
高木毅国交副大臣は、3階建て木造校舎の建築が容易となるよう建築基準法の改正に取り組んでいることを説明し、「木材利用が円滑に進められるように技術的な面での支援を引き続き行っていきたい」と述べた。

また、2020年に開かれる東京オリンピック・パラリンピック大会を日本の木材文化や技術力発信の絶好の機会ととらえ、関連施設への木材利用の拡大も呼び掛けた。
というもの。

木材の良さは、日本人であれば、だれもが自然と理解できると思うが、治安、防衛、災害、耐震、耐火と言われ続けていたのだから、ここにきて木造での建物と言われても、簡単には考えを変えられないと思う。

木材を使用しやすい建物というと、「道の駅」みたいなところがイメージできるのだが、一昔前の、屋根ばかりで室内が薄暗く、営業しているのだか休みなのか判らない様な建物だったら、効果は出ないだろうな。

どこまで明るく、お洒落に、そして木の良さが伝わるように、仕掛けることが出来るかだろうな。
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結ぶ 農村観光を促進 農水省と観光庁

2014年01月18日 15時25分22秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「「農観連携の推進協定」結ぶ 農村観光を促進 農水省と観光庁 (2014/1/18)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
農水省と観光庁は17日、農山漁村の活性化と観光立国の実現に向けて「農観連携の推進協定」を締結した。
国産農林水産物・食品、木工品や美しい景観など農山漁村の資源を活用し、観光地域としての魅力向上に連携して取り組む。
国内外に農村の魅力を発信し、農村への観光を促す考えだ。

農水省が他省庁と協定を結んだのは初めて。
「和食」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界無形文化遺産に登録されたことや、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催を契機に、両省庁が協定を結ぶことで一層の協力を推進する。

当面は、国産農林水産物・食品などを活用した観光振興や、地域の多様な食文化、世界農業遺産などの地域資源についての発信強化、外国人観光客を農山漁村に呼び込むための地域資源の発掘・磨き上げ、受け入れ環境整備やプロモーションの推進に向けた施策の構築を目指す。

政府は、昨年12月にまとめた「農林水産業・地域の活力創造プラン」で農山漁村の活性化へ観光を柱の一つに位置づけている。
その中で、関係省庁と連携して取り組みを進めるとした。
というもの。

地域に若者を呼び戻そうとするのなら、地域の特産品などだけではなく、魅力ある地域作りが必要である。
どういう部分で観光と結びつけるのかは、まだまだ考えなければならないのは明らかだが、良い結果につながればと思う。
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ジビエの町づくり 長野市

2014年01月18日 15時17分21秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットの[鳥獣害と闘う 地域の資源に 4]に「ジビエの町づくり 長野市 (2014/1/18)」という記事が出ていた

内容は以下の通り
地元で捕獲した野生鳥獣の肉(ジビエ)料理を地元飲食店で提供する“ジビエの町づくり”が、長野市で動きだした。
市やJA、飲食業者など町ぐるみで取り組む。
2015年度の北陸新幹線開通をにらみ、市の玄関口となるJR長野駅前に「ここに来ればジビエが食べられる」といった魅力ある飲食街をつくる構想だ。
土産用商材も開発し、本場のジビエを発信していく。

・多様な業種 手携えて

活動は13年7月、市やJAグリーン長野、地元の猟友会、飲食店組合など8団体で設立した「若穂食のモデル地域実行協議会」が担う。
市郊外の若穂地区で捕獲される鹿、イノシシなどの地元産ジビエを流通、販売する仕組みをつくる。
目標は年間100頭の利活用。
協議会の峯村聰代表は「地区の捕獲数の3割に相当する。
軌道に乗れば捕獲も活発になる」と期待する。

昨年、協議会メンバーの社会福祉法人がJR東日本グループ子会社から、大量のジビエ加工品の製造を受注した。
同グループが運営するファストフードチェーン「ベッカーズ」全店で提供する秋限定メニュー「信州鹿肉ジビエバーガー」用に、1万食分の県産鹿肉のパテを供給。
バーガーは評判を呼び、今秋のメニュー提供も決まり、ジビエの町づくりに弾みを付けた。
 
協議会が流通させるジビエは、猟友会とJAが運営する食肉処理施設を利用している。
構想では、ジビエを長野駅前の飲食店など26軒で組織する「長野しまんりょ会」に提供する計画だ。
各店がジビエ料理を考案し、食べ歩きマップなどで紹介して観光客らにPRする。

解体の際に生じるスジ肉などの食べにくい部位は、JA女性部や社会福祉法人が加工して土産物として商品化する。
飲食業者と農家が得意分野を生かしてすみ分け、ジビエを無駄なく活用する。
 
活動を始めた今年度は「学び」の年と位置付けた。
飲食店やJA女性部、猟師などを対象に、昨年秋から3月末までに計40回の講習会を開く予定。
飲食店向けの講習会では、協議会に所属しジビエに精通する藤木徳彦シェフ(長野県茅野市)が講師役となって肉の切り分け方や部位ごとの特性、調理法を教える。

猟師などが提供するジビエの品質には、ばらつきがあるのが現状だ。
藤木シェフは「料理人が知識を持ち、供給側に要望を伝えることが重要。猟師の獲物だったジビエを『食品』として流通させたい」と意気込む。

活動は昨年秋、農水省が進める「食のモデル構築計画」のモデル事業に採択された。
食肉処理施設がある若穂地区では、野生鳥獣による農業被害が年間400万円ある。
JAは深刻な農業被害や猟友会からの要望を受けて昨年3月、市の支援で施設を建設した。
肉の販路を確保することで捕獲意欲を高める。

協議会事務局を担う同JA営農部の橋本寿雄考査役は、「多様な業種と連携し、鳥獣害対策を事業として成り立たせたい」と力を注ぐ。
というもの。

全国各地で動き始めたジビエであるが、衛生面などの検査についての基準作りが遅れている感じがある。
昔からあるジビエではあるが、広がってきたのは、この数年。
だから、1回のミスが致命的になることもあるから、基準みたいなものは、早く作ってもらいたいんだけどな。
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1月31日までです

2014年01月18日 14時00分36秒 | Weblog
国内産米にこだわっている米菓メーカー「岩塚製菓」とのタイアップ企画、「厳選米プレゼントキャンペーン」は1月31日までですので、ご応募をご検討されている方は、ご注意ください。
http://www.iwatsuka.jp/tatsujin/

「高知県 土佐天空の郷ひのひかり(農薬使用量当地比5割減)」「北海道 ゆめぴりか(タンパク質含有率6.8以下(農薬使用量当地比5割減)」「山形県 特選つや姫(農薬使用量当地比5割減)」「新潟佐渡 朱鷺と暮らす郷コシヒカリ(農薬使用量当地比6割減)」の各1kg4銘柄セットが、抽選で300名様に当たります。

この4銘柄米は、五ツ星お米マイスター西島豊造が提案している「生産者・地域農協・全農(経済連)・普及センター・農試センター・市町村・県・米穀店とが一体となって、今までの概念にとらわれず、自由な発想の元で、積極的に新しい栽培方法や銘柄米などにも取り組み、時代にあった新しいブランド化を目指していくことで、途切れてしまった農業の後継者を、もう一度育て上げていき、その結果、産地の活力を戻していこうと考えていて、将来的には、全ての産地の格差を無くし、産地イメージで消費者がお米を選ぶのではなく、自分の好みでお米を選ぶ、新しいお米の時代を作っていきたいと考えているプロジェクト」Suzunobu Project riceに基づき、栽培されているお米ですので、他では入手しにくい上に、お米の特徴の違いも分かって頂けると思います。

今回初めて知った方もいると思いますが、スーパー等の米菓コーナーに行っていただくと、岩塚製菓の人気商品の袋に、自分の顔写真とキャンペーンのご案内がありますので、ご確認いただき、ぜひともご応募してみてください。

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おはよーニャンコ

2014年01月18日 09時06分43秒 | Weblog

朝方、フクはリリは怒られて、2階に行ってしまったので、リリだけ。
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福岡九州クボタ:精米機に残ったコメ販売

2014年01月18日 08時50分58秒 | Weblog
昨日から、すでに騒がれていたことだが、gooのニュースに「福岡九州クボタ:精米機に残ったコメ販売 毎日新聞 2014年1月17日(金)13:35」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
農機具販売会社「福岡九州クボタ」(福岡市南区)が、福岡県内の営業所に併設するコイン精米機に残っていたコメを回収した上で他のコメと混ぜて「ブレンド米」として約4000キロを販売していたことが分かった。
販売に際して回収米が含まれていることの表示や説明をしておらず、農林水産省は昨年12月、日本農林規格(JAS)法などに基づき行政指導した。
同社は購入した個人や飲食店に謝罪し代金返還や商品回収を行った。

同社によると、コイン精米機は、玄米を入れて代金を投入すると不純物やぬかなどを取り除き白米に精米するもので、福岡市や飯塚市など福岡県内の11営業所に併設。
主に農家が自宅用に利用しているという。
機械内には除去物に混ざって玄米も残り、同社が定期的に回収していた。

2012年12月から、回収米を精米し直し、他のコメと混ぜて「ブレンド米」と称して自社店舗などで販売。
1キロ約350円で、昨年10月まで計3908キロ(約120万円)を売ったという。
混入した回収米は全体の約4割を占めていたとみられる。
この間、福岡市内の飲食店14店や個人37人が購入したが、同社は回収米が含まれていることを説明していなかった。

同社は外部からの指摘を受けて販売を中止し、11月に農水省に申告した。
同社は農機具メーカー大手「クボタ」の関連会社。
今後は管理態勢を徹底し再発防止に努めるという。【松本光央】
というもの。

また、「精米機に残ったコメ販売 福岡九州クボタ「ブレンド米」 朝日新聞 2014年1月18日(土)03:09」という記事も出ていた。

内容は以下の通り
農機具販売会社で米の販売もしている「福岡九州クボタ」(福岡市南区)が、営業所に設置したコイン精米機で不純物を取り除く際に残る玄米を精米し直して、「ブレンド米」として売っていたことがわかった。
虫がわいていた玄米もあったというが、多くはすでに飲食店などで消費された。
同社は朝日新聞の取材に「偽装と言われても仕方がない」と認め「深く反省している」とした。

同社によると、コイン精米機は、福岡県内などの営業所に併設。
農家などが主に自家用のために玄米を入れ、不純物やぬかなどを取り除き、白米に精米する。
精米機には、不純物などとともに、玄米が一部残ってしまうという。

同社は、残った玄米を、従業員が集めて食べたり、転売したりしないように、2012年11月から、11カ所あった精米機から、少なくとも月に2回、回収し始めた。
だが翌月から、こうした玄米を、自社の精米所に持ち込んで改めて精米し、「ブレンド米」と称して売り出した。
その後、精米機から回収した玄米だけでは足りなくなり、ブランド米を混ぜて売るようになった。
というもの。

さらに、「クボタ系列会社、ごみに混ざったコメ販売 時事通信 2014年1月17日(金)18:59」という記事もあった。

内容は以下の通り
農機具販売会社「福岡九州クボタ」(福岡市南区)が、営業所に設置しているコイン精米機で、ごみなどと一緒に分別された玄米を回収し、再度精米した上で、他の精米と混ぜて「ブレンド米」として販売していたことが17日、同社への取材で分かった。
同社は販売の際に回収した玄米を使っていることを表示や説明せずに販売しており、農林水産省九州農政局(熊本市)は昨年12月に日本農林規格(JAS)法など基づき立ち入り調査を行い、改善を求める行政指導を行った。
同社は、ブレンド米を購入した飲食店などに謝罪し、返金した。 
というもの。

そして、福岡九州クボタ:社長謝罪「残米販売 もったいないから」 毎日新聞 2014年1月17日(金)22:56」という記事。

農機具販売会社「福岡九州クボタ」(福岡市南区)が、営業所に設置したコイン精米機内に残った玄米を回収、精米し「ブレンド米」として約4000キロを販売した問題で、同社は17日、記者会見を開いた。
手嶌忠光社長は農林水産省九州農政局から日本農林規格(JAS)法違反などで行政指導を受けたことを認め「もったいないという気持ちだった。法律に対する認識もなかった」と謝罪した。

会見で手嶌社長は「農家の生まれで、小さい頃から米を粗末にしてはいけないと教えられていた。集めた玄米は一般の玄米と変わらないと思った」と釈明。今後、回収玄米は産業廃棄物として適正に処理するとした。

会見などによると、コイン精米機は、玄米を入れて代金を投入すると、不純物やぬかを取り除き、白米にする。同社は福岡、佐賀の営業所に計11カ所(佐賀の2台は昨年8月までに撤去)併設。
地元農家などが自宅用に使うが、石などを取り除く工程で機内に一定の玄米が残るため定期的に回収していた。

一部の社員が、回収した玄米を自家精米し消費しており、2012年11月、社長も参加し回収米の試食会を開催。
翌月から販売を始めた。
その後、回収玄米に軍手やタバコの吸い殻の混入を把握したが、中止しなかった。

当初は回収米だけで売り、途中から他の米と混ぜ「ブレンド米」と称し、1キロ約350円で昨年10月までに計3908キロ(約120万円)を販売。
回収米は全体の4割を占め、福岡市内の飲食店14店や個人37人が購入した。異物混入などの報告はなかったという。

昨年10月、外部から事実を指摘したファクスが届き、販売を中止。農水省に届け出て、産地表示などをしなかったとしてJAS法違反などで12月に行政指導を受けた。

同社は販売先に謝罪、商品を回収し、農水省に今月27日までに改善報告書を提出する方針。【青木絵美】
というもの。

う~ん。
何と言っていいのやら・・・
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