こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

ご縁3国結び米

2017年07月10日 17時32分48秒 | Weblog


午後、JAしまね・石見銀山地区本部・隠岐地区本部・島根おおち地区本部と「ご縁3国結び米」のことについて話し合いをしていた。

石見銀山地区本部のブランド米は「氷感熟成 巨木・ご神木・棚田米つや姫」「巨木・ご神木・棚田米つや姫」「石見銀ヤマつや姫」「石見銀山コシヒカリ」。
隠岐地区本部のブランド米は「隠岐世界ジオパーク島の香り隠岐藻塩米コシヒカリ」「島の香り隠岐藻塩米コシヒカリ」「島の香り隠岐藻塩米きぬむすめ」。
島根おおち地区本部のブランド米は「石見高原ハーブ米きぬむすめ」。

同じ産地・同じ品種でも、ブランドごとに炊き上がりの特徴・食感・美味しさに違いがある。
個々の個性を引き出すことが「ご縁3国結び米」のブランド化計画であり、その違いを武器にして差別化販売していくことがブランド化戦略となっている。

しかし、3地区で3品種。
さらに8ブランド米というのは、正直多い。

当然、違いは出るのか。
差別化していることを伝えられるか。
消費者は理解できるか。
等の問題が次々に、さして沢山出てくる。

産地側が発信している「美味しい」という表現だけでは、どうすることも出来ない。

産地目線から消費者目線。
「あの産地と比較して」は無意味。
オンリーワンの8ブランド米。

あと数年で、完成することが出来るのだろうか。
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あの味が

2017年07月10日 11時06分32秒 | Weblog


佐賀県には、平成5年に佐賀県農業試験研究センターにおいて、晩生多収・食味良の「西海201号」を母に、早生・良食味の「関東165号」を父として、人工交配を行い、以後世代促進、個体選抜、系統選抜を経て育成され、平成15年に奨励品種として認定された、「天使の詩」という品種がある。

この品種がまだ名前が無く「佐賀27号」と言われていた時の、「あの美味しさ」を知っている人は、どの位いるだろうか。
昨日、四谷で開催された「和穀の会花キラリ説明会」では、この「天使の詩」の種子管理から栽培までの全てを受け持っている、佐賀県城田西の担当者が、この「天使の詩」の説明をした。

正直、自分でも忘れていた「佐賀27号」という名前。

この名前を聞いたとき。
「佐賀27号」の「あの美味しさ」を誰もが喜び、その可能性に期待していた当時のことが、走馬灯のように頭の中を駆け巡った。

栽培がしにくい。
病気に弱い。
産地が限りなく限定されてしまう。
ポテンシャルが引き出せない。
2等になりやすい。
など・・・・・
品種名が付いてからは、トラブルの連続ばりという、ある意味不幸な品種。

一度は、産地として完全に栽培を諦めようという声も出た。
それでも諦めきれていないのは、「佐賀27号」の本当の美味しさを知っているから。

もう一度、あの美味しさをもった「天使の詩」を作り上げてみたい。
「皆に食べてもらいたい」という思いがある。

だから、栽培を止めるに止めれない。
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気楽に

2017年07月10日 10時35分40秒 | Weblog


うぅ~。
昨日無理し過ぎた。

下肢静脈瘤の右足はパンパンでビリビリ。

メニエール病の左耳は、やや聞こえ難い程度だけれど、影響で肩がガチガチで左に首を回せない。

参加して良かったと思っているけど、落ちている体力は、一夜明けても、ほとんど回復していない。
これがキツいんだよな。

今日は11時から、JAさがと城田西が訪問して来て、午後は、隠岐地区本部と石見銀山地区本部の訪問がある。

大半の話は昨日の「花キラリ説明会」で会った時に話してしまっているから、特に何かをどうしてみたいな、込み入った話はないと思う。

なので、今日は気楽に❗️
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頑張った

2017年07月10日 00時42分28秒 | Weblog


四谷で開催された「和穀の会の花キラリ説明会」。
大阪会場には参加出来なかったから、大阪会場の雰囲気は判らないのだが、今日の東京会場の雰囲気と同じようだったら、聞いていて、面白かったのではないだろうか。

説明の上手い下手は、あくまでも説明回数や場慣れが大半だと思う。
だから、その部分は考慮しない。

今回、自分が面白かったと感じたのは、自分が事前に「今までとは違った説明を」と言っていた事もあり、産地側も色々と考えて、新しい内容の説明しようとしていた。

新しいことを説明すると言っても、1年1作のお米であるし、自分と付き合っている産地であれば、それなりの計画で既に実行しているので、新しい内容はほとんど無いはず。
なのに、説明しなければならないのは、かなり厳しい現実だったはず。

どんなに良い計画であっても、いつも同じ内容では、消費者も聞いてくれない。
消費者に聞いて貰うためには、「あれ、変わった」という部分が、どうしても必要となる。

だから今回、直前に迫っている次の時代への準備として、今までとは違った説明を求めた。

結果としては、足りない、もう1歩、あと1歩という感じではあったが、産地の説明が他の産地のヒントになったという事実もあったので、「どの産地も頑張った」と言って良いと思う。
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