・・・・・続き
ここが昨晩の草津温泉の定宿^^;
昨晩は程よく寝ることができた。ここ最近、秘密基地内では夜昼問わず気温が上昇気味だったので、草津の空気でとても過ごしやすかった。ただ、この定宿の朝は早い。お掃除する地元のおねー様がやってくる前に撤収!
朝の湯畑を見学し朝食タイム。
セブンイレブンで朝飯もなんなんでもう少し上がった道端でお店開きだ。
ここで自慢の火器を取り出しお湯を沸かしてチャイタイム。あわせて昨晩仕入れておいた朝食も食べ本日のエネルギー消費に備えるのだ。そうそう、この自慢の火器は今回初公開。この大冒険のために買ったこの火器についての詳細レポートはまた後日に。
6時25分頃出発。
今日のコースのメインディッシュは、渋峠と毛無峠。毛が無い峠なんて・・・・えっと~・・・カタカナで書くと・・品がなくなるからやめとこ^^; なんだか怪しいけど、自転車雑誌に出ていたレポートで初めて知った峠。期待感が高まる。
いきなり登りが始まりスピードダウン。
でも、今回は車重のある銀シャリ号できており旅モード全開なのでまったく苦痛にはならない。むしろ真剣に走らないで済むからお気楽サイクリングだ。
2年前に恐怖感を覚えた殺生ヶ原。もしここでガス濃度が一気に高まったら、登りよりも必至に下るほうが賢明だろうな。。。。
今回も背筋をゾクゾクさせながら無事通過。
ありとあらゆる生物を寄せつけない荒涼とした風景。
でもそんな過酷な場所はほんの一部で、あとはこのような風景が続いてゆく。
*karzさん&Aki君コンビに追い越され^^;
プチピークを過ぎ少々下ると、下から上がってくる道のT字路に到着。ここから毛が無い峠に向かえばいいようだ。とりあえず今はスルーパスして渋峠を目指してゆこう。
山田峠を越え、ようやく国道最高地点
そして少し走り渋峠に到着(920)
上ってきるときには感じなかったけど結構寒いのだ。だって気温が・・・15度(@@;
さ~てと、先程の分岐点まで下ってゆこう。
下りは早いし速い。途中、ナイト2000のメンバーとけんけんに遭遇!みなさん元気満天(^^)
分岐点を右に曲がり万座温泉方面へ。そして懐かしい万プリ。
ちょっとしたアップダウンを繰り返し長野県との県境に出てきた。
そして峠路の分岐点を左に曲がり
野沢林道分岐を過ぎたあたりからガスってきて少しパラッと雨が降り身構えてしまった。
霧の中から稜線?らしきものが見えてきて、次にぼんやりと見えてきたのだあの名物の廃鉄塔群(@@; ここはもう別世界だ。
群馬県側から吹き上げてくる濃霧が峠全体を覆いつくしてしまった。もし晴れあがっていれば、群馬県側には絶景が広がっていたはず。宿題をやり残してしまったかな(^^;
ネットでの予習によると、この先には廃炭鉱の廃集落があり、よく入り込む方もいらっしゃるようだ。しかし湘南自転車オヤジにとってはなぜかこの先に入りこむことができない。そう、ここに何か線が引っ張ってあるような気がしてならないのだ。もし間違って入り込んでしまったら・・・・二度と出てこれないような恐怖感を覚えた。ま、とにかく行き止まりの峠ということでUターンをしましょうね。
この峠で独りの世界を楽しもうと思ったら、意外や意外。模型の飛行機を飛ばしている方達や、オフロードバイクで来た二人組。そしてビックリしたのは、3人の女の子ドライブ組がやってきて賑やかなことこのうえない。この峠はメジャーなのかな?
来た道を戻り本日のサブディッシュ、野沢林道に入ってゆく。聞き及んでいたが、ここはまだまだ素晴らしいダートが残っており走りがいがあるみたい。
下り始めると確かにすごい!でも100m下ってハイ!リタイア。 新品同様の玉砂利が敷き詰められ銀シャリ号ではとてもまともに下れない。そして、全長14キロのこの道で時速7キロしか出すことができないのだ。時間も読めず先行き不透明だから(@@; 少し隣の舗装道路を下り、須坂を目指すことにした。
ヒンヤリとした空気の中、安全速度で下ってゆく。そして空気の温度が変わった瞬間、蝉の大合唱が始まった。そう、気温の高低の境目がはっきりとしていたのだ。
振り返り自分が越えてきた山々に感謝。
そして高山温泉郷まで下りて来ると暑さ炸裂。ただ、どことなく秋の空気を感じたのは気のせいか?
須坂の市街地を抜けてゆき、長野電鉄と並走する村山橋で千曲川を渡りR18に入ってゆく。あとはのんびり走って直江津を目指すのみだ。
続く・・・・